和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

ちょっと詩的な写真を

2006-07-17 08:43:52 | カメラ
天山山脈最高峰、トムール峰

天山の最高峰トムール峰(7435m)です。
右側の尖った峰です。(250mm望遠)
4日目でやっと全峰が見えました。
撮影場所は夏特(カトー)温泉。
標高2500m。
温泉が出ていますが、この時は
湯が溜まっていませんでした。
車でいける最奥です。
昔、ここを三蔵法師が通ったとされ、
夏塔古道とも言われています。
数年前、静岡大探検部が峠越えを探検したらしい。

バインブルグのトロホトモンゴル族の集落
標高2500mの大草原で中国で2番目に大きいです。
広さは四国と同じ面積です。
トロホトモンゴル族はロシアに移住して、帝政時代に
和静県(バインブルグの所在県)に帰ってきました。
私たちが取材したのは、
観光開放されている所よりも奥、
4時間ほど車で走ったチャプホ牧場付近です。
朝日と共に川霧が立ち込め幻想的でした。
子供たちやの様子や、酒、ヨーグルト作りは後日に・・・。

ナラティの丘
ナラティはカザフ族の聖地で、
観光開放地以外は、住民(遊牧民)を除いて
原則立ち入り禁止です。
公安(警察)でも無理です。
私たちはカザフの長(おさ)の紹介で
進入を試みましたが、
日本人という事がばれて、
許可が下りませんでした。
1時間以上交渉を続け、
諦めかけていた時に、
長(おさ)の機転で許可が下りました。
顛末は、長の孫の留学先で日本の教授の招待という事で一件落着。
許可書、パスポート、年齢などのチェックを受けました。
チェックポストが3箇所あり厳重でした。(出るときは簡単)
ナラティはカザフ族にとって格別な所のようです。
大平原というより、小高い丘が重なりあった草原。
丘の向こうに何かがあるという期待を持たせる雰囲気でした。