北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

祖母を偲んで

2019-03-24 20:58:11 | 日記


お彼岸も終わりなので、お寺へ供物を片づけに行った。
そのついでに、近くにある弁天ケ浜へ寄ってみた。

ここはバス路線の終点でもあるので、行き止まり感がある。



啄木の歌碑横にある踏切は、今月で廃止が決まっている石炭列車の専用線路を渡るためのものだ。



海岸まで出てみると昔は無かったテトラポットが吹き出物のように散らばり「浜」と云うイメージでは無くなっていた。

海岸線のカーブに沿って石炭列車の線路が延びているのだが、その向こうに見える崖上には紫雲台墓地がある。





昔、この墓地の端に火葬場があって、私が大好きだった祖母が焼かれた時に煙突を見ながら大泣きしたことを思い出した。

祖父は私が産まれた時には既に亡くなっていて肖像画でしか顔を知らないのだが、祖母も両親も私のことを祖父に良く似ていると云っていたので、もしかしたら祖母は私の顔に先立たれた祖父の面影を探していたのかも知れない。

その祖母は「イチゴから来たんだよ」と話してくれた。その「イチゴ」が「越後」だと知ったのは祖母が亡くなってからだ。

5年程前の車中泊の帰途、その「イチゴ」へ祖母の思いを追って立寄った。

祖母が見たであろう景色を心に刻んだ。



この地から祖父と祖母の長い旅路が始まったのだ。

この「イチゴ」は、祖母にとって一度は帰ってみたい場所だったに違いない。



家の周りを散歩する時、杖を手にどこまでも続く空を見上げていた祖母の目には、懐かしい「イチゴ」の景色が見えていたのかも知れない。

2019-03-23 20:02:41 | 日記


昨夜のテレビ番組「列島警察捜査網 THE追跡」にチャンネルを合わせたのは予告内容に興味が湧いたからだ。

ショーツを盗んだ男が、それを わざわざ返しに行ったらしい。
何故返すのか・・・・・これが想像を膨らませた。

私は下着姿の女性は好きだけれど、下着が欲しいとは思わない。
下着は脱がせるもので、それを盗んで何が楽しいのだろう。
もしかしたら、こんな私の方が変態?
下着は欲しがらないと異常なの?

ま、それはともかく夕食をとりながら「何故返したのか」で久しぶりに家族が盛り上がった。

「もしかしたら予想以上に臭かった」
「昼間盗んだ家の前を通ったらお婆ちゃんが独りで住んでいたのが分かった」
「単に飽きたんじゃないの?」等々・・・・・



犯人は監視カメラ映像から特定されて逮捕されたのだが、自宅からは盗んだと思われるショーツ25枚、ストッキングが5枚見つかった。

「監視カメラに映っている服も重要な証拠なので、服を着替えて」と警察官が指示したら、何と穿いていたのは女性もののショーツ(驚)

(コイツ、変態だなぁ) と思い、家族と笑いながら観ていたのだが、結局盗んだショーツを返した理由は我々の予想に反して「フイット感が悪かった」「素材が良くなかった」からだそう。

変態も こだわるんだねぇ。



私はブラジャーとパンティ、シュミーズは知っているけれど・・・あっ、それにティーバックも実際に見たことは無いけれど判る。

でもショーツってどんなのだろう。パンティとはどこかが違うの?
それにスキャンティと云うのもあるらしいね。

ウットリ

2019-03-22 20:58:58 | 日記


数週間前からテレビで「御家人斬九郎」の再放送が始まっている。
柴田錬三郎原作の時代小説を映像化したものだが、その主役を当時未だそれ程知られていなかった渡辺謙が鋭い眼光で演じている。

頬肉が落ちているのは、急性骨髄性白血病を克服した後だからかも知れないが、
その痩せ方が貧乏御家人の役とよくマッチしている。

始め製作者は「明るい感じの眠狂四郎」と云うイメージを狙ったらしいのだが、渡辺謙は、さらにその上を行く独自の演技をみせているように思う。

でも私がこの時代劇を観る本当の狙いは別のところにある。

渡辺謙も良いのだが、粋な辰巳芸者の蔦吉役で出ている若村麻由美の色気にやられているのだ。

彼女をこの役に抜擢したプロデューサーの眼力に敬服するしかない。

良いなぁ・・・・・若村麻由美♥♥♥。
浮気癖のある 渡辺謙は 彼女に手を出さなかったのだろうか?

ウットリと眺めてジェームスと共に至福のひと時。
もちろん最初から全部録画もしてあるのでDVDにコピーして宝物にしようかな。

最近薬物使用で騒がれているピエール瀧が出演していなかったから放送されているんだろうけれど、ピエール瀧って何となく吉本の芸人 たむらけんじに似ていると思わない?

そんな目で見ないで

2019-03-21 20:09:17 | 日記


ルンバが静かに目を閉じた。

誤解されないうちに云うが、私のキス待ちでも 死んだのでもない。
今日は祭日なのでサスペンスの番組が無く、それで多分眠気が出たのだろう。

数分静かにしていることでチャンネル権が私の手に移った。

私はテレビの音量を絞って録り溜めたビデオを観ようとしたのだが、ビデオに切り換えるとサラウンドシステムが起動してしまうので、ステレオヘッドホンを接続したのだが、コードが短くてイマイチ具合が悪い。

確かヘッドホンの延長コードがあったと思ったのだが・・・・・

そうだ、旅行の時にホテルのテレビを寝ながら観る時に使ったので旅行鞄の中にあるのかも知れない。

それでバッグに付いているポケットの中を探したのだが、目指す延長コードを見つけたのとは別に記憶の無いものまで出てきた。

細身のボールペンには、「開業90周年 坂本ケーブル」と書いてある。



坂本ケーブルは、琵琶湖側から比叡山へ上がる時に乗ったのだが、Pへ車を置いた記憶があるので、多分一昨年のことだと思う。その時に記念品として貰ったのだろう。

もう一つ出てきたのは、きちんとラッピングされた土産物。
あべのハルカス美術館と書いてあるので、これは昨年京都で連泊した時に大阪まで阪急と地下鉄を乗り継いで行って買ったのだろう。

ハルカスには一人で上がったので、誰かからのプレゼントと云うことでは無いと思う。

ラッピングしてあるからには、ルンバへの土産品なのかも知れない。

でも中を開けてみて驚いた。何だコレ・・・・・
黒い「こま犬」のキーホルダー。こんなのをオレが買ったの?



旅先での自分の心の動きに疑問を感じた。

そしてもう一つは、鹿のストラップ。まぁ可愛くないことは無いけれど、「鹿なら北海道にも沢山いるのに」とルンバに言われて「ゴモットモ」と云うしかない私。
良く見ると真ん中にある飾りは、真田紐だと書いてある。あの有名な真田幸村が資金を得るために編んでいたと云う紐だ。



へぇ~~これが真田紐かぁ・・・・・
初めて見るような顔をして見入る私に呆れたようなルンバの視線が痛い。



でも一応「はい、これお土産」と云ってルンバに渡したのだけれど、冷たい目をして 即返された(涙)

サラサラの肌触り

2019-03-19 20:32:54 | 日記


数日前から少し腰が痛い。
抜けるような違和感がある痛みだ。もしかしたらヘルニア?

以前病院からもらった塗り薬を使ったが全く効果が無くて湿布を貼ってみたら、これが冷湿布と云うヤツのようで、氷を当てたように冷たくて悲鳴を上げた。

そう云えば整形の先生が、冷やすと良い場合と温めると良い場合があるとか言っていたことを思い出した。
どの症状の時に冷やすのか温めるのか忘れたが、冷湿布を一晩貼っても効果が無かったので、今度はホッカイロで温めてみた。

寒冷地に住みながらホッカイロを使うのは初めてだ。注意事項には低温火傷に注意とか、直接肌に触れないようにとか恐ろしげな文字が並んでいる。

それで下着の上に重ねるように貼ったのだが・・・・・全く熱くはなくてホンワカ程度。期待外れでナンジャコレと思いながら一晩過ごしたら腰痛が少し軽くなった。

もしかしたら効いたのかも知れないと思いながら、PM2.5の注意報が出ていたのでウォーキングを諦め、代わりに寝室の掃除をすることにした。



掛布団カパーにシーツ、枕カバーにタオルケットなどを全て交換し洗濯機へ。





その間に寝室に掃除機をかけて電灯やカーテンレールまでキレイにフキフキ。
今夜はきっとサラサラの肌触りの中で寝られるに違いない。



そうだ、久しぶりにルンバと一緒に寝てサラサラの肌触りを感じてもらおうかと思ったのだけれど・・・・・

考えてみたら腰にホッカイロを貼っていたのだった(+o+)。