狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

普天間跡地は自衛隊が利用!台湾有事に備えて

2010-03-08 07:08:43 | 普天間移設

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普天間移設の候補地が次から次へと「日替わりメニュー」(仲井真県知事)のように出てくるのには沖縄タイムスも呆れていたが、沖縄版言論封殺魔こと芥川賞作家の目取真センセも自ブログで次のように驚いて見せている。

《それにしてもだ。やれキャンプ・シュワブ陸上だ、津堅島沖合だ、あるいは伊江島だ、下地島だ、と過去に議論されて消えていった話が、よくもまあ次から次に出てくるものだ。それらと比較検討した最終案として辺野古が決まったのだから、最終案よりも実現可能性が低いことは誰にでも分かる。》

何が何でも県外移設を主張して、講演をしたり現地へ飛んだりで連日大車輪の目取真センセも、実現可能性が高いのは最終案だと認めているのは、御愛敬である。

新聞は候補地の報道には大童だが、移設後の跡地の利用についてのはほとんど触れていない。 結局は普天間に固定化されると予測しているのかとも思われるが、水面下では宜野湾市が跡地利用の検討をしているようだ。

ざっと跡地検討案から拾ってみると、アミューズメント施設、レジャー施設、公共施設の誘致や、高級住宅街、ショッピングモール、英語教育の特区《留学センター》の案も見られる。(普天間飛行場跡地利用基本方針(案)

これまでの跡地利用を見ると結局はショッピングセンター、コンビニ、ビジネスホテル、居酒屋などチェーン店形式の外食産業が軒を連ね同じパイの奪い合いというか、他地域との共食いが目に見えるようである。

だが、民主党政権が跡地を「米軍のプレゼンスを保つためにも、防衛省が管理し、緊急時に使えるようにしておく」と知ったら、「軍隊さえなければ平和が来る」と信じる目取真センセが腰を抜かして驚くであろう。

【普天間移設】普天間返還後も国が管理 有事の際に米軍利用可能に   3.6 02:00

沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾=ぎのわん=市)の移設問題で、普天間飛行場が米側から返還された後も防衛省・自衛隊が管理する案が政府内で検討されていることが5日、明らかになった。台湾海峡や朝鮮半島で有事が発生した際には米軍の緊急時使用を認めることで、抑止力の維持を図る狙いがある。ただ、平成8年の普天間返還に関する日米合意以来の協議を根底から覆すことにつながりかねず、地元などから反発がでることも予想される。

 複数の政府関係者によると、普天間飛行場について平成26年を目標にする代替施設完成後も閉鎖せずに、防衛省・自衛隊の管理下に置くことで滑走路を使用可能にしておく方策が検討されている。

 また、自衛隊が使用している那覇空港(那覇市)は民間機との共用空港のため手狭になっていることなどから、同空港から海上自衛隊のP3C哨戒機部隊などを普天間に移駐させる案も浮上している。

 政府は現在、現行案の米軍キャンプ・シュワブ(同県名護市)沿岸部ではなく、内陸部に移設することを軸に最終調整を進めている。1500メートル規模の滑走路を建設する案や、500メートル級のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)を建設することが検討されている。併せて県内外の離島などに訓練を移転させる考えだ。

 ただ、現在の普天間飛行場には緊急時の航空機受け入れ機能があり、離着陸帯などでは代替機能が果たせない可能性がある。このため政府関係者は「米軍のプレゼンスを保つためにも、防衛省が管理し、緊急時に使えるようにしておくことが大事だ」としている。

 もっとも平成18年に日米合意した在日米軍再編のロードマップ(行程表)に基づく普天間飛行場の全面返還をにらんで、地元では跡地利用などの協議が進められている。しかも、ロードマップには普天間移設にあたり、航空自衛隊新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県)と築城(ついき)基地(福岡県)への緊急時使用機能の移転が明記されている。返還後も国が管理することになると周辺住民の反発が強まりそうだ。

 一方、平野博文官房長官は5日の参院予算委員会で、普天間問題をめぐり、政府が5月末までに取り付けるとしている「地元との合意」の意味について、「行政の長の理解を得るということだ。知事が必要な場合もあるし、市町村の首長ということになる」と述べた。

                   ◇

普天間移設問題で、一番の被害者であるはずの普天間住民の声が聞こえてこないと書いた。

前稿で普天間基地に関して「世界一危険な危険な基地」か或いは「世界一安全な基地」かでブッシュ政権のラムズフェルド国防相と現地司令官スミス大佐の真逆の意見を紹介した。

ちなみに沖国大ヘリ墜落事故が起きたのは2004年の8月13日で、ラムズフェルド国防長官(当時)は、前年の11月16日、普天間基地を視察している。

で、肝心の普天間住民はどう考えているかというと、「世界一安全」かどうかはともかく、「世界一危険な基地」という認識を持つ住民はほとんどいないというのが実情だろう。

沖縄紙では見ることの出来ない沖縄県人(石原昌光さん、RSV4Rさん)のコメントを紹介させていただくが、特に沖縄で動産業をされているというRSV4Rさんのコメントは参考になる。

 2010-03-07 23:38:04  RSV4R  

こんばんわ。仕事柄(不動産です)、宜野湾市大山、伊佐などの地域に良くいきますが騒音問題等で賃貸アパ-ト、マンションの空き室が多いどころか入居率は県内でも高い方です。
私も那覇市に住んでいますが大山あたりは住みやすいな、と思うほどです。
実情を知らない宜野湾市以外の方や本土の方々は勘違いするでしょうね。沖縄県内紙の罪です。
基地の周りには沢山の「外人住宅」もありますし、人が集まるから商店街や大型ス-パ-等が出来ます。本当に危険な地域で騒音も我慢できない程の音量が毎日あるのなら人は住みませんし、住めません。
私は仕事柄、宜野湾市から基地が無くなった時の周辺経済に与える影響が気になります。
県内の中心になりつつある、那覇市新都心も確か返還から30年上経過して利用できるようになったはずです。

                      ◇

人口の減らない宜野湾市 2010-03-07 14:34:51

 石原昌光  
狼魔人様、初めまして。
普天間基地が危険というのは、つまり、軍用機が落ちるから危ないという意味なのでしょうかね?それなら、民間飛行場の周辺に住んでる人達だって同様だと思います。<軍用機が落ちたら死傷者がでるが、民間機ならでない!>極左新聞なら、こんな妄言を吐きそうで怖いです
それに、素朴な疑問ですが、宜野湾市の人口って、ヘリ墜落後も減少していませんよね?世界一危険な基地の周辺に住む住民は、世界一恐怖に鈍感、あるいは世界一勇敢な住民なんでしょうか? 

さて、普天間移設先が県内、県外のいずれで決着しても、移設した跡地の利用についての議論が聞こえてこなかった。

だが、まさか米軍の後に自衛隊が利用するという話は不覚にも上記記事を読むまで筆者も知らなかった。

自衛隊の利用は民主党政権になってから決まったと思われるが、記事が事実だとしたら、素人集団である鳩山政権の関係閣僚が、米国側の、例えばゲーッ国防長官のような、安全保障の専門家と会談をしていく過程で、日本を取り巻く国防の現実に目覚めて学習した結果なのだろうか。

そして海兵隊の抑止力としての存在価値にやっと気がついて、普天間跡地を有事に備えて防衛省の管理下におく、と急遽決めたのではないか。

だとしたら自衛隊による利用も視野に入れてのこと。

では、これまでの迷走は一体何だったのか。

5月に移設先が決定するというなら、鳩山政権成立以来9ヶ月の迷走で大きな時間の無駄ではなかったのか。

いやいや、まるっきり無駄だともいえない。

素人集団の関係閣僚が、我が国の国防の重要性に遅まきながら自覚し、

日米安全保障条約に基づく米軍基地の設置が抑止力として不可欠であるという軍事的基礎知識を学習した。

その結果跡地を防衛省管理にしたというなら、それだけでも大きな収穫といわざるを得ない。

沖縄紙が伝える「世界一危険な基地」のイメージは、実際普天間に住む者にとってはあくまで新聞の上だけの話であることは沖縄出身の読者のコメントからも垣間見れる。

鳩山政権は5月になって、下記決着を最後っ屁に総辞職するつもりではないか。

(1)普天間移設先⇒辺野古に決定

(2)普天間跡地は⇒有事に備えて自衛隊が駐屯

 

そんな予感に脅えたのか、昨日の琉球新報が社説でまたしても「県民大会」だそうだ・・・。 やれやれ。

県民大会 国外・県外で大同団結を 琉球新報社説2010年3月7日 
 米軍普天間飛行場の早期閉鎖と返還を要求し県内移設に反対する県民意思を示すため、超党派で県民大会を開催する動きが浮上してきた。鳩山由紀夫首相は普天間飛行場の移設先の政府案を3月中に固める意向を表明している。

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親が変われば子供も変るー親学のすすめ

第6回「親学」講演会

講師:明星大学教授 高橋史郎先生

 

親は子供にどう関わるべきか。
「人生最初の教師」となる親の責任が問われている。
親として子供の発達段階に応じて、どのように人格形成を図っていくかを学び、その為には、
家庭で配慮すべき事は何か。母親と父親の役割は何か等、成長に応じての関わり方を模索
する「親学」が求められています。親学推進協議会理事長の高橋先生を講師に、今回、中部の地で親学の学びの場が開かれます。ふるってご参加下さい。


※「親学」は「親としての学び」と「親になる為の学び」の二つの側面から学んでいきます。

 

●入場料:1000円

●とき:2010年 3月14日(日) 午後2時開演

●ところ:うるま市健康福祉センター 「うるみん」 3F ホール
TEL:098-973-4007

【講師のご紹介】高橋史朗先生 
昭和25年生まれ。早稲田大学大学院修了後、米スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員、臨時教育審議会(政府委嘱)専門委員、神奈川県学校不適応対策研究協議会専門部会長、その他、現在:明星大学教授、埼玉県教育委員長、感性・脳科学教育研究会会長、親学推進協会理事長、親学会副会長
 

事務局 TEL098-889-1305、2023   FAX098-889-6496
※この「親学」講演会は、競艇の交付金による日本財団の助成金を受けて実施します。

 


 

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在日の正体 (涼太)
2010-03-08 11:38:34
狼魔人様

エントリーとは直接関係有りませんが、民主党が外国人参政権、高校授業料の無償化の朝鮮学校への適用を検討しているいまだからこそ、多くの人達にマスコミが書かない、在日の正体を知っていただきたく、勝手ながら、関連ブログ貼り付ける無礼お許しください。下記に書いてあることをなるべく多くの国民が読んでください。それでも民主党を支持しますか。


http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-748.html
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またゲンダイがパニクッてますが (KOBA)
2010-03-08 13:32:26
 「小沢氏以外にも」辺野古周辺に土地を購入している(元含む)政治家が9人もいた!」と無邪気に騒いでいます。
 仮にそうだとして、何故辺野古案が吹っ飛びかねないのか理解に苦しみます。要は基地移転を当て込んでの購入ですから、何ら問題はないでしょう。小沢氏の場合は「辺野古の海を汚すな」と年末に急に変節した後に購入が発覚するという、言行不一致(反戦地主の場合もですが)が問題視されているわけで、最初から賛成の立場で購入することを騒ぐ方がどうかしているのでは?
 必死で小沢擁護に勤しむヒュンダイの涙ぐましさが紙面ににじみ出ていますね(棒読み)。
返信する
魔力 (太平山)
2010-03-08 18:24:12
狼魔人さま

こんばんは。WILL4月号一昨日買いました。狼魔人さまも登場していました。顔は見えませんでしたけれども(笑)。

チャンネル桜の「皇位継承問題を考える」を視ましたが、小林よしのり氏は不思議な魅力の持ち主だなとつくづく感じた次第。魔力と言ってもいいですね、アブナイ人です(笑)。私はこれまで本でしか知らなかったのですが、動画で顔を観、声を聞いて唸りました。

氏の母親は真言密教系の出だそうですから、その血統を充分受け継いでいるのではないでしょうか。護摩を焚き、印を組、真言を唱え念じているのではと思うくらいです。知識、理論、言葉を絶対とする人達には理解し難いでしょうね。

私は男系絶対派であることを自認していたのですが、氏の話を聞いて思わずぐらつきそうになりましたよ(笑)。

チャンネル桜の「普天間の真実」では沖縄を擁護してくれて感謝しています。が小林よしのり氏も宮城先生もここはあまり感情に走らず、そして煽らずに冷静に対処して頂きたいと願います。

そんな女(沖縄)に誰がしたと恨み節を言わずに「普天間の真実」を奇貨として、「イモ・はだし」を矜持とし自立へ向け奮闘しようではありませんか。まずは麻薬である過剰な軍用地料、パチンコ漬けからの脱出を図るべきです。

それでは。




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Unknown (涼太)
2010-03-08 20:00:19
狼魔人様

最近、沖縄の方からのコメントが多く見られます。
私は、非常にいいことだと思います。新石垣市長の中山さんも、仰っています。沖縄のサイレントマジョリティーも声を上げないと、左翼マスコミが勝手に、沖縄県民の総意として沖縄を報道すると。
でも、私は沖縄勤務の経験から、また今でも沖縄の友人達と交流があります。彼らが仕事などで上京するときは、極力時間を取り、一緒に飲みます。
その話からも、マスコミがいかに恣意的に偏向報道しているか理解しています。
今、日本中が沖縄を見ています。ガンガン意見を書きましょう。嘘、捏造を繰り返し、ネタがばれても、理屈をこねくり回し強弁する。もう左翼マスコミなどに存在価値もありません。
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