趣味の園芸

庭で育てている季節の草花や庭木、蘭など

紀伊上臈ホトトギス 2

2011-10-22 | 山野草など



  ホトトギスはユリ科の植物で、日本に最も種類が多く、11種を数えるそうだ。
  うちジョウロウホトトギスの類は茎が枝垂れ、花は釣鐘状で、外側は黄色。
  太平洋沿岸に3種が点在し、「キイ」は「紀伊」。和歌山県に分布する。
  花の内側の茶色の斑点は縁に達しないので、黄色い外縁が鮮やか。
  その斑点は、下の写真49/47のとおり、下から覗き込まないと見えない。
  
  どんな草花でも、陽を強く採りすぎると花付きはよくなるものの
  葉が焼け紺性を失って、葉先も傷んで見苦しくなってしまい、
  葉を美しく作るために日陰で栽培すると、花が育ちにくい。
  この数年庭でキイジョウロウホトトギスを育ててみて、
  鉢とその置き場所、ブレンドした土、採光、水遣りなど
  栽培管理面はおおむねうまくいったと思っている。
 
  成長期(3月~7月)の日照不足による開花不良を懸念したが、
  よく咲いてくれたのでホットしている。
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写真39と40は<河内長野山草会>の秋の山野草展
      (10月15~16日)に展示された作品。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです! (みいちゃん)
2011-10-28 22:05:52
たが 様

お久しぶりです!
「寒蘭展示会」の、案内有難うございます。
「上臈(じょうろう)」について、辞書で調べてみました。
年功を積んだ上位の僧、または、上位の女官(御殿女中)を指した語。広義では、身分の高い婦人を指す。「女郎」はこの変化。となっていました。
というのは、知人のブログで「女郎蜘蛛」は、元は、「上臈蜘蛛」だったと書いていましたので、調べてみました。
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コメント (たが)
2011-10-28 23:33:21
みいちゃん
ほんとうにお久しぶりですね。
11月の寒蘭展でお会いできればよいな
と思います。
「上臈」を調べていただいたんですね。
草花の「杜鵑」に上臈を冠したのは、
まさに高貴な女性を連想したものです。
そのジョウロウホトトギスも土佐と
紀伊と上総にしか自生していないそうです。
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