北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

お外へ

2013-07-21 21:38:01 | 日記
足を骨折して以来2週間以上外へ出ていない。
不思議なことに、骨折するまでは曇天の日が多かったのに、外を見る度に憎らしいほどの晴天が続いている。
その晴れ渡った空を見ては、子供のように (お外 へ行きたい) と思ってしまう。
家内が買い物へ行くと云うので、「俺もついて行こうかな~」と云ってみたら、
「何かあった時に その体重を支えきれない」と冷たく拒否された。

打ちひしがれた父の姿を哀れに思った娘。
何とか出来ないものかと思っていたようで、ついに休みの今日、自分から
「お父さん 外へ行って見る?」と誘ってきた。

「いや~、いいよぉ」と遠慮してみたが、珍しく気温も上がってきた。
しだいに、その気になってきて 「よし、出てみようか」と云うことに。

ヒョコタン、ヒョコタンと車の後席に乗ってみたが、展望が良くないので前席へ移動。
向かいのスピーカー夫婦に見つからないように細心の注意が必要だ。

しばらく見ない間に街の景色が変わったように感じる。


ガソリンの価格が150円以上になっている。


歩く人がノースリーブになっている。この町にも遅い夏がやってきていた。

「何処へ行きたいの?」と娘に訊かれたが、とりたてて行きたい所があるわけではない。
「景色の良い所」と答えると悩みながらも郊外へと車を進める。
(何と優しい娘なのだろう。帰ったらチューしよう)

私は、とにかく外の景色を撮ろうと、普段は何とも思わない町の道路をカメラに収める。


「岩保木へ行って見る?」と云う娘の声に「行く、行く」と即賛同。
釧路川と新釧路川が分岐する水門がある岩保木は、私の大好きな場所だ。
何と云っても名前が良い。
岩保木と書いてイワボッキと読む。何か元気が出る場所だ。


骨折した時も、この川沿いの堤防をウォーキングしていたのだ。
そしたら斜面に足をとられてボッキリと折れた。
車からの風景なので視線は少し低いが文句は言えない。

前回ここへ来たのは、雪にタイヤが埋まりそうな頃だった。


リフレッシュもできたので、買物へ。
生協に行くと云うので、車で待っていたら何と車椅子を借りてきた。
恥ずかしいからイヤだと云うのに、強制連行。
知り合いに逢わないように帽子を深く被る。

車椅子は、私の好きな菓子コーナーへ。
こうなると、もう止まらない。煎餅類を籠へどんどん放り込む。
この生協の煎餅は、硬くないので旨いのだ。


娘は、「ホラ餅もあるよ、パンは要らないの?」と狭い通路を車椅子を押して動き回る。
その度に、足先が当たりそうでドキドキ。

でも、久しぶりに買物もできて大満足。
助手席から見る風景はとても新鮮だ。


大楽毛駅もパチリ。


帰宅したら、お嬢様をハグしよう。
レロレロとウニュウニュも忘れずに。