あやめ祭

今日は、厚岸町の「あやめ祭」最終日。
例年より開花が遅れているとの情報があった上、天気の良くない日が続いていたため、今年は見送ろうかと思っていたところへの晴天。
頑張って行くことにした。
釧路から厚岸町までは、車で約1時間。そこから「あやめケ原」までは15分程。
日曜日なので駐車場は ほぼ満車。

一眼レフと三脚まで携えて歩く人が多い。

私のような (なんちゃってカメラマン) は重い三脚を使おうとも思わない。
一眼レフだけでも重くて、レンズを入れた背中のバッグを(車に置いてくれば良かった) と少し後悔。
最近、周囲の皆様のスゴイ写真を見せつけられて、すっかり意気消沈しているのだ。

断崖の上へと続く遊歩道の脇には、少し盛りを過ぎた菖蒲が沢山咲いていた。

近隣の農家から借りてきた馬が放牧されている。

馬は菖蒲を食べないのだそうだ。

周囲の雑草だけを食べて菖蒲だけを綺麗に残してくれるらしい。
本来なら、崖の上から太平洋を望むことができるのだが、この日は霧が押し寄せていた。



厚岸町は、祭りの最中。

録音した音楽ではなく、笛と太鼓の生演奏が気分を盛り立てている。



厚岸町には国泰寺と云う古刹があり、三つ葉葵が刻まれている。

この北海道の東端にまで徳川家の力が及んでいた証だ。

海沿いが霧なので、帰途につくことにした。
しかし、この後、災難に襲われるとは…