北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

パラダイス

2023-09-07 16:32:10 | 日記
私の長年通っているクリニックから紹介状が出ていた。
先生が引退した時に作成してくれたようだ。

数年後に私が車の免許証を返納してもバス一本で通院できるエリアで私の病気を得意とするクリニックを選んでくれたみたいだ。

紹介先のクリニックまでの距離が今までの半分になった。

ドキドキしながらPへ車を入れ院内へ。医院の規模は今までの半分程度かも。
待合室の半分は既に席が埋まっていて、そこそこ人気はあるようだ。

恐る恐る受付で紹介状を出したが受付嬢がとても可愛い。大学を卒業したばかりかも。
その可愛い子がわざわざ受付の中から出て来て私の横に寄り添うように立ってニッコリ微笑むと「おくすり手帳はお持ちですか?」と秘め事のようにささやく。

私の大好きなウッフン系だ。
それだけで私は病人だったことを忘れ元気に走れそうな気分。

何とか頑張って自分を取り戻し、お薬手帳を渡して受け取った初診時アンケートに記入すると食事指導室のような部屋で呼ばれ、多分栄養士さんだと思うが今の食事内容について色々と訊かれた。
私も減塩に務め一生懸命運動していることを2倍程に誇張して丁寧に説明したが、どうやら真面目に病と戦っていることが彼女に気に入られたようで待合室へ戻って数分後、スススッと音もなく私の横に座り、「今度来た時も色々聞かせて下さいねウフッ」と❤のマークを残して去っていった。

体重を測り採血と採尿。
これまた可愛い看護師さんに「出ますか?」と訊かれ「患者歴が長いですから大丈夫」と胸を張る。

「注射は怖いので刺す時には誰かが手を握っていて欲しい」と我儘を云いそうになったけれど今回は自粛した。

結果、臓器に負担をかけると云うことで薬が一つ減り素敵なパラダイスから解放。

建物を出てから振り返って再確認したが、そこには間違いなくクリニックの文字。

コスプレとかキャバクラの文字は無かった。