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無料診断申し込みが減少

焼津市役所に今年度の無料診断申込者数はどの程度なのかを聞いてみた。

予想以上に少ないらしい。

少なくなることは、正直に言えば耐震事業に詳しい人ならば薄々覚悟していたと思う。

地域によって差はあるだろうが、無料診断は焼津市に限定すれば徐々に減少傾向にあったのだが、地震や期間限定の上乗せ補助金などの制度があったおかげで、増加していただけに過ぎない。

なぜか、昔話題になった「チーズはどこに消えた?」という本を思い出してしまった。

毎年、黙っていてもチーズが現れていたから今年も現れると無意識に思っていた方が、診断者の中にはいたかもしれない。

おそらく、今後も無料の耐震診断を依頼する方は減少するだろう。

東日本大震災で多くの方が、防災について真剣に考える時代になった。

なるべく最良の選択をしたいと考えるし、その選択のために必要なアドバイスを的確に行える業者を求めるのは当然のこと。

今、私も含め業者が行うべきことは、あの東日本大震災の被害状況が国土交通省から発表されているのだから確認することだと思う。メディアから情報を入手することも間違いではないが、メディアが常に公平かつ客観的な情報を流していると素直に信じるのは少し怖いと思う。それをいったら国もだろうが、大切なのはどの情報を選択するかであり、私としてはメディアだけの情報であれこれ判断するのではなく、国からの報告にも目を通すべきではないだろうか。

当たり前だが、これをきちんとやろうと思ってもなかなかできない。
耐震補強の新しい新製品について情報収集することも大事だが、依頼者が震災被害についてどれだけ調べているか、という点についても業者を選ぶ理由のひとつになっていると思う。

しかし、そういった意見を述べても冷ややかな対応を同業者からされると容易に想像できる自分が悲しい。
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