細くて長くて美味いものと云えば日本蕎麦だけど、うどんだって美味しい。ラーメンも悪くない。立ち喰いだっていいじゃないか!
東京都町田市木曾西4≠R5≠P
厚焼き玉子
南林間と大和東で寿司店、町田と厚木で回転すし店を展開する「大乃寿司」チェーン。「とろ一丁」は一皿180円からと激安ではないが良質で大きなネタを提供する回転すし店で食事時には長時間待つ覚悟が必要な人気店である。さすがに大晦日の昼過ぎでは日本蕎麦屋のように超満席ではなかったがテイクアウトの注文や受け取りに来た客でレジ周辺は大混雑。数日前まではおせち料理の予約も受け付けていたようだ。お奨めは目の前で若い職人さんが焼いてくれる厚焼き玉子。ダシが効いてフワフワの焼きたてをハーフサイズからテイクアウトできるのは嬉しい限りである。
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東京都町田市小川2≠U≠Q
せいろ¥682=A鴨せいろ¥1260・/span>
大晦日の昼食は年越し蕎麦。当然ながら大混雑が予想されるが人気の日本蕎麦店が二軒ある成瀬に向かう。恐る恐る中を覗くと空席があったので迷わず入店。ホール中央に10人鰍ッの大テーブルと窓側にテーブル3卓で小上がりにも2卓あるがほぼ満席。せいろは白っぽい細めの蕎麦でカドが立ってコシもある。喉こしも悪くないが噛み締めると粉の食感が少し残っている。つけつゆは甘味を感じるしっかりした味付。温かい鴨汁は溶け出た鴨の事。と甘味が丁度良いバランス。入口横の打ち場にはテイクアウトの生そばが入った手提げの紙袋がずらりと並んでいた。
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山梨県富士吉田市新西原4≠T≠P0
たぬきせいろうどん¥650=A釜あげゆずきりうどん¥850・/span>
国道139号線「新宮川橋」交差点に近い宮川沿いにあるレストラン風の洋館。店内もイタリア製の家具で調度されテーブル4卓とカウンター4席の落ち着いた空間にBGMのジャズが流れている。手打ちの冷たいうどんはやや細めの透けた白色でしっかりした歯応えと抜群の喉ごしを持っている。温かいうどんは伸びやかで豊かな柚子の風味が味わえる。濃い味付けのつけつゆとうどんのバランスも丁度良い。うどんもつゆも吉田風とは異なるカテゴリーであるが完成された上質の味わいに高めの価格設定も納得できる。再訪の機会があれば蕎麦やラーメンも試す価値があると思えた。
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山梨県富士吉田市上吉田2400≠T
肉うどん¥450=Aつけ天ぷらうどん¥450・/span>
上暮地にあった「えにし」が移転。新しい店舗は2006年6月頃までは「富季」が営業。2008年からは「げんき」が営業していたものだが、最近になって「えにし」となったようだ。外観も内装も手付かずで暖簾だけが鰍ッ替わっていた。その暖簾も上暮地の店で鰍ッていたものが全く違和感が無く鰍ゥっている。太くてカドが立ってしっかりした歯応えのうどんと煮干しの効いた赤味噌風味のかけつゆは以前と変わらず抜群の味。トッピングは茹でキャベツとネギで肉は牛肉。カリッと揚がったタマネギとニンジンの巨大なかき揚げも健在。セルフでサービスの漬け物とコーヒーが嬉しい。
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東京都台東区上野6≠P3≠P
モツの煮込み¥150=A牛スジの煮込み¥150=A生ビール¥350=Aレモンサワー¥300・/span>
上野駅と御徒町駅間の線路沿いにあるアメ横は昔と変わらぬ賑わいである。とりわけ「昇龍」と「大統領」が軒を並べるガード下あたりは以前にも増して活気に溢れている。この界隈で数年前から立ち呑みの店が大ブレイクしているのだ。気軽に立ち寄れる雰囲気とリーズナブルな価格設定が人気を集めている。この店は焼肉太昌園の直営で味や品質は太鼓判。軟らかい煮込みの上には白ネギの小口切りが載り、程良い甘味の牛スジの煮込みには青ネギの刻んだものが載っている。薬味にまでこだわる二品がどちらも150円で楽しめるのだから堪らない。次回は評判のハムカツを是非食べてみたい。
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東京都台東区上野1≠P0≠P0
どらやき¥180・/span>
上野黒門町にある大正2年創業の老舗の和菓子店で日本橋と阿佐ヶ谷にも姉妹店がある。「うさぎや」は「どらやき」が有名でフワフワとして香ばしい皮に包まれた小倉あんは甘さと小豆の風味が絶妙のバランスで溶けあっている。しっとりした皮の食感とトロリとしたあんに混ざった小豆の皮のやわらかい舌ざわりが、この店の「どらやき」は上質な生菓子であることを実感させてくれる。それ故に季節によって味わいが若干異なるのは当然であろう。また、姉妹店とも微妙な味わいの差異があるが殊更どこが一番などと想いをめぐらすのは野暮な考えというものだ。
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東京都中央区月島3≠U≠S
スジコンもんじゃ¥1150=A紅生姜もんじゃ¥770=A生ビール¥580=Aレモンサワー¥500・/span>
月島界隈には80数軒のもんじゃ焼きのお店があるという。思い出してみれば40数年前、小学校から帰ると十円玉を握りしめて近所の駄菓子屋へ駆け込み、店の土間に置かれた鉄板でキャベツと数本の切りイカが具のもんじゃを焼いて食べていた。湯飲み茶碗一杯で5円、ご飯茶碗で10円、小さめの丼で30円位。水っぽい生地でソースの味しかしなかったと記憶する。さて、牛スジとコンニャクが具材のもんじゃは煮込みの深い味わいにソースが絶妙に絡み紅生姜がアクセントとなってビールが止まらない。2枚目の紅生姜はなおさらでアルコールともんじゃの相性の良さは別格である。
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東京都中央区月島3≠S≠T
レバーフライ¥126・/span>
もんじゃ焼きの聖地として有名な月島のもうひとつの名物が「レバーフライ」で町内の精肉店など数店舗で販売している。この店では注文を受けてからパン粉で包んだ牛レバーを揚げてくれる。揚げたてをウスターソースに潜らせて完成。揚げたてのホカホカはもちろん冷めても軟らかく臭みを全く感じさせない上質のフライは絶品のご当地グルメである。しかし、惣菜としてのシンプルさとリ<Yナブルな価格がこの街の生活にしっかりと溶けこみ過ぎてB級グルメ戦線に打って出て大旋風を巻き起こすインパクトに欠けているのも事実である。
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東京都中央区築地4≠W≠P2
ホルモン煮¥600=A肉とうふ¥600=Aビール¥550=A御酒¥370・/span>
年末の築地はお正月の買い出し客で大混雑。もんぜき通り沿いの歩道は人で溢れ行列もままならない。店頭のカウンターで受け取ったお盆を持ってなんとか車道側の立食テーブルへ辿り着く。八丁味噌ベースで濃い色をしたホルモン煮の具はたっぷりのホルモンとコンニャクで小口切りのネギが載る。柔らかく煮られたホルモンの食感とほんのり甘い八丁味噌の味わいをネギの風味が引き立てる。クタクタになるまで煮込まれた牛肉と中まで煮滲みた焼き豆腐に歯応えが残る程度に火の通った玉ネギの織りなすハーモニーもまた絶品。どちらも日本の食の中心に位置する築地のソウルフードである。
東京都中央区築地4≠P6≠Q
串玉¥100・/span>
築地には十数軒の玉子焼き専門店があるそうだ。そんな築地で創業以来五十数年、伝統の味を守ってきた山長が玉子焼きをファーストにしてしまった。焼きたての玉子焼きを短冊に切って焼き印を施し昼ノ刺した「串玉」は出来たてホカホカの玉子焼きがその場で楽しめる秀逸な一品である。食べ終えて昼ノ焼き印があると「当たり」でもう1本となるらしい。毎朝養鶏場から届く新鮮な卵と鰹節・砂糖・塩・みりん・焼酎で整えた鰹だしで職人さんが丁寧に焼き上げる玉子焼きは鮮やかな黄色でフワフワとした食感とやさしい味わいに溢れていた。
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東京都中央区築地4≠P0≠P0
厚焼玉子'(大)¥600=A厚焼玉子ねぎ入り¥550=A厚焼玉子のり入り¥550・/span>
大正末期創業の江戸前玉子焼の老舗。創業以来変わらない伝統の味を守っている三代目はテリ∴ノ藤さんのお兄さんのアニー伊藤さん。毎朝3時から熟練の職人さんが1日4000個を手焼きする人気店。千葉県産の「健康たまご」を使い職人さんが丹精に焼き上げた玉子焼は甘味の効いたコクのある味わいでしっとりとした食感。「ねぎ入り」は甘さの中にネギの風味が漂い爽やかな後味を醸し出す。「のり入り」は青海苔の磯の香りと甘味のバランスが絶妙で飽きの来ない味に仕上げられている。玉子の黄色に緑が散った色合いは見た目に美味しく食べても期待を裏切らない逸品である。
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東京都あきる野市秋留1≠S≠P
かき揚げ天もりそば¥945=A鴨汁うどん¥1050・/span>
拝島から睦橋通りを西へ向かいスーパー「いなげや」裏側の住宅街にある「石臼挽き手打そば」のお店。洋風の洒落たエクステリアから日本蕎麦店をイメージすることは難しい。店内はホールにテーブル6卓と小上がりに3卓。席に案内されると直ぐにそば茶とそばかりんとうが運ばれる。白い焼き物の食器で供される蕎麦はやや太めの平打ちでモッチリとしたコシがあり噛むと甘みが口の中に溢れ出す。艶々と輝く冷たいうどんはやさしい食感だがしっかりした歯応えがある。圧巻はかき揚げで直径も厚みも常識外のサイズながら油ぎれが良くサクサクなのには驚いた。
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東京都あきる野市山田508≠U
せいろ¥680=A野菜天せいろ¥1050・/span>
五日市街道を左折して山田大橋へ向かうすぐ右手にある日本蕎麦店。店内はホールに5卓と奥の座敷に3卓で厨房に対面するカウンター席もある。そば茶と揚げたそばで待つこと暫し。うすく色づいてカドの立った細めの蕎麦が使い込まれた蒸籠に盛られて供される。冷水でしっかりシメられた蕎麦は強いコシとなめらかなのどごしを持つ逸品。キリリとした味わいのつけつゆは蕎麦との相性も抜群。薬味は綺麗な切り口の白ネギとワサビ。サクサクの野菜天はマイタケ・サツマイモ・カボチャ・ナス・大葉にゴボウのかき揚げ。次回は蔵王鴨の串カツを食してみたいと思う。
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東京都新宿区西新宿1≠P2≠U
かけうどん¥280=A自慢のかき揚げ¥140・/span>
西新宿のカメラ店街にあるセルフスタイルのうどん店。全品270円居酒屋「金の蔵」や「東方見聞録」の三光マーケティングフーズが展開するさぬきうどんのチェーン店。茹でたての自家製麺のさぬきうどんとボリューム満点の天ぷらを気軽に味わえるセルフのうどん店を目指しているらしい。最初にうどんを注文して受け取る。好みの天ぷらをチョイスして会計。最後にセルフで熱々のつゆを注ぎ青ネギの小口切りを載せる。白色でカドが立った太いうどんはモチモチとした食感。少し色付いたかけつゆはほんのり薄口醤油が香る。大きめで分厚いかき揚げはサクサクでボリューム満点。
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東京都品川区西五反田1≠U≠R
とり天かけうどん¥380・/span>
五反田の東急線側ガード下の横にあった立ち喰いそば「つるそば」が本格さぬきうどんの立ち喰い店舗になっていた。厨房を囲んで逆コの字に配されたカウンター席の店内は10人も入ると身動きできなさそうな空間だ。しかし供されるうどんは本物のさぬきうどんで、白色でキラキラと輝きカドの立ったうどんは少しソフトな食感ながら抜群の喉ごしである。いりこだしが効いて澄んだかけつゆは熱々でうどんとの相性も抜群である。揚げたてで衣がカリカリだが肉はやわらかくてジューシーなとり天が3個載っている。薬味は小口切りの青ネギ。味も価格も文句無しの本場仕様と言えよう。
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