TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

石井まゆみ「甘い暴走」(1974年)

2007年10月14日 | アイドルPOPS【70年代】
針を降ろすと、ソロギターのキュキュッとした感じで始まるイントロ。
それにすぐストリングスが乗ってきて、絶妙なドライブ感。
70年代アイドルPOPSは、これだから好きなのです。

石井まゆみさんのデビュー曲「甘い暴走」。
タイトルが「甘い暴走」と言っても演奏は暴走していません。
リズムもしっかりと刻んでいて、流れるストリングスもなかなか良くて
そこに切り込んでくるのが、歪ませたギターソロ。作曲と編曲は穂口雄右さん。
そう言えば、この音はキャンディーズっぽいですね。
レコード会社もキャンディーズと同じくCBS・ソニーですしね。

   いつかはみんなから
   認めてもらえる

歌い始めの歌詞がこれですよ。
この手の「耐える女」系の歌詞なら、千家和也さんです。

若すぎる愛だから許されないということですが
   
   泪で交わしたくちづけの意味

相手の彼氏はどういう人だろう・・・
たぶんとってもナイーブで感性が豊かな人だろうな
繊細な心の持ち主で、彼女のために何かしたいけど・・・
彼女は彼氏に本当は暴走して欲しい。でもそれは無理。
聞き手にあれこれ「想像」というか「妄想」させる曲ですねぇ。

石井まゆみさんの声には力があり、また伸びがあってカッコ良いです。
プロフィールによるとヤマハ音楽振興会所属で、第8回のPOPCONに
出場されています。それゆえに歌唱力も評価されてのデビューなのでしょう。
そう言えば、その当時ですと八神純子さんが出場されていた時期ですね。

そしてPOPCON出場者と言うとシンガーソングライターと思っていましたが
アイドル系の人も出場されていたのですね。そういえば香港の歌姫
「ロウィナ・コルテス」もPOPCON出場者でした。

さてA面はちょっと勢いがありながら耐える女系のアイドルPOPSでしたが
B面の「あしたは日曜」はがらっと替わって、可愛い系のアイドルPOPS。
歌声も甘え声で、実はこっちの方が似合っているような気もするのです。
レコード一枚で、全く違った感じが楽しめるというのはお得な一枚であります。


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※文章及びバナーはハロプロ楽曲大賞サイトより転載しました

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