和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

新しい遊びー入江泰吉氏の足跡に立つ

2011-08-26 05:01:36 | カメラ
先日、入江泰吉の『昭和の奈良大和路』が出版されました。

8月22日にこのブログで紹介しました。
今から50年前の大和の各地区のスナップ風景がたくさん掲載されています。

そこで、こんな遊びが浮かびました。
50年前、入江さんが立ったであろう撮影場所から
様変わりした風景を眺めてみようという遊びです。
この遊びは『昭和の奈良大和路』が手元にあれば分かりやすいと思います。

連載として続けるかどうかは分かりませんが、
近くである當麻寺周辺を歩いてみました。
入江さんの写真を載せることは出来ませんので(著作権)、
ページ数で照合出来るようにします。

P157 當麻寺遠望 昭和36年

決手は中央の黒塀の家です。

P158 當麻寺参道 昭和30年代

右側の古民家が残っています。

P159 當麻寺境内 昭和20年代後半

国宝の梵鐘の横から撮っています。

P160 當麻寺境内 昭和20年代後半


P161 當麻の里 昭和33年

中央の家が残っています。入江さんは50cmぐらい高い位置から撮っています。

P162 二上山 昭和33年

川の位置からここが間違いないです。
雌山が平たく見えますが、樹木の違いでしょうか。
道は手前からバイクの方に伸び、左に曲がっています。

はじめての試み、いかがでしたか。
撮って来た写真はあまり面白くないのですが、
原風景のノスタルジーに浸るのもいいではないですか。
せいぜい200枚程度なので、今は続けて行こうと思っています。


ホテイアオイ