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埼玉県鴻巣市本町5≠T≠Q
川幅彩うどん(冷)¥860=A川幅御三家うどん¥920・【税別】
鴻巣は中山道が駅前を通っていた宿場町。駅南の旧道から国道へ抜ける路地にある「長木屋」は、1891年創業の老舗手打ちうどん店。荒川河川敷の日本一の川幅に因んだ「川幅うどん」を提供している。「川幅彩りうどん」は河川敷の四季をテーマにした創作うどんで、温かいのと冷たいのが選択出来る。トッピングの水菜・温泉玉子・花カツオ・大根おろしは、それぞれが菜の花・太陽・稲穂・雪をイメージして春夏秋冬を表したそうだ。「川幅御三家うどん」は温かいうどんで、トッピングの苧ヨ天は鴻巣が誇る日本一長い水管橋、彩豆腐は日本一のお花畑、三角形に切った玉子焼きは日本一高いひな壇ピラミッドを表現しているそうだ。どちらにしても主役は幅が8センチを超える川幅うどん。啜るのではなく噛るという食べ方しか通用しない幅広のうどんである。温かいつゆが表面に滲みた幅広のうどんは、しっかりとした歯ごたえで噛む程に粉の風味と鰹ダシの事。が愉しめる。冷たいつゆを纏った幅広のうどんは、ゴムに噛りつくような強烈な食感で、一杯を食べきるには相当な顎の力が必要だ。しかし、豊富なトッピングが箸休めとなるので、休まず噛み続ければ川を渡る事が出来るだろう。
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