狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

自治労が沖縄集団自決記述削除撤回の署名を推進

2007-06-25 06:40:00 | ★集団自決

PRIDE OF JAPAN さんのブログ紹介です。(太字強調は引用者による)

http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-920.html

 

自治労が沖縄集団自決記述削除撤回の署名を推進

 会員の方より、高校教科書の沖縄集団自決記述の削除に対する抗議署名が、自治労広島の間で廻されていますとして、添付ファイルが送られてきましたので、お送りします。

 自治労といえば、5000万件の年金の記載漏れで問題となった社会保険庁を牛耳っているところ。国民の年金不安をよそに、反日運動に奔走する自治労がいる限り、信頼できる年金制度の確立など、困難です。

 安倍政権は、社会保険庁を解体し、民間組織に移行させるとしています。屋山太郎先生が指摘していますが、http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/58327/ 親方日の丸に安住している自治労を追い出すためには、民間組織への移行は必要な措置だと思います。



 この沖縄問題で、会員から次々と意見をいただいていますが、そのうちの二つを転送します。

【広島Iさんより】
 クローズアップ現代が21日放送した沖縄集団自決についての番組内容が極めて一方的な内容だと、会員の方から怒りの電話がありました。
 以下、NHKのHPで公開している概略です。

 6月21日(木)放送
“集団自決”62年目の証言~沖縄からの報告~
http://www.nhk.or.jp/gendai/

 太平洋戦争で激しい地上戦の舞台となった沖縄。アメリカ軍の上陸後、多くの住民が日本軍から渡された手榴弾などで自決を図った。
 これまで集団自決は日本軍によって強いられたとされ、教科書にもそう書かれてきた。
 ところが、この春、高校の日本史の教科書検定で、大きな修正が行われた。集団自決をめぐる記述から「日本軍の強制」に関わる言葉が削除されたのだ。
 一昨年、起こされた裁判の中で、当時の部隊長が「自分は自決を命令していない」と主張していることなどが、その背景にある。
 この修正に対して、現地沖縄では、撤回を求める声が相次いでいる。
 集団自決の実態を掘り起こそうと住民の手で聞き取り調査も始まっている。これまで固く口を閉ざしてきた住民も、ようやく自らの体験を語り始めている。未だ癒えることのない人々の痛み。集団自決を巡って、何が起きていたのか。沖縄戦から62年となるの慰霊の日迎える沖縄から報告する。(沖縄平和祈念公園から中継)(NO.2431)

ゲスト : 大城 将保さん
    (「沖縄県史」編集委員)
 沖縄集団自決については、上記にもあるように、軍命令があったのか否かという点が焦点になっており、現在係争中の裁判でも冤罪だった事実が明らかになりつつあります。

 上記の大城将保氏という人物は、沖縄平和ネットワークという、反基地・反戦運動の代表を務める人物であり、「(3)「大江・岩波訴訟(仮称)」を側面から支援する」という方針の下に、運動を進めている人物で、その人物をゲストに招いて、一方的な情報ばかりを垂れ流すことは、報道の公正・中立に悖り、運動に加担するものと言われても仕方ありません。 → http://okinawaheiwa.net/project/index.html
 原告を応援し、冤罪を晴らそうとする下記の会の思いは、番組では殆ど取り上げられずに、批判・攻撃の対象にされていました。

沖縄集団自決冤罪訴訟を支援する会
http://blog.zaq.ne.jp/osjes/

 これでは余りにも一方的であり、この番組を見た人は偏った情報しか受け取ることが出来ません。
 NHKは、反戦運動団体なのか、抗議の声を上げて参りましょう。

以下、参考文例
「NHKの6月21日クローズアップ現代で報道された内容は、反戦平和運動団体が作ったもののようで、一方的過ぎます。軍の命令によって集団自決がなされたという架空の作り話により、遺族の方がどれだけ苦しんできたか。歴史の真実を追究し、冤罪を晴らすための裁判が進行中に、一方的な運動家をゲストに招き、運動を支援するような番組をつくるNHKは何を考えているのか。放送法の第3条2項に明らかに抵触するものであり、厳重に抗議します。」

【参考】http://www.houko.com/00/01/S25/132.HTM#s1-2 から引用

放送法第3条の2
 放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
1.公安及び善良な風俗を害しないこと。
2.政治的に公平であること。
3.報道は事実をまげないですること。
4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

NHKへの抗議先
○電話の場合
http://www.nhk.or.jp/css/goiken/call_center.html0570-066-066(コールセンター)
044-871-8100(マイライン・IP電話の場合)
午前9時~午後10時

○メール・手紙・FAX
http://www.nhk.or.jp/css/goiken/index.html

郵送 〒150-8001 NHK放送センター 「クローズアップ現代」行
FAX03-5453-4000

なお、『沖縄集団自決冤罪訴訟を支援する会』(平成17年8月5日結成)会長の南木隆治氏は結成にあたり以下のように訴えられました。
「日本の名誉を守り、子供たちを自虐的歴史認識から解放して、事実に基づく健全な国民の常識を取り戻しましょう。

本日、平成17年8月5日、先の大戦において、沖縄の座間味島を守備した陸軍海上挺進隊第一戦隊長 梅沢裕・元少佐(88)ご本人と、渡嘉敷島を守備した同第三戦隊長だった故赤松嘉次・元大尉の弟、赤松秀一氏(72)が、大江健三郎氏と岩波書店に対し、名誉棄損の謝罪広告等を求めて大阪地裁に訴えを起こされました。

 私たちはこの訴えをまったく正当な、勇気ある行動と思います。沖縄戦に関しては、「軍命令」によって集団自決が発生したという過った情報が子供たち対象の書物や、映画、教科書ですでに大量に独り歩きしており、これ以上到底放置できない状況です。

今回の裁判は梅澤、赤松両氏の名誉を回復するだけでなく、日本の名誉を守り、子供たちを自虐的歴史認識から解放して、事実に基づく健全な国民の常識を取り戻す国民運動にしなければならないと私たちは考え、ここにこの裁判を『沖縄集団自決冤罪訴訟』と名づけ、これを支援する会を結成いたしました。(以下略)」

 以上の裁判が、「軍命令」がなかったことを明らかにしつつあり、これまでの一方的に宣伝された「歴史記述」の訂正が迫られ、その結果、高校教科書から、「軍命令による集団自決」という内容の文言が削除されるに至っています。
 戦後62年を経過した今だからこそ、歴史の歪曲を正さなければなりません。

 以上、ご参考まで追加情報です。
 なお「文例」の中で「~遺族の方が~」と書きましたが、勿論、本人が一番苦しんだことは間違いありません。

 また、集団自決された人々の遺族が、「軍命令があった」とすることによって遺族年金を受け取り、生活の再建を図ってきたということ、その事情を理解し、一身に非難を浴びても死ぬまでそれに耐えた赤松大尉の思いを偲ぶことも大切だと思われます。

 詳細にお知りになりたい方は、曽野綾子氏の「ある神話の背景」をご一読下さい。 

コメント (2)

沖縄戦の「不都合な真実」

2007-06-24 17:38:49 | ★集団自決
 

【速報】平和の誓い、固く 糸満市摩文仁で沖縄全戦没者追悼式

 沖縄戦の犠牲者のみ霊を慰め、恒久平和の誓いを発信する沖縄全戦没者追悼式県主催が23日昼、糸満市摩文仁の平和祈念公園で行われた。
 2008年度から使用される高校教科書の検定で、文部科学省が集団自決強制集団死への日本軍の関与を修正削除するなど、沖縄戦の史実があらためて問われる中で迎えた慰霊の日。大勢の参列者が犠牲者に祈りをささげ、戦争体験継承への決意や平和への願いを新たにした。

→電子号外(PDF、1.4MB) 仲井真弘多知事は平和宣言で沖縄、日本、そして世界の人々が安心して暮らせる平和な時代を築くとの決意を力強く宣言。仲里利信県議会議長が式辞を述べた後、正午の時報に合わせて全員が黙とうした。
 追悼の言葉で、
県遺族連合会の仲宗根義尚会長は集団自決は、わが国で唯一住民を巻き込んだ地上戦であったゆえに起き、生き残りや多くの方々の証言で紛れもない真実であり、歴史的事実を正しく後世に伝えることこそが平和建設にまい進する原動力だと述べた。
 安倍晋三首相、扇千景参院議長、高市早苗沖縄相ら招待者や小中学生の代表らが献花した。
 沖縄尚学中2年の匹田崇一朗君が命を粗末にしてはいけないとの思いを込めた平和の詩を読み上げた。

(琉球新報 6/23 13:55)

                     ◇

沖縄発信のブログで今「不都合な真実」という言葉が飛び交っている。

事実を隠蔽し続ける沖縄メディアにとって,「不都合な真実」はどのメディアからも徹底的に排除されると言うことを揶揄した言葉だ。

>追悼の言葉で、県遺族連合会の仲宗根義尚会長は集団自決は、わが国で唯一住民を巻き込んだ地上戦であったゆえに起き、・・・

お決まりの追悼の辞だったが、この後仲宗根会長が述べた次の言葉を報道するメディアは一つも無かった。

「首相は靖国参拝をしてほしい」

同追悼式を取材した産経新聞那覇支局長の小山さんのブログによると、

今年も、たしか去年も「首相は靖国参拝をしてほしい」という内容の言葉があったのですが、報道ではなぜか省略されてしまいます。≫

≪全国紙は知事、首相、平和の詩を朗読の中学生の言葉を盛り込むだけで行数がいっぱいになるので、仕方がないのですが、
紙面で大展開する地元紙が遺族会の言葉の「要旨」からそれを削るのは、意図的なものを感じてしまいます。≫とのこと。
無視される靖国参拝希望の声




 ≪首相は靖国参拝をしてほしい≫と仲宗根会長が述べた言葉は、「不都合な真実」であり、当然のように県民には知らされること無く封印された。
 
仲宗根遺族会会長は去年の追悼式に小泉前首相が参加した時も同じように、首相に「靖国参拝」をお願いしていたらしい。(“らしい”と言うのはこの「不都合な事実」を最近まで知らなかったから)
 
この辺りの経緯は小山さんのブログ「今夜も、さーふーふー」のコメント欄に詳しい。http://koyamay.iza.ne.jp/blog/

2007/06/23 17:31

Commented by starbeast さん

小山さん、
沖縄戦遺族の「
靖国参拝の希望」は、少なくともNIKKEIのコラムで取り上げていますよ。
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/shimizu2/20060714ne97e000_
14.html

NIKKEI プロの視点 抜粋
報じられない沖縄県遺族会会長の謝意

 沖縄戦終結から61年目の「慰霊の日」となった6月23日。小泉も出席した沖縄県糸満市の平和記念公園で開いた全戦没者追悼式でハプニングが起きた。

 「小泉首相が就任以来、靖国参拝で慰霊と尊崇の誠を捧げられていることに遺族は謝意を表します」。挨拶で靖国参拝を評価したのは県遺族連合会会長・仲宗根義尚だった。「参拝を続けていただくようお願いします」。前年の前会長の挨拶にこの下りはなかった。小泉は一瞬、追悼式出席への御礼かと戸惑った。靖国参拝への謝意と分かると何度もうなずいた。ほとんど報じられない一件だが、小泉の背中を押した。

こう言うのも「不都合な真実」って言うやつではないですか?

                     ◇ 

小泉前首相が戸惑うのも道理。

沖縄在住の筆者でさえも、県遺族会長がこのような挨拶を追悼会で述べるとはにわかに信じることは出来ない。 

日頃地元新聞に批判的な筆者でさえ、県遺族会と言えば靖国神社に祀られてていることを不愉快に思っている、という印象を刷り込まれていたからだ。

地元メディアが日頃声高に叫ぶ「沖縄戦の真実」は実はイデオロギー塗れの政治プロパガンダである。

「不都合な真実」を解明・検証しようとした地元在住のドキュメンタリー作家上原正稔さんの連載特集は今日も封印されたままである。

 

以下【再掲です】

琉球新報の言論封殺が続いて今日で日目です。

琉球新報の夕刊で火曜から土曜にかけての長期連載特集、

上原正稔著「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」が

掲載予定日の6月19日より

読者に何の断りも無く中止になりました。

上原さんは掲載前に知人に次のように言っていました。

≪19日付からは第2話「慶良間で何が起きたのか」が始まります。
集団自決」をテーマにしたもので、作者の上原正稔氏は圧力に屈することなく執筆する≫と。

同氏の話によると、

≪沖縄で現在展開されている運動に水をかけることになる内容になるためか≫

≪担当編集者の態度に変化があり、今回の事態に至ったらしい≫とも言っているそうです。

どんな大きな圧力が働いたのでしょうか。

琉球新報は読者に連載中止の理由を一言も言っておりません。

問い合わせても「調整中」の一言で済ましています。

読者は一方的に「知る権利」を奪われています。

沖縄では今メディアの意見と違う考えは封殺される異常な事態になっています。

これでは戦前の言論弾圧と変りません。

琉球新報が連載を再開するまでこの記事を掲載し続けます。

                              狼魔人

..........................................................................................................................................

【お知らせ】


6月24日、米下院のホンダ慰安婦決議案の採択が確実視されています。

拙ブログも微力ながら署名活動を支援しています。

下記のページから「河野談話」の白紙撤回署名にご協力を願う次第です。
画像

 

 

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「恨の国からの証言者」 元朝鮮人軍夫ら来沖

2007-06-24 08:25:25 | ★集団自決

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沖縄戦証言に意欲 元朝鮮人軍夫ら来沖

追悼会や集会への参加を呼び掛けた(左から)カン・インチャンさんとイ・ヒジャさん=県庁記者クラブ

 沖縄戦で亡くなった朝鮮半島出身者の慰霊のために昨年建てられた「恨(はん)之碑」の1周年記念の追悼式と集会が22日、読谷村で行われる。
 行事に合わせ、軍夫として韓国慶尚北道から沖縄に連れてこられ、阿嘉島で沖縄戦を体験したカン・インチャンさん(86)と、日本軍に徴用されて中国で戦死した父を持つイ・ヒジャさん(64)が来沖した。カンさんは連行の仕方や沖縄戦の様子を生々しく証言し「時間があればもっと話せる」と集会での証言に意欲を見せた。イさんは日本の教科書検定の問題に触れ、「命あるものは生き残ろうとするのが本当。生存している証人がまだいるのに、歴史を記録しないのは問題」と話した。
 平良修共同代表は「昨年、建立したときに、カンさんが『これで私の恨が少し晴れました』と涙を流した。未来に恨を残さないことが私たちの切なる願望」と話し、追悼式や集会へ、大勢の参加を呼び掛けた。
 22日は午後3時から恨之碑(読谷村瀬名波587―1)前で追悼会を開く。同7時からは読谷村文化センターで「沖縄戦を問い直す」と題した集会を開き、カンさんが沖縄戦の証言をする。参加費は一般1000円、学生500円。

(琉球新報 6/22 10:13)

                    ◇

沖縄に連れてこられ、阿嘉島で沖縄戦を体験したカン・インチャンさん(86)

日本軍に徴用されて中国で戦死した父を持つイ・ヒジャさん(64)が来沖した。カンさんは連行の仕方や沖縄戦の様子を生々しく証言し

 カン・インチャンさん(86)とイ・ヒジャさん(64)。

当日記はこの二人の「証言」の真偽に言及する資料を持ち合わせていない。

ただ言えることは終戦時の日本にはおよそ200万人の朝鮮人労働者がいたが、その殆どは本人の自由意志で来た人たちであった。

当時の朝鮮より日本の方が仕事が探しやすく収入も多かったので、当時としてはごく自然の労働人口の流れだった。

 

突然話は変る。

200万のうち245人というのはどんな数字か。

これをバカ正直にパーセントで表すと、0.0001225・・・

僅か0.01%余。

100人のうち0.01人、いや、0.001人と言う数字だ。

これを通常は殆どゼロと言う。

このゼロに近い人数を針小棒大に叫ぶ人々がいる。

終戦直前、日本には200万人の朝鮮人は強制的に連れてこられたと。

 

何時の世にも例外ということはある。

その例外的に徴用された朝鮮人労働者が僅か245人。

この数字の根拠は、1959年7月13日の朝日新聞報道である。

◆【動画】 朝鮮人労働者・戦時徴用は245人 朝日新聞報道http://www.youtube.com/v/HPpgtn4Nbek

◆朝日新聞画像http://echoo.yubitoma.or.jp/weblog/canon/eid/251729/

◆【動画】混濁した記憶で「歴史の証言」をする老母を説得する息子の映像。http://www.youtube.com/v/lCbB1BAcN3w 

 

朝日が報じる徴用245人は当時日本人だった朝鮮人にとっては当然の義務だった。

当時の日本国民なら徴用・徴兵に強制が伴うの当たり前で、何も朝鮮人に限ったことでは無い。

国民徴用令は1939年7月から施行された。(日本人と台湾人)
 
しかし朝鮮人には1944年9月までこの法律は適用されなかった。(つまり優遇されていた)
 
1945年3月には日韓フェリーが停止されたので、徴用が可能だった時期はたったの7ヶ月。

1959年の調査では在日における「徴用者」の人数は…たった245人だった。

「徴用」や「徴兵」で日本に来た人は元々、僅かだった。

現在、日本に残留している朝鮮人は「自由意志」による残留である。


 

で、終戦時日本にいた200万人の在日の人たちはその後どうなったのか。

その内、140万人は終戦直後に朝鮮に帰った。

更に北朝鮮帰還事業などで10万人が朝鮮に帰った。

つまり200万人のうち、150万人…つまり75%が帰国した。

日本に残った人は「家族で日本に移住して来た人」であり、「自由意志」で日本に残った。

このような客観的データがあるのに、

「強制連行された!戦後は帰りたくても帰れなかった!嫌々ながら住んでやってるんだ!」という「証言者」が続出している。

 

上記【動画】で徴用されたと言い張る老母の「混濁した思想」は実の息子でも説得できない。

彼女の「証言」を責めるより、彼女をこのような「思想」に刷り込んだ勢力こそ責められるべきだろう。

今沖縄はそのような勢力の巣窟になりつつある。

その象徴が読谷村にある「恨之碑」と言えよう。

 

関連エントリー:

恨みつらみの国・韓国  沖縄にある「恨之碑」

朝鮮軍夫  「恨之碑」

 

「沖縄は韓国のもの」 沖縄移住で沖縄占拠!ビールが旨いから?

沖縄は韓国が開拓した   朝鮮人が沖縄集結中


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バカがバカを絶賛!   【追記】大仁田辞任のホントの理由

2007-06-24 06:27:51 | 県知事選

2007年06月24日 更新

“エライ!”さくらパパが立候補辞退の大仁田氏を絶賛

 (写真省略)

都内で初の街頭演説を行い、民主党のキャラクター「民主くん」とツーショットの横峯良郎氏=東京・六本木

 参院選の日程(7月12日公示、29日投開票)が固まって初めての週末となった23日、各党は決戦の日に向け激しく動いた。民主党の比例代表で出馬する女子プロゴルファーの横峯さくら選手(21)の父、横峯良郎氏(47)は東京都内で街頭演説。執行部への反発から同日、参院選立候補辞退を表明した自民党の大仁田厚参院議員(49)を「男を上げたね」と絶賛してみせた。因縁浅からぬ相手を持ち上げた意外!?な理由とは…。

 「面識はないが、オレのほうが強いよ。リングで一回やってもいい」。13日に参院議員会館を訪れた際、大仁田氏の事務所前で“挑戦状”をたたきつけたさくらパパが、今度は大絶賛だ。

 横峯氏は23日、東京・六本木の東京ミッドタウンで、都内では初めての街頭演説を行った。集まった約400人の聴衆を前に「テレビで見るより若いといわれるが、若さの秘訣は簡単。カツラです。きょうはさくらも連れてこようと思ったけど『絶対イヤだ』と断られた」。歯切れのいい話術で、聴衆からは笑いが起きた。

 終了後、「緊張した~」と安堵(あんど)の表情を浮かべたが、大仁田氏の参院選出馬取りやめのニュースを聞くと「えっ、なんでよ」と絶句。安倍晋三首相(52)ら自民党執行部が参院選期日を1週間先送りにしたことなどが理由だと知ると「すごいね。(大仁田氏は)自民党でしょ。見直した」とほめまくった。

 「本当にそういう理由で辞めたのであれば、世の中の人も認めてくれる」と今後の大仁田氏にエールを送り「この潔さは安倍首相も見習うべきだね」と付け加えた。

 するとここで、選対関係者が報道陣に向かって「大仁田の質問はこれまで」。13日の挑戦状発言について横峯氏は「あれは冗談です」と言葉少なに答えるにとどまった。

 横峯氏は元プロレスラーのアントニオ猪木氏(64)を尊敬し、大の格闘技ファン。だが当然ながらプロレスは素人で、本当に戦ったら元プロの大仁田氏に勝てるわけがない。

 選対関係者は、途中で大仁田氏関連の質問をさえぎった理由について「大仁田の話になると、つい話が脱線し、とんでもない“失言”がでる可能性がある。13日の発言が良い例」と説明。リング上のバトルに発展する前に、ブレーキをかけたようだ。

 もっとも、自民党執行部に反発した大仁田氏を擁護することで、結果的に安倍政権批判となったのは事実。横峯氏は民主党の候補として、いい仕事をしたと言えそうだ。

■横峯氏とリング

 横峯氏は4月30日、後楽園ホールでプロレス団体「上井ステーション」のリングで“ミスター女子プロレス”で自民党の神取忍参院議員(42)と大乱闘を繰り広げていた。2年前から娘のさくらとともに都内のジムで汗を流す女子総合格闘家、美花(30)が神取に挑む試合に、セコンドとして参戦。美花の微妙な3カウントでの惜敗に、横峯氏はリング上でレフェリーに猛抗議。そこへ突進した神取が、顔面に右フック→蹴りで場外に突き落とした。横峯氏はメガネを吹っ飛ばされながらも「神取? 弱ぇ~よ」と挑発。この様子をナマ観戦したさくらは大爆笑だった。

 

 (写真省略)

出馬を取りやめた大仁田厚氏。政界に“ファイヤー”する気がなくなった!?=東京・麹町の参院議員宿舎

★首相の人気取り…政界も引退へ

 大仁田氏は23日、都内で会見し、参院選での自民党公認を辞退、立候補を取りやめる考えを示した。政界も引退するという。

 会見で大仁田氏は、安倍首相の強い意向で国会会期が延長され、参院選の投票日が7月29日にずれ込んだことに触れ「若い人に政治に関心を持ってほしいと訴えてきたが、投票に行きにくくなった」と指摘。「参院は首相の人気取りの道具ではない。参院としてのプライドを示すべきだ」と述べた。

 大仁田氏はプロレスラーから平成13年の参院選に自民党比例代表で出馬し、約46万票の大量得票で初当選。昨年5月、同党の比例代表候補として公認を受けていた。(サンケイスポーツ)

                     ◇

このプロレスバカの大仁田せんせい、写真で見ると別人みたい。

病気でもしたのか、それともマイケル・ジャクソンのように整形でもしまくったんじゃないの?

「ファイヤー!」と叫んで見ても燃える中味が何も無いのに気がついて、自信なくしたのが本音じゃないの?

“エライ!”さくらパパが立候補辞退の大仁田氏を絶賛

この潔さは安倍首相も見習うべきだね」

バカがバカを褒めてりゃ世話ない。

世の中には「親の七光り」とは聞くが、

「子の七光」でハゲ隠しのコマーシャルに出てる分にゃ罪が無かった。

が、何をトチ狂ったのか民主党から立候補ってか。

ガラクタ候補かき集めるのはどっちもどっちだが・・・。

 

>昨年5月、同党の比例代表候補として公認を受けていた。

これで自民もバカを推薦しなくて済むのでホットしているだろう。

 

“ハゲ隠しバカ”が絶賛する“プロレスバカ”の立候補断念の理由には、

産経抄が噴出している。

 

【産経抄】

 プロレスラーは侠気(きょうき)のある男たちがほとんどだと思っていたらどうやら例外もいるらしい。自民党の大仁田厚参院議員はきのう、7月の参院選出馬とりやめを表明したが、理由を聞いて噴き出してしまった。

 ▼国会の会期延長に伴い、参院選の投票日が1週間延びたことがお気に召さないようだ。「7月29日投票では夏休みに突入してしまい、政治に関心のない人たちに行き届かない政治になる」んだとか。でもセンセイ、勤め人の多くはまだ夏休みでないし、当選された6年前も投票日は7月29日でしたよ。

 ▼会見では「参院は首相官邸の人気とりの道具ではない」と威勢のいい言葉も飛び出した。だが、年金問題という与党にとって突風とでもいうべき逆風が吹く中、選挙戦の先行きに不安を感じての敵前逃亡といわれても仕方あるまい。

 ▼それにしてもこの人は6年間、与党が採決を強行した際の乱闘要員として働いた以外、何をしてきたのだろうか。彼に限らず、女優出身で参院議長まで上り詰めた扇千景さんは例外にしても当選したときだけチヤホヤされ、あとは鳴かず飛ばずに終わったタレント議員がいかに多いことか。

 ▼今回の参院選も女子アナ、プロゴルファーの父、弁護士、「ヤンキー先生」らテレビの人気者が東京選挙区や比例代表で顔をそろえる。ことに比例代表は、候補者名でも政党名でも投票できるので、タレント候補が票を稼げば稼ぐほど、所属政党にプラスになる。

 ▼だからといって、政党が「手っ取り早く票をとれる」と有名人擁立に血道をあげるのは邪道だ。参院選がますます人気投票化し、政策論争もおざなりになりかねない。そんなに候補者がいないなら、いっそのこと比例代表なんかやめてしまえばいい。

(2007/06/24 05:01)

 
【追記】6月25日 18:45
 
━━━━━━━━━━━━
大仁田辞任のホントの理由
━━━━━━━━━━━━

           古澤 襄
ドイツのクライン孝子さんが「大仁田厚参院議員辞任,ホントの理由があ
りそう」と孝子日記に書いていた。昨日の今日ののことになるが、朝刊
各紙に「大仁田厚が国交省役人を招いた”性の乱痴気パーテイ”写真」
という週刊ポストの広告がデカデカと載っている。
誰しもハハーンと思ってしまう。AV嬢や19歳キャバ嬢を呼んで参院
選直前のご乱行をすっぱ抜かれては、選挙に出ても落選確実だろう。ク
ライン孝子さんは「★大仁田先生、ちょっとずるくないですか?安倍首
相のせいにして辞めるなんて。本当はXXXXのせいなのに・・・」。どう
やら週刊ポストの記事はお見通しだったようだ。
孝子日記では<大仁田厚参院議員が突然、参院選への不出馬を表明し、
政界引退をぶち上げた。急な発表に、首をひねる政治部記者が会場にチ
ラホラ。辞める理由が、「安倍首相の会期延長への抗議だ」「若者が投
票機会を失った」など、いかにも“抗議の引退”を打ち出したが、その
化けの皮は、いずれ剥がれる>。
自民党の大仁田厚参院議員は7月の参院選出馬とりやめを表明したが、
その理由は国会の会期延長に伴い、参院選の投票日が1週間延びたこと
に抗議してのことだという。
だが、クライン孝子さんは「7月29日投票では夏休みに突入してしまい、
政治に関心のない人たちに行き届かない政治になる」というが、「でも
センセイ、勤め人の多くはまだ夏休みでないし、当選された6年前も投
票日は7月29日でしたよ!」。
このトンチンカンな辞任発言で、クライン孝子さんは思わず噴き出して
しまったそうだ。会見では「参院は首相官邸の人気とりの道具ではない」
と威勢のいい言葉も飛び出したのだが、年金問題という与党にとって突
風とでもいうべき逆風が吹く中、選挙戦の先行きに不安を感じての敵前
逃亡といわれても仕方あるまい・・・手厳しく批判した。
批判は続く。<それにしてもこの人は6年間、与党が採決を強行した際
の乱闘要員として働いた以外、何をしてきたのだろうか。彼に限らず、
女優出身で参院議長まで上り詰めた扇千景さんは例外にしても、当選し
たときだけチヤホヤされ、あとは鳴かず飛ばずに終わったタレント議員
がいかに多いことか>。
<今回の参院選も女子アナ、プロゴルファーの父、弁護士、「ヤンキー
先生」らテレビの人気者が東京選挙区や比例代表で顔をそろえる。こと
に比例代表は、候補者名でも政党名でも投票できるので、タレント候補
が票を稼げば稼ぐほど、所属政党にプラスになる。
だからといって、政党が「手っ取り早く票をとれる」と有名人擁立に血
道をあげるのは邪道だ。参院選がますます人気投票化し、政策論争もお
ざなりになりかねない。そんなに候補者がいないなら、いっそのこと比
例代表なんかやめてしまえばいい>。・・・
ドイツにいる方が日本のことがよく見えている。「議員宿舎をラブホテ
ル代わりにした」と週刊新潮にすっぱ抜かれたばかりだが、こうなると
何となく白けてくる。芸能・スポーツ院の選挙ではバカらしい。棄権す
るのも選択肢になるのかもしれない。腹が立つ。
 
□■■□─────────────────────□■■□
     渡部亮次郎のメイル・マガジン 頂門の一針  第847号
□■■□─────────────────────□■■□ 
            平成19(2007)年06月25日(月)

 
 
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「琉球新報の言論封殺」  今日で5日目です!

2007-06-23 18:48:24 | ★集団自決

【再掲です】

琉球新報の言論封殺が続いて今日で5日目です。

琉球新報の夕刊で火曜から土曜にかけての長期連載特集、

上原正稔著「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」が

掲載予定日の6月19日より

読者に何の断りも無く中止になりました。

上原さんは掲載前に知人に次のように言っていました。

≪19日付からは第2話「慶良間で何が起きたのか」が始まります。
集団自決」をテーマにしたもので、作者の上原正稔氏は圧力に屈することなく執筆する≫と。

同氏の話によると、

≪沖縄で現在展開されている運動に水をかけることになる内容になるためか≫

≪担当編集者の態度に変化があり、今回の事態に至ったらしい≫とも言っているそうです。

どんな大きな圧力が働いたのでしょうか。

琉球新報は読者に連載中止の理由を一言も言っておりません。

問い合わせても「調整中」の一言で済ましています。

読者は一方的に「知る権利」を奪われています。

沖縄では今メディアの意見と違う考えは封殺される異常な事態になっています。

これでは戦前の言論弾圧と変りません。

琉球新報が連載を再開するまでこの記事を掲載し続けます。

                              狼魔人

..........................................................................................................................................

【お知らせ】


6月24日、米下院のホンダ慰安婦決議案の採択が確実視されています。

拙ブログも微力ながら署名活動を支援しています。

下記のページから「河野談話」の白紙撤回署名にご協力を願う次第です。
画像

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沖縄戦集団自決 文科省は検定方針を貫け

2007-06-23 07:44:44 | ★集団自決

【主張】沖縄戦集団自決 文科省は検定方針を貫け
 沖縄県議会で、教科書の沖縄戦集団自決に関する記述に付けられた検定意見の撤回を求める意見書が、全会一致で採択された。県議会で与党最大会派の自民党までもが国の検定方針に異を唱えたことは残念であり、沖縄県の特異な政治状況をうかがわせる。

 意見書は「集団自決は日本軍の関与なしに起こり得なかった」「教科書記述の削除・修正は体験者による数多くの証言を否定しようとするものだ」などとしている。

 しかし、文科省の検定意見は、日本軍の命令によって住民が集団自決を強いられたとする誤った記述に対して付けられたものだ。軍の関与や体験者の証言を否定しようとはしていない。

 集団自決は昭和20年3月下旬、米軍の第1陣が沖縄本島西の渡嘉敷、座間味島などに上陸したときに起きた悲劇的な出来事である。軍命令説は、昭和25年に発刊された沖縄タイムス社の沖縄戦記『鉄の暴風』に書かれ、大江健三郎氏の『沖縄ノート』などの本に孫引きされた。多くの教科書もこの軍命令説に基づいて書かれていた。

 しかし、作家の曽野綾子さんが『鉄の暴風』の記述に疑問を提起したノンフィクション『ある神話の背景』を出したのをはじめ、学者らによる実証的な研究が進められた結果、軍命令説は信憑(しんぴょう)性を失った。また、集団自決当時の女子青年団員や沖縄の元援護担当者らから、軍命令はなかったという証言が相次いでいる。

 文科省の検定は、こうした最近の研究や証言に基づいて行われたもので、当然の措置といえる。沖縄県議会の意見書に限らず、さまざまな抗議運動が起きているが、検定はこうした政治的な動きに左右されるべきではない。

 この問題をめぐり、文科省で教科書検定を担当する企画官を外郭団体に異動させようという動きが伝えられた。検定への抗議運動に対する配慮だとすれば、禍根を残すことになろう。

 沖縄では、集団自決の後、住民を巻き込んだ地上戦が展開され、軍民合わせて18万8000人が戦死した。このうち、沖縄県民の犠牲者は12万人を超える。戦後も27年間、米国の施政権下に置かれた。きょう23日は沖縄慰霊の日。沖縄県民の苦難の歴史を改めて思い起こしたい。

(産経新聞 2007/06/23 05:14)

                                              ◇

文科省の検定意見は、日本軍の命令によって住民が集団自決を強いられたとする誤った記述に対して付けられたものだ。軍の関与や体験者の証言を否定しようとはしていない。

最近の沖縄のメディアは、教科書検定は「集団自決そのものを否定している」と言った印象を意識的に報道している。

証言者のお年寄りの「集団自決は否定できない無い事実だ!」と言った文言をそのまま報じている。

 

集団自決当時の女子青年団員や沖縄の元援護担当者らから、軍命令はなかったという証言が相次いでいる。

これらの証言は地元メディアでは完全に封殺されている。

 

>文科省の検定は、こうした最近の研究や証言に基づいて行われたもので

地元のサヨク学者と意見を異にする研究・証言はメディアには発表の場さえ与えられない。

ドキュメンタリー作家上原正稔さんの「沖縄戦記」が突然新聞掲載中止になったのもその好例である。

 

>沖縄県議会の意見書に限らず、さまざまな抗議運動が起きているが、検定はこうした政治的な動きに左右されるべきではない。

沖縄県民は

≪研究者の検証・証言を封殺して、市町村議会等の議決をもって教科書記述を変更を迫るメディアの異常性≫

に早く気がつくべきだ。

歴史の検証や教科書の記述を政治家たる議員の恣意的議決で決めたら民主主義の終焉である。

歴史の真実の解明を政治家の多数決で決める愚は如何しても避けるべきだ。


 

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琉球新報の言論封殺が今日で4日目です

2007-06-22 17:11:23 | ★集団自決

琉球新報の言論封殺が続いて今日で4日目です。

琉球新報の夕刊で火曜から土曜にかけての長期連載特集、

上原正稔著「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」が

掲載予定日の6月19日より

読者に何の断りも無く中止になりました。

上原さんは掲載前に知人に次のように言っていました。

≪19日付からは第2話「慶良間で何が起きたのか」が始まります。
集団自決」をテーマにしたもので、作者の上原正稔氏は圧力に屈することなく執筆する≫と。

同氏の話によると、

≪沖縄で現在展開されている運動に水をかけることになる内容になるためか≫

≪担当編集者の態度に変化があり、今回の事態に至ったらしい≫とも言っているそうです。

どんな大きな圧力が働いたのでしょうか。

琉球新報は読者に連載中止の理由を一言も言っておりません。

問い合わせても「調整中」の一言で済ましています。

読者は一方的に「知る権利」を奪われています。

沖縄では今メディアの意見と違う考えは封殺される異常な事態になっています。

これでは戦前の言論弾圧と変りません。

琉球新報が連載を再開するまでこの記事を掲載し続けます。

                              狼魔人

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沖縄戦戦った元米兵 来沖、激戦地巡る

2007-06-22 09:58:10 | ★集団自決

沖縄戦戦った元米兵 来沖、激戦地巡る

展示された写真に見入る(左から)デンカーさんとクーパーさん=20日、北中城村立中央公民館

 沖縄戦を戦った2人の元米兵が沖縄を訪れている。陸軍第96歩兵師団に所属したドーン・デンカーさん(82)=ウィスコンシン州=と陸軍第七歩兵師団にいたビル・クーパーさん(82)=カリフォルニア州=が家族ら7人で来沖、上陸地点や激戦地などを巡っている。
 クーパーさんは「自分が死ぬ覚悟をした地を見せたい」と妻マリオンさん(81)を伴って戦後2度目の来沖。激戦地だった西原町翁長はサトウキビが生い茂り、戦の名残はなかったというが、マリオンさんは「彼が19歳を過ごした場所に来られてよかった」と話した。
 戦後11回目の来沖で初めて三女リンさん(48)を連れてきたデンカーさんは「(糸満市)大里と新垣が忘れられない。一番激しく戦い、仲間もだいぶ命を失った」と当時を思い浮かべた。
 デンカーさんは、元米兵から託された5枚の写真も持参した。沖縄から持ち帰ったもので、赤ん坊を抱いた女性や学生などが写っている。裏には「大城」「阿部」「道輪千恵子」などの文字がはっきりと読み取れる。写真を預かった琉米歴史研究会では持ち主を捜している。写真は表裏ともホームページ(http://www.ryubei.com/)で公開している。

(6/21 琉球新報 16:13)

                     ◇

6月に入ってからの地元紙の沖縄戦に関する報道は、日に日に異常さを増している。

今朝の琉球新報朝刊は一面トップ記事を初めに、六面を費やして「日本兵の残虐」を糾弾している。

文化面ではサヨク学者を三人も動員してこれを後押しさせる熱心さ。

琉球新報でさえこうだから、沖縄タイムスは推して知るべしだろう。(この時間、同紙サイトには未だアップされていない)

これらの記事にまともに突っ込みを入れるのは、

蟷螂の斧より厳しいものがある。

まるでベニヤ板の特攻舟艇で「鉄の暴風」を降らす米艦隊にに立ち向かう日本兵の辛さを感じさせる。

まぁ、これについては稿を改めるとして。

 

ある本土出身の記者は沖縄メディアの異常な加熱振りを評して

>沖縄にはこの意見書(教科書検定)に反対だと沖縄県民でない、「非国民」みたいな雰囲気があります。

次のようなことを漏らした記者さんもいた。

>物言えばくちびる寒し・・・

 

ところで、上記引用の記事。

一連の特集記事の後で読むと、

「沖縄戦は日本軍と沖縄住民の戦いだった」という錯覚に陥る。

そして「残虐非道な日本軍を追い出して、沖縄住民を解放したのは米軍だ」と。

ここでは沖縄住民に無差別に「鉄の暴風」を降らした加害者米軍への視点は完全に欠落している。

広島の慰霊碑・銘文と同じ精神構造だ。

そういえば高嶋琉球大学教授はよくぞアメリカは日本に原爆を落としてくれた、これで仇が討てた」という言葉を講演会で言っていた。

 

沖縄に戦没者の慰霊に来るのに元日本兵の身分を明かすのは勇気が要る。

”残虐な”元日本兵がコソコソと慰霊に来る一方、“ヒューマニズム”あふれる元米兵は沖縄では暖かく報道される。

正に大田元知事の歴史観を地元紙が忠実に実行していることになる。

以下に引用する大田前沖縄県知事の著書「沖縄の決断」の紹介文にこれが凝縮されている。

まぎれもなく、沖縄はかつて日本国の植民地であった。

古くは薩摩の過酷な搾取に支配され、太平洋戦争で沖縄県民は軍務に活用され、やがて切り捨てられ、そして卑劣にも虐待された歴史がある。

その意味では、沖縄戦のあとに上陸してきたアメリカ軍は沖縄にとって解放軍のはずだった。≫
(大田昌秀著「沖縄の決断」朝日新聞社刊)

◆参考:この情報に注目! http://www.kamiura.com/chuu18.htm

 

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社民党性奴隷問題はインボウか?

2007-06-22 08:45:10 | 従軍慰安婦

社民党幹事長VS「週刊新潮」 愛人報道めぐり「激突」

2007/6/21     

   社民党幹事長又市征治参議院議員が、マッサージ嬢を愛人にしたうえ、議員宿舎をラブホテル代わりに使っていた――「週刊新潮」が2007年6月28日号でこう報じた。記事では「愛人」とされる40代の女性が、性的関係を赤裸々に告白している。一方、又市幹事長は6月21日に即刻提訴した。しかし、「週刊新潮」は「事実以外のなにものでもない」と自信たっぷりで、本格的な法廷闘争に発展しそうだ。

週刊新潮に損害賠償と謝罪記事・広告の掲載を求める

又市幹事長のウェブサイトでは、記事を「謀略」だと非難している
又市幹事長のウェブサイトでは、記事を「謀略」だと非難している

   記事によると2人の出会いは05年7月下旬。鍼灸院に勤務する女性がたまたま又市議員の議員宿舎に派遣されたこと。何度もマッサージを担当する機会があって、女性は「センセイのことを好きになっていた」のだそうだ。

   2人の「デート」は06年2月から毎月2~3回議員宿舎で行われ、ホテルに泊まることもあったという。又市議員が別のマッサージ嬢を部屋に呼んだこともあり女性は激怒。又市議員は土下座して謝り、名刺の裏に「○○さんを指名しますのでよろしくお願いします」と念書を書いた。これが二人の「交際」の証拠なのだという。

   女性が又市議員との関係を「週刊新潮」に告白したのは、

「私は単なる性の玩具にされたのでしょうか(中略)こんな人が次の選挙に出て当選するのは我慢できません」

という理由からなのだそうだ。

   又市議員と社民党全国連合は、「週刊新潮」のこの号が発売される前の07年6月19日に新潮社に対し掲載中止を申し入れると共に、東京地裁に「虚偽記事掲載差し止めの仮処分」を申請した。申請は却下されたが、07年6月21日に名誉を傷つけられたとして、又市議員は発行元の新潮社に対し、3,300万円の損害賠償と謝罪記事・広告の掲載を求め、東京地裁に提訴した。

「社民党の体質がよく出ていて笑えます」と週刊新潮

   又市議員の参議院議員事務所はJ-CASTニュースの取材に応じ、

「マッサージを受けていたのは事実だが、性的関係やそれに伴う様々なやりとりは事実無根。又市を貶めようとするものであり許すことはできない」

と話した。また、2人が「愛人関係」だったという証拠の一つとして挙げられている「名刺に書いた念書」だが、その「名刺」は存在するものの、

「マッサージをお願いする、というだけの内容だ」

としている。
   社会民主党全国連合も同日に、

「虚報でも全国的に配布される雑誌となれば、その影響は甚大であり、多くの国民にあらぬ誤解を与えることになる。さらに重要なのは、参議院選挙を控えたこの時期に記事をばらまけば、比例区に立候補を予定している又市幹事長と社民党に対する悪質な選挙妨害となることは明白である」

とホームページ上で非難した。

   提訴された「週刊新潮」編集部は、J-CASTニュースに対し、記事を読んでもらえば100%事実以外のなにものでもないことがわかるはずだとし、

「個人の性的スキャンダルを政治的謀略にスリ替えるあたり、社民党の体質がよく出ていて笑えます」

とコメントしている。

                     ◇

 

 

週刊新潮によると、又市議員は週刊誌に嗅ぎつけられたのは「政府の陰謀」だと言う。

以下は25oclockさんよりの引用ですが、コーヒーを吹かないよう気をつけて読んでください。

 http://25oclock.blog.shinobi.jp/

 

>政府の陰謀で週刊誌に書きたてられそうだから用心してくれ

× 陰謀
○ 淫棒

ということで、社民党(03-3508-1171)に電話しました。
年配の男性。焦っているようでした。


25 週刊新潮の記事に関してなんですが
社 事実無根ですね
25 完全な誤りであると
社 少なくとも男女関係云々はないですね
25 でも、被害者の女性が訴えているわけですよ
社 ですから、それが虚偽なんですよ
25 でも、被害者の女性が訴えているんですから、間違いなく事実ですよね
社 そんな・・・被害者の訴えは絶対なんですか?
25 疑問に思いますか?
社 当然でしょう
25 じゃあ、従軍慰安婦にも同じことが当てはまりますよね
社 ・・・そ・・・それは違う話でしょう
25 女性が性被害を受けているという点で同じ話だと思いますが
社 全然レベルが違う話しですよ
25 慰安婦問題では「証言は絶対だ」と言いながら、自分達に関して「証言はウソだ」という態度は矛盾してますが
社 慰安婦は証言だけじゃないでしょう
25 例えば?
社 政府もね、認めているわけです
25 「政府が認めているのだから、お前ら国民は黙って従え」というわけですね
社 そんなことは言ってないですよ!!
25 言わんとすることはそういうことじゃないですか。権威主義ですよ
社 ともかくね、これは虚偽ですから
25 このいわゆる社民党性奴隷、社民党慰安婦問題に関してなんですが、「党が主導した」なんて話もチラホラでてきていますが
社 そんなバカな!!!あなたね、なんてこと言うんですか?何の証拠があってそんなことを言うんですか!!
25 そんな都合の悪い証拠を残しておくわけが無いですよね。党が証拠は燃やしちゃったんですよ
社 ・・・・あなたね・・・いい加減に・・・
25 ・・・と思いますよね。でも、「証拠は加害者が燃やしちゃったのだから出てくるはずは無い」ってのは、社民党の方々が慰安婦問題で主張してることなんですよ
社 そんなこと言いましたか?
25 言ってないですか?保証出来ます?
社 ・・・一々覚えてないですけどね、もうそろそろ忙しいのでね!!切りますよ!!
25 他人に厳しく、自分に甘くというそういう社民党の態度が批判されているんですよ
社 これは事実無根ですから!!裁判で明らかにします!!
25 あ、争うということですか?
社 争いますよ。これは、選挙妨害ですね
25 選挙が近いのでこういう怪情報が出てきたと
社 そうです!!切りますよ!!
25 今回のやりとりは公開しますので!!
社 結構ですよ!!
25 お名前をお聞かせください
社 総務の土屋です!!!
25 ありがとうございました。




ご覧のとおり、そうとうテンパってます。
無理なロジックで他者を攻撃するのもいいですけど、自分達に跳ね返ってくる可能性は考慮して欲しいです。


福島瑞穂事務所(03-3508-8506)にも電話しましたけど、面白くないので省略。社民党系の議員事務所って青臭くて独善的な正義感に溢れるタイプが多いんですけど、今回はまともでした。30代くらいの落ち着いた女性。大手企業の受付嬢かと思いました。当方は従軍慰安婦問題とのダブルスタンダードを指摘して、変な言い訳はせずにキチンと糾弾・処分すべきだと主張したのに対して、「おっしゃることは分かります」と返答していました。この女性は個人的に「エロじじいめ!!」と思ってるのかもしれません。



んで、問題の又市事務所(03-3508-8537)。
40~50代の男性。マエダさんと名乗っておりました。
対応は丁寧で紳士的ですが、お話になりませんでした。
30分近くやりとりしてたので全部を掲載はできませんが、全体を凝縮してお送りします。


(中略・詳しくは)⇒ http://25oclock.blog.shinobi.jp/

社民党本部のようにテンパってはいないですけど、「従軍慰安婦は国家権力がやったので証拠がなくても事実、社民党慰安婦は個人の問題なので証言があっても事実無根」というロジックが意味不明です。今、これを書いてて気付いたんですけど、旧社会党や社民党は北朝鮮の拉致問題は「証拠がない」と繰り返し主張していたわけで、この点でもダブルスタンダードになります。結局、国家権力と個人の問題を切り離して考えているわけではなく、「日本の行為は全部悪い」という古びたサヨクイデオロギーを引きずっているに過ぎません。


あと、大分省略しましたけど、省略部分も大体上記と同じ内容の繰り返しですね。

慰安婦問題は事実だけど、週刊新潮の記事は事実無根
 ↓
それはダブルスタンダードだと指摘される
 ↓
ダブルスタンダードにはならないと強弁

これの繰り返し。

他には、「慰安婦問題は左翼イデオロギーの産物だ」→「そんなことはない」→「拉致問題もイデオロギーのために否定してたじゃないか」というやり取りで黙り込む場面もありました。
更に、「ブログとかでも色々あることないこと言われているが、キチンと対応していく」との発言に、「国会議員がブログに抗議するということですか?」と質問すると、「まあ、表現の自由との兼ね合いもありますが・・・」とトーンダウンするなんてのもありました。普段反権力を標榜してるくせに、自分達が一番権威主義的です。権力を握っているという自覚がない権力者が一番危険です。


今回の問題は社民党慰安婦・社民党性奴隷と名づけて、後世に伝えていきましょう。

引用終了。

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IAEA受け入れ、北朝鮮が保留…「入金確認できず」

2007-06-22 08:21:53 | 県知事選

IAEA受け入れ、北朝鮮が保留…「入金確認できず」と (02じ:56分

【ウィーン=石黒穣】在ウィーン北朝鮮大使館は21日、声明を発表し、来週に予定される国際原子力機関(IAEA)代表団の訪朝受け入れを保留していることを明らかにした。

 北朝鮮関連資金のロシアの民間銀行への移管に関し、「口座への入金が確認できていない」ため、「代表団の訪朝日程を公式に確定することができない」としている。

2007年6月22日2時56分  読売新聞)
 
                    ◇
 
えっ!
 
「口座への入金が確認できていない」?
 
ヒルさん、「今度こそ大丈夫」と得意満面のニコニコ顔で訪朝したのではなかったの?
 
 
「確認できていない」って便利な言葉です。
 
しっかりお金は受け取っても「受け取っていない」といえばウソになるが、「確認できない」といえば後で言い訳も立つ。
 
「確認したら入金済みだった」言えば済む。
 
約束は反故にされ、
 
北鮮には金が渡り、
 
汚れたカネは凍結されずに世界中をとび廻る。
 
汚れたカネのロンダリングはマカオのチャチナ銀行ではなく、今度はアメリカお墨付きのロシアの銀行が堂々と代行する。
 
こんな最悪の結末になったらヒルさん、腹を切るだけではすまないと思うが。

訪朝後、日本へも立ち寄って状況説明すると言っていたが、それよりどのツラ下げて本国へは帰るの?
 
いっそ、そのまま北朝鮮に永住したらどうだろう。
 
クリントン、カーターの先例を学習する能力は無かったのかね。
 
 
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偽装コロッケ 「牛頭豚肉」それが何か?

2007-06-22 07:10:51 | 県知事選
偽装ミンチ問題、生協やスーパーが販売中止

 小売店は豚肉が混入していた「北海道加ト吉」の牛肉コロッケの販売中止や店頭からの撤去を始めた。

 コープこうべ(神戸市)など全国約80の生協は20日午前、「CO・OP 牛肉コロッケ」の販売を中止。コープしが(滋賀県野洲市)はカード会員の購買履歴から当該商品を購入した組合員を割り出し、購入代金を返還する方針だ。

 鹿児島県と宮崎県で「ファミリーマート」を運営する南九州ファミリーマート(鹿児島市)は、豚肉が混入していた牛肉コロッケを使ったサンドイッチを店頭から撤去した。ダイエーと西友、ローソンも豚肉の混入があったかどうかを確認中だが、「消費者の不安を払拭(ふっしょく)する」(ダイエー)ため同日、商品を撤去した。(日本経済新聞 07:01)

                    ◇

「羊頭狗肉」は騙しの代名詞だが、

犬を食べる食習慣のある中国では、

中味が違っても旨けりゃ結構、

特に騙しの意味は無いと訊く。

羊の肉より犬の肉を旨いと思う人にとっては、むしろありがたい話なのだろう。

 

「牛頭豚肉」。

それが何か?

美味しければいいのでは?

・・・とは、日本では通用しない。

 

高価な食材をふんだんに使った料理は

高くても、美味しい。

食材をケチった料理は

値段は安くとも、不味い。

 

安い食材で美味しい料理が造れたら・・・・

料理の鉄人でも、やはり食材を選ぶ。

それが出来るのは料理の天才?

 

豚肉の混入した「牛肉コロッケ」。

偽装表示は消費者を偽ることであり、厳しくその責任を追求すべきだろう。

でも、・・・

中国の偽装食品に比べたら可愛いものだ、

・・・と言ったら怒られるか。

このコロッケ、大手スーパーの「コープ」や、コンビニ等では美味しいと評判のコロッケだったと聞く。

この社長、謝罪の態度が悪いとブーイングを受けている。

牛肉の代わりに豚肉のほかレバーや血液、それに牛脂も使っていたと言う。

その結果、大幅コストダウンで、

消費者が喜ぶ「美味しいコロッケ」が出来たのなら、

人相と態度は悪いが、

この社長って、 天才?

                       *

豚肉混入の「牛肉コロッケ」を、行列作って買ったグルメたちは

とんだ間抜け面をさらすことになるね。

それを「美味しいコロッケ」として販売していた大手スーパー、コンビニも大恥だらしだ。

仕入れ担当者は試食していただろうに、

きっと、「これは旨い!」とか言って

脳テンキに、Ⅴサインでも出していたんでしょう。

まだまだ恥さらしはいるね。

天才社長の「作品」に自社ブランドをつけた、味の素、紀文、加ト吉の皆さん、

皆さんの目は節穴だったの?

いや、大手食品メーカーが、味オンチだったことをバクロしたわけですね。

あぁ~、恥ずかしい!

 

◆関連エントリー:

「羊頭狗肉」? それが何か。

 

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沖縄のマスコミは大政翼賛会か

2007-06-20 10:38:17 | ★集団自決

PCの調子が悪く例によって友人のT君の出動を願ってやっと先ほど回復。 ちょっと更新が遅れた。

 


検定撤回、国に要請を 県議会へ決議文提出  

仲里議長に決議文を手渡す高嶋教授(左)=19日午後、県議会議長室

 「6・9沖縄戦の歴史歪曲(わいきょく)を許さない!沖縄県民大会」の実行委員会代表ら7人は19日午後、県議会を訪れ、仲里利信議長に大会決議文を手渡し、「集団自決」から日本軍の関与を修正・削除した高校教科書の検定意見撤回を国に要請するよう求めた。
 仲里議長は「本日の文教厚生委員会で(意見書を)検討する。漠然とした表現があるかもしれないが、全会一致で国に撤回を要請していきたい」と答えた。
 
実行委の高嶋伸欣琉大教授は、9日の県民大会を踏まえ「県民の声は検定意見の撤回を求めている。県民の代表として、県議会でぜひ検討していただきたい」と要請した。
 決議文では「沖縄戦の集団死・『集団自決』が『軍による強制・強要・命令・誘導』で引き起こされたことは否定できない事実」「県民の90%以上が削除・修正に反対している」と文科省を批判。「沖縄戦の実相」を子どもたちに伝えるために、沖縄戦「集団自決」に関する教科書検定意見をただちに撤回することを求めている。
 この後、実行委代表らは県庁で記者会見し、15日の東京での文部科学省への要請行動などについて報告した。

(琉球新報 6/19 16:22)

                                            ◇

県議会でも意見が割れて紛糾したようだが、沖縄の政治家で「市民団体」やそれを圧力にしたマスコミを敵に廻すことは苦しい。

特に今回のように参院選直前で「県民の総意」とメディアに連発されると。

  
軍命めぐり与野党対立/「集団自決」意見書案
  自民の伊波常洋政調会長側は「合意できるぎりぎりの線。容易には譲れない」と述べた。前島委員長も「全会派が一致できる内容を示した。決裂させるわけにはいかない」と述べた。

 護憲ネットの狩俣信子氏は「到底受け入れられない。訴えが弱く、文科省寄りだ」と批判。野党案を作成した前田政明氏(共産)は「軍命は多くの人々が証言している。最も重要な点をあいまいにするのは許されない」と主張した。(2007年6月19日(火) 沖縄タイムス朝刊1面より抜粋)

結局こうなってしまったようだ。

与野党が合意 可決へ/「集団自決」意見書 
 
                      ◆ 

昨日のエントリで琉球新報夕刊に連載中の上原稔さんの沖縄特集について次のように書いた。

≪まさか琉球新報が内容修正、または掲載拒否なんてことはしないでしょうね。≫

「パンドラの箱」  カギを握る上原正稔氏

さらにこのようにも書いていた。

「琉球新報は沖縄タイムスよりまだマシだ」

が、これは即刻取り消す。

朝令暮改の謗りはあえて受けよう。

もし、今日の夕刊で上原さんの修正無しの「沖縄戦記」が見られたら、再度前言を取り消そう。(笑)

                      ◇

「パンドラの箱」は掲載紙の琉球新報によって閉じられた。

琉球新報夕刊の火曜日から土曜日にかけて連載中の上原正稔さんの沖縄戦ドキュメント「パンドラの箱を開けるときー沖縄戦の記録」は昨日の夕刊から何の予告も無く掲載中止となった。

昨日の夕刊からのテーマは、「慶良間の集団自決」の予定だった。

これは地元二紙を中心に沖縄メディアが“民意”を煽っている今最もホットなテーマだ。

産経新聞の那覇支局長小山さんのブログ「今夜も、さーふーふー」でも上原さんの記事に期待し次のように述べていた。http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/198809/allcmt/#C297277

≪19日付からは第2話「慶良間で何が起きたのか」が始まります。
「集団自決」をテーマにしたもので、作者の上原正稔氏は圧力に屈することなく執筆すると話していました。
注目しています。≫

やはり圧力に屈したのか。

 

予感はその日の朝刊を見たときからあった。

文化面トップだ林博史関東学院大学教授の「沖縄戦」特集の第一回目が掲載されていたのだ。

林教授といえば日本軍を残虐非道とするサヨク学者で、「沖縄集団自決冤罪訴訟」でも被告側の証拠を収集したことで知られている。

又、先の都知事選では、石原氏三選を阻止すべく共産党に手紙を送った政治的人物で、その文の中で「安倍首相を「極極右翼」(右翼でも極右翼でもない)と決め付けている。http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/index.html

朝刊と夕刊の違いがあるとは言え、林教授の「沖縄戦記」と上原氏の「沖縄戦記」が差し替えられたのではという予感がとっさに脳裏を横切ったとしても不思議ではない。

 

上原氏の特集を期待していた者として電突と言うより、一読者として問い合わせてみた。

琉球新報に電話で問い合わせた。

電話を取ったのは若い男性。

上原さんの特集が掲載されていない理由を尋ねると、本人も気がついていなかったようで、確認の為しばし待たされた。

そのとき独り言のように「上原さんの原稿が来ていないのかな」といった声が聞き取れた。

再度電話口に出て「17日で終了した」というので、

「いや第一話が終了で、今日から第二話が掲載される筈。 再掲日を知りたい」と問い直すと、

「担当は編集部なので問い合わせます」と再び待たせる。

以下、担当部に問い合わせた後の応答。(Rは新報職員)

R:「現在上原さんとは調整中です」

私:「再開するのはいつからですか」

R:「調整中なのでいつからとはいえません」

私:「記事を楽しみにしていたのに、予定だけでも」

R:「ですから、日程を調整中ですので何時からとはいえないのです。・・・今週かも、来週かも・・。」

私:「そうですか、はい、ありがとうございました」

(会話時間は一分足らずだが、 待ち時間も含めた6分ほどかかった)

最初ののんびりした対応と違って多少動揺したように感じたのは気のせいか。

やたらと調整中を連発するのが印象に残った。

きっと担当部が連発したのだろう。

 

調整中とはどういうことだ。

記事内容を修正・偏向させるための調整なのか。

連載中の記事を「調整」という名のもとに検閲するのはメディアが最も嫌う言論弾圧というか、言論封殺ではないか。

異論があれば山ほどいる同紙と論を同じくする、学者・評論家に反論させれば良いではないか。

意見の異なる論者の意見は発表の場さえ抹殺するのか。

しかも連載中の特集を中断することはただ事ではない。

沖縄のマスコミは大政翼賛会か。

沖縄のマスコミがサヨクなのは周知の事実としても、言論談合を平気で行う恥知らずだったとは。

言論の自由、報道の自由という言葉を沖縄マスコミは二度と使って欲しくない。

琉球新報に僅かでも報道機関としての良識を期待して(ムリ?)、今日の夕刊を注目してみよう。
 

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「パンドラの箱」  カギを握る上原正稔氏

2007-06-19 10:09:25 | ★集団自決

愛読している産経新聞那覇支局長小山さんのブログ「今夜も、さーふーふー」http://koyamay.iza.ne.jp/blog/に琉球新報連載特集の予告記事がありました。

例によって丸ごと引用させてもらいます。 多謝。

まさか琉球新報が内容修正、または掲載拒否なんてことはしないでしょうね。

 

                  ◇

「パンドラの箱を開ける時」

2007/06/17 13:49

琉球新報の夕刊で火曜から土曜にかけての連載です。
第1話「みんないなくなった 伊江島戦」が昨日で終了。
19日付からは第2話「慶良間で何が起きたのか」が始まります。
「集団自決」をテーマにしたもので、作者の上原正稔氏は圧力に屈することなく執筆すると話していました。
注目しています。

 

                        ◆

カギを握る男・上原正稔氏

琉球新報の今日の夕刊から始まる連載特集「パンドラの箱を開けるときー沖縄戦の記録」が注目を浴びます。 

「沖縄集団自決冤罪訴訟」の原告側と被告側の両陣営の準備書面に出てくる沖縄在住のジャーナリスト上原正稔氏。

以下は上原氏についての「沖縄集団自決冤罪訴訟」に於ける原告側準備書面の記述です。

≪さて、今回新たに提出した重要な証拠のなかに、沖縄出身の作家上原正稔氏が記述した『沖縄戦ショウダウン』があります。上原氏は、琉球新報に「沖縄戦ショウダウン」を連載中、当時の集団自決の生き残りである金城武徳氏らを調査した結果、渡嘉敷村民の自決について、
「国のために死ぬのだ。だれも疑問はなかった。村長が立ち上がり音頭をとり、『天皇陛下万歳』と皆、両手を上げて斉唱した」ことを確認しています。

(2)続いて、被告らが依拠する富山証言の信用性を弾劾しています。被告らは富山証言をもとに米軍が上陸する直前の昭和20年3月20日、手榴弾を村民に配ったといいます。富山証言は第3次家永訴訟において、沖縄国際大学の安仁屋政昭氏が公に持ち出したものでありま
すが、日本軍の第32軍も渡嘉敷島の第3戦隊である赤松部隊も米軍が慶良間諸島を最初に攻撃することはないと考えていました。だから地上戦も予定していませんでした。安仁屋氏もそのことを明確に認めています。3月25日8時海上に敵機動部隊船影を確認するまで米軍の渡嘉敷島への上陸を全く予想していなかった赤松部隊が3月20日に米軍の上陸した場合の戦闘に備えて村の少年や役場職員に手榴弾を配布することはありえません。富山証言はデッチアゲそのものです。

(略)

(4)太田氏(「鉄の暴風の筆者」ー引用者)は沖縄タイムス上での論戦において、「あの玉砕は軍が強制したにおいがある。アメリカ兵が目撃した集団自決の資料の発見者で翻訳者である上原正稔は、近く渡米して目撃者を探すそうである」と記載しています。その上原正稔氏こそ、先に紹介した『沖縄戦ショウダウン』の著者でした
原氏は、『鉄の暴風』等によって沖縄のマスコミがつくりあげた虚偽の神話に対する怒りを隠さない金城武則氏、大城良平氏、安里喜順氏、そして知念朝睦氏といった集団自決当事者たちの証言に出会い、ようやく真実に気がつきました。そして、「われわれが真相を知ることが『人間の尊厳』を取り戻す、すなわち『おとな』になることだと信じる」と断ったうえで、「筆者も長い間『赤松は赤鬼だ』との先入観を拭いさることができなかったが、現地調査をして初めて人間の真実を知ることができた。」と告白しているのです。 さらに、「国の援護法が『住民の自決者』に適用されるためには『軍の自決命令』が不可欠であり、自分の身の証(あかし)を立てることは渡嘉敷村民に迷惑をかけることになることを赤松さんは知っていた。だからこそ一切の釈明をせず、赤松嘉次さんは世を去った」「一人の人間をスケープゴート(いけにえ)にして『集団自決』の責任をその人間に負わせて来た沖縄の人々の責任は限りなく重い」と結論しています。
『沖縄戦ショウダウン』の記事が沖縄の有力紙琉球新報に掲載されている意味は重大です。そのことは、沖縄の言論人にも事実を調査し、真実を見極めようという誠実な人がいること、そしてそうした沖縄でも赤松隊長命令説の虚偽が自明なものとして知られていたことを意味しているからです。 

 いま、上原氏の「沖縄の人々の責任は限りなく重い」という言葉に込められた沖縄の良心の叫びを、噛みしめる時が来ているのです。≫
(沖縄集団自決冤罪訴訟・準備書面)

これに対する被告側の反論は

「『沖縄戦ショーダウン』は、赤松氏を一方的に評価する人物だけからの証言によって執筆されたもので信用性がない」とのこと。

照屋証言を経歴詐称で信用できないとした反論と同じ論法。

・・・ということは、赤松氏を評価する「証言者」が多数存在するってこと?

そんな証言者は照屋さん以外には知られていない。

・・・ということは、地元メディアに発言を封印されていたことになる。

その封印された「証言」を掘り起こした上原さんの良識に期待したい。

 


 

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沖縄タイムスその2  「手りゅう弾が唯一の“証拠”」

2007-06-19 08:33:35 | ★集団自決

沖縄タイムス 2007年6月18日(月) 夕刊 1面  
 
自民、意見書案合意へ/「集団自決」修正撤回
 高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決(強制集団死)」の記述から「軍命」を削除した文部科学省の教科書検定の撤回などを求める意見書への賛成方針を決めた県議会最大会派の自民党は十八日、議員総会を開き、文教厚生委員会の前島明男委員長から提示された意見書案を協議、合意する方針を決定した。
 一方、野党側は「集団自決」の軍命に対する意見書案の見解で、「沖縄戦の史実を自ら否定する表現になっている」と反発。野党会派は十八日午後に対応を協議し、独自の意見書案を提示する構え。文厚委員会は意見書案をめぐり、与野党の激しい議論が予想される。

 文厚委員会で可決された後、代表質問が始まる二十六日の本会議冒頭で可決される見通しだ。

 意見書案は、「集団自決」の軍命について「県内のほとんどの資料が灰じんに帰し、今後文書的な証拠が出る可能性は極めて乏しく、事実の検証は厳しい状況」と指摘。

 投降が許されなかった極限状態にあったとした上で、「軍しか持ち得ない手りゅう弾が配られ、多くの住民が自決に追いやられたこと多くの証言から紛れもない事実」とし、「今回の修正は到底容認できない」と検定意見の撤回、記述の回復を要請している。

 だが、野党側は「軍命については生き証人がいる。『検証が厳しい』とするのは、沖縄戦の史実を自ら否定している」「軍の命令なくして、起こり得なかったのは事実」と委員長案を批判した。

 自民の伊波常洋政調会長は「合意できるぎりぎりの線。意見書合意に向けて譲れない」と強調。前島委員長も「全会派が折り合いがつけられる内容を検討した。決裂させるわけにはいかない」と述べた。


     ◇     ◇     ◇     
本部議会決議


 【本部】教科書検定で沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」に日本軍が関与したとする記述が高校の歴史教科書から削除された問題で、本部町議会(小浜利秀議長)は十八日開幕した六月定例会冒頭、検定意見の撤回を求める意見書を全会一致で可決した。

 意見書では「係争中の裁判を理由にし、かつ一方の当事者の主張のみを取り上げることは、文科省自らが課す検定基準を逸脱するばかりか体験者の証言や沖縄戦の実相を再び否定しようとするもの」として、文科省の検定意見を批判している。あて先は内閣総理大臣、文部科学大臣、沖縄担当大臣。

                      ◇  
 

 

6月に入ってからのの沖縄タイムスの「集団自決」絡みの時事の露出度は実に凄まじい。

記事・特集はさておいても、社説だけでも16日までに4件も書くという異常ぶり。

半月で4件だから、およそ一週間に二つの社説を書いていることになる。

そんなに書く内容があるのか。

内容なんか如何でも良い。 

とにかく書き続けて“民意”を装うのが目的だから。

沖縄タイムスが煽る“民意”とは、こぐのを止めると倒れる自転車のようなもの。

沖縄タイムスはいつまでこぎ続けるのか。

沖縄タイムス<社説一覧>

2007年           タイトル

6月16日 【文科省意見書】「削除」の根拠が薄弱だ
6月15日 【「集団自決」修正】真実から目をそらすな
6月11日 【検定撤回決議】歴史の事実を直視せよ
6月 4日 【「集団自決」と軍命】「魂の叫び」に応えたい
  

5月 2日 【「集団自決」調査】住民証言が軍関与裏付け

4月 1日 【「集団自決」検定】歴史の事実を踏まえよ

                   ◇

従軍慰安婦問題のときもそうだったが、何事かが「存在した」か「存在しなかった」を争う場合、「存在した派」が「証拠」を出すべきである。

「証拠」のない感情的論議は、罵詈雑言の応酬という不毛な結果になるる。

集団自決問題では「軍命令あり派」が唯一証拠とすることは住民が自決した「手りゅう弾」の存在である。

◆唯一の「証拠」手りゅう弾

上記記事でも「軍しか持ち得ない手りゅう弾が配られ、多くの住民が自決に追いやられたこと多くの証言から紛れもない事実」

厳しい軍管理下にある筈の手榴弾が住民の手にあったことは軍がそれで自決を命じたことと同じという三段論法だ。

手りゅう弾について証言をしたのは当時の村の職員だった富山(新城)真順さんである。
   
富山証言に登場する手榴弾(しゅりゅうだん)の配布については、既に作家、曽野綾子氏が著書『ある神話の背景』の中で、赤松嘉次元隊長に尋ねている。
自決命令は出さないとおっしゃっても、手榴弾を一般の民間人にお配りになったとしたら、皆が死ねと言われたのだと思っても仕方ありませんね
 曽野氏の質問に対して、赤松氏はこう答えている。
 「手榴弾は配ってはおりません。只、防衛召集兵には、これは正規軍ですから一人一、二発ずつ渡しておりました。艦砲でやられて混乱に陥った時、彼らが勝手にそれを家族に渡したのです。今にして思えば、きちんとした訓練のゆきとどいていない防衛召集兵たちに、手榴弾を渡したのがまちがいだったと思います」
(世界日報 6月16日付本文より)

≪(2)続いて、被告らが依拠する富山証言の信用性を弾劾しています。被告らは富山証言をもとに米軍が上陸する直前の昭和20年3月20日、手榴弾を村民に配ったといいます。富山証言は第3次家永訴訟において、沖縄国際大学の安仁屋政昭氏が公に持ち出したものでありま
すが、日本軍の第32軍も渡嘉敷島の第3戦隊である赤松部隊も米軍が慶良間諸島を最初に攻撃することはないと考えていました。だから地上戦も予定していませんでした。安仁屋氏もそのことを明確に認めています。3月25日8時海上に敵機動部隊船影を確認するまで米軍の渡嘉敷島への上陸を全く予想していなかった赤松部隊が3月20日に米軍の上陸した場合の戦闘に備えて村の少年や役場職員に手榴弾を配布することはありえません。富山証言はデッチアゲそのものです。≫(沖縄集団自決冤罪訴訟・準備書面)http://blog.zaq.ne.jp/osjes/article/25/


 

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奇奇怪怪 ヒル次官補の無能が朝総連を破滅に追い込んだ?

2007-06-19 07:34:50 | 県知事選
☆★☆★2007年06月17日付

 交渉事には妥協が必要だとしても、譲ってはならない一線というものはあるはずである。法に抵触する場合、抵触はしないが道義的に許されない場合、そしてどう考えてもおかしいと思う場合である▼マカオのバンコ・デルタ・アジア(BDA)にあった北朝鮮の預金口座が凍結解除されたことが、かりに北朝鮮の核開発停止につながるやむを得ない措置だとしても、外交史上に残る小さくない汚点であることだけは確かだろう。この口座が、北朝鮮による外貨獲得手段である麻薬密輸、偽ドル作りなどの犯罪で稼ぎ出した資金をマネーロンダリング(資金洗浄)するための場であったことは、世界が認めている▼だからこそ米国は同国内の銀行にBDAとの取り引きを停止させ、これが事実上口座凍結につながった。この金融制裁がそれでなくとも外貨の欲しい北にとってボディーブローとなって効いたことは、六カ国協議のテーブルにつく条件としてその解除を真っ先に求めたことからも明らかだ▼この制裁は一国の一銀行にとどまらず、海外にある他の預金口座をも凍結するに等しい結果となる。北との関係を疑われれば国際的に信用を失うからである。現にBDAの口座が凍結解除されても、送金受け入れ先が決まらなかった。結局は米国の意向を受けてロシア経由で還元されたのもそのためだ▼その入金を確認した上で、北は核開発施設の封印をしてくれるというのが米国の読みだが、これは間違いなく裏切られ、米国は二重の屈辱を受けることになるだろう。この程度でせっかく手に入れた核カードを手放すほど首領様は甘くない。司法取引が許される米国だから、目的のためには違法にも目をつむるという考え方があるとしても、邪道はしょせん邪道によって報われるしかないのだ。(東海新報)

                    ◇

2月には決着したはずのBDAの凍結解除。

遅くと30億円は3月一杯には北朝鮮の手に入っていた筈。

ヒル次官補の無能振りが30億円を中に浮かせ、その結果朝鮮総連が大ダメージを受けた?

素人の空想で勘ぐると、この30億円が予定通り、3月一杯に送金されていたら・・・。

北朝鮮から朝鮮総連を通じて、公安調査庁の元長官、緒方重威氏の口座に振り込まれていたのではないか。

そうなっていたら、架空取引として騒がれることも無かったかも。

問題の架空取引きには、最高検察庁の元幹部と売る側、朝鮮総連の代理人日本弁護士連合会の元会長が絡んでいる。

さらには二人を取り持った第三の人物某氏がいるという。

本来なら敵対関係にあるはずの、法曹界の重鎮二人を取り持つ某氏とは。

朝鮮総連の闇は奥深く、

奇奇怪怪だ。

6月19日付 編集手帳
 内田百けん(ひやつけん)の小説や随筆には「甘木(あまぎ)君」という人物がしばしば登場する。甘木氏、甘木さんのときもある。姓ではなくて、「某」の字を上下に分解したものという◆「某氏」の背後には、そこはかとなく暗い闇が浮かぶ。「あまぎ」という柔らかい音の響きもあってだろう、「甘木氏」は市井の好人物といった風情を身にまとっている。文字とは不思議なものである◆あの奇妙な取引にも、どこの誰とも分からない人物が登場する。公安調査庁の元長官、緒方重威(しげたけ)氏が在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の土地・建物を購入するにあたり、資金の出し手となるはずだった人物である。お世辞にも甘木氏とは呼べない某氏である◆変な人らしい。「自分の名前は出すな」と緒方氏を表に立て、「代金授受の前に移転登記を済ませろ」と虫のいい条件を付けた末に「金は出せぬ」。きのう、取引は白紙に戻った。「某」よりは「謀」の字が似合う人かも知れない◆それにしても、緒方氏は最高検察庁の元幹部でもある。売る側、朝鮮総連の代理人を務める土屋公献(こうけん)弁護士は日本弁護士連合会の元会長である◆某氏がそもそも実在しなければ架空取引で論外だが、実在したならばしたで、法曹界の重鎮2人が怪しい人物に踊らされたことになる。甘木氏ならぬ、うかつな「大甘」氏であったろう。(「けん」は門がまえに「月」)

(2007年6月19日1時45分  読売新聞)

◆関連エントリ:

元公安長官宅 地検が家宅捜索

日弁連会長を事情聴取 泥棒してもカネ返せばいいんだろう?

 

 

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