読者の皆様へ
沖縄タイムス編著『鉄の暴風』による歪められた沖縄戦の歴史を是正すべく、「慶良間島集団自決」を中心に長年当ブログで書き綴ってきた記事をまとめて出版する予定ですが、出版費用が不足しています。
この時期にあえて「99%の国民が知らない沖縄「集団自決」の大ウソ」
の出版に踏み切る意図については下記をご参照ください。
https://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/c4bbfd6a510a8e2efebf443c1cc5f821
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狼魔人日記
江崎 孝
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99%の国民が知らない
沖縄「集団自決」の大ウソ
【まえがき】
沖縄が祖国復帰してから半世紀以上経過した。今年は沖縄戦終了後73年目に当たる。
沖縄戦の体験者は次々と鬼籍に入り、活字として残された記録が検証されることなく真実として流布されていく。
昭和という戦争の時代は遠い昔話であり、沖縄戦以前に生まれた「戦前世代」の県内人口が、沖縄県内総人口の1割を切ると予想される。
昨年、七月二十四日付沖縄タイムスは「金城重明さん死去 93歳 元キリスト教短大学長」との見出しで一面を飾り、二十七日付で次のような追悼のコラムを書いた。
《▼歴史の歪曲を許さず、法廷や講演に何度も立った。用意した原稿を淡々と読み上げる姿が印象に残る。恐ろしさや悲惨さだけではなく、皇民化教育、軍国主義といった本質や背景に目を向けてほしかったと感じる
▼語られない体験が多い中、金城さんの証言で、私たちは強制集団死の実相を知ることができる。》
金城重明氏は、歴史の証人どころか歴史を歪曲をした張本人であり、集団自決の実相とは、自分が犯した大量殺戮に対する自己弁護と責任転嫁に過ぎない。
大東亜戦争末期、慶良間諸島で起きた集団自決は、金城氏らにより「軍命」によって起きたと語り継がれていた。千九百五十年に発行された沖縄タイムス編著『鉄の暴風』は沖縄戦のバイブルとされ、同書を出典として数え切れない引用や孫引き本が出版され続けてきた。また、旧日本軍の残虐行為を告発する戦記本も『鉄の暴風』が引用されて来た。
さらに、元軍人らによる大江岩波集団自決訴訟(以降「大江岩波訴訟」)は原告軍人側の敗訴が確定し、残念ながら集団自決問題は国民・県民の記憶から遠ざかりつつある。
さて、すでに決着済みと思われている沖縄戦「集団自決問題」に今さら屋上屋を架し、本書を世に問う理由は何か。
確かに「大江岩波訴訟」で大江健三郎氏ら被告側が勝訴した。 この現実を見たら、多くの国民や沖縄県民は、『鉄の暴風』が主張する「軍命論」で集団自決論争は結着したと考えても不思議ではない。
だが、事実は違う。
沖縄戦の「集団自決」を巡り、歴史教科書への「軍強制」記述の復活を求める「9・29県民大会決議を実現させる会」の定例会合が昨年七月四日、那覇市で行われた。
歴史は裁判が決めるものでも無ければ、活動家たちの「県民大会」で決めるものでもない。
本書を世に問う目的の一つは、沖縄タイムス編著の『鉄の暴風』が歪曲した沖縄戦の歴史を正し、「残酷非道な日本軍」という沖縄タイム史観の教科書記述を阻止することである。
最高裁による被告勝訴の確定後、「軍命論」を覆す決定的証拠が出てきた。 仮にこの証拠が大江岩波訴訟の前に登場していたら、裁判の判決も逆だった可能性すらある。
これまでこの証拠を悪用していた「軍命派」の研究者達が「軍命を捏造した」と白状し、さらに証拠を捏造したことに「恥を感じる」とまで言い切っている。これ以上の決着はないだろう。この一件こそが本書を世に問う最大の目的である。
本書に収録の記事のほとんどは、ブログ『狼魔人日記』で約20年間書き綴った記事を編集したものである。
『狼魔人日記』の継続に終りが来た時、収録されて記事は広いネット空間に放り出され、そのほとんどが人の眼に触れる機会もなく忘れ去られるだろう。
古来、歴史とは文字に書かれ事物・事象が歴史として刻まれるという。
ネット上の記録を紙に書いた記録にする。これが本書出版のもう一つの目的である。