狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

下手な歌舞伎の間抜けな大見得、「私を信じて!」

2009-11-23 07:30:37 | 普天間移設

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普天間移設、閣内なお不一致 外相「年内に」首相は否定(日経)
 岡田克也外相は21日、三重県四日市市などでの講演で、沖縄の米軍普天間基地移設問題について「年内の予算要求などを考えると12月いっぱいで決着を付けなければいけない」と年内の結論を目指すと表明した。ただ鳩山由紀夫首相は同日夜、記者団に年内決着の状況にはないと表明。閣内不統一の状況が改めて浮き彫りになった。

 外相は鳩山内閣で足並みが乱れているとの指摘に「北沢俊美防衛相と私の間にほぼ認識の違いはない」と反論し、首相との意見の違いについては「お互い完全には一致していないが(政府方針を)決めていないから、そう違いはない」と述べた。

 首相は「年内決着」との見方について「まだまだそんな段階ではない。全くの推測でそういう話が出ているが、そういう状況ではまるでない」と不快感を示した。同時に「これから日米で協議をして日本の意志を伝えていくということだから、日本国民や沖縄県民の思いを反映できるよう努力しなくてはならない。そういう情報が流れると交渉というか、日米協議に影響を与えるので決して好ましくない」と語った。(21日 21:21)

                                        ◇

これだけ内閣不一致を曝していたら、自民党内閣だったら岡田外相と北沢防衛省の首は飛んでいたはずだが、民主党に優しいテレビメディアで大臣更迭の話が出ないのは不思議だ。

TVメデイアにとっては、日米関係や民主党幹部の不正献金疑惑、公約違反等よりも、前総理の漢字の読み間違えの方が重大事件だったようで、政策の「ブレ」も民主党の場合は意見の「調整」言いなおしてくれるから言葉とは便利なものである。

小沢・鳩山両幹部の献金疑惑についてはテレビはダンマリを決め込んでいるので特捜に期待をするのだが・・・棚橋議員の指摘する「鳩山システム」で在職中の本人起訴はできないとなると・・・。

「鳩山・一郎政権」も愈々ヒトラーの独裁政権の様相を示してきたようである。

少し古いがこの話題。

首相が大統領に「私を信じて」だって(爆)■

首相、普天間移設で米大統領に「私を信じてほしい」と嘆願?
 鳩山由紀夫首相が今月13日の日米首脳会談でオバマ米大統領に対し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関し、「私を信じてほしい(Please trust me)」と述べたことが19日、分かった。大統領は「もちろん信じます」と応じた。首相はこのやり取りを同日配信の鳩山内閣メールマガジンで紹介した上で、「国民のみなさまにもぜひ信じていただきたい」と訴えた。

 大統領は14日に都内で行った演説で、「(普天間移設をはじめとする)日米合意の履行」に言及している。首相の発言をきっかけに、日本側が合意に基づく早期決着を容認したと受け止めた可能性がある。

 首相はメルマガで、首脳会談に関し、「大統領とのゆるぎない強い信頼関係を、心と心で通じ合う関係をつくることが最も重要と思ってきた」との認識を表明。「大きな成果があった」として、大統領とのやり取りを紹介した。

 19日朝には記者団に、「できるだけ早く結論を出したい。だから『トラストミー』と(言った)」と説明した。ただ、会談翌日の14日には、日米合意に基づく現行計画を前提とせずに日米間で協議する考えを表明するなど、大統領との間で食い違いを見せている。

                                             ◇

浮気の証拠を突きつけられた夫が、切羽詰まって発する言葉に「私を信じて」がある。(・・・らしい。)

自分の言動を理屈で説明できない場合に出る言葉だ(・・・らしい)。

対等な大人同士の会話で「私を信じて」(Trust me.)が出てくる場合は、その言葉を発する人間に、ある種のうさんくささがつきまとうものだ。

「私を信じて」と言わざるを得なくなったときというのは、こちらの不信感を買うような言動に相手が不信感をを抱いていることがわかったからにほかならない。

この会話の機微は、洋の東西を問わない。

だとすると、鳩山政権は、就任前の論文、普天間問題の迷走、インド洋給油中止、思いやり予算削減、核密約調査等、日米関係を壊すのが目的とも印象ずける言動が連続しているし、来月には100名の与党議員が大挙して中国に行くという。

オバマ大統領も「私を信じて」といわれても、「信じています」と本心でいえる筈はない。

もっともそこは外交辞令。

オバマ大統領は「信じています」と話をあわせたらしいが・・・。

「信じて欲しい」と「信じているよ」の応酬がいかに空疎なものか。若者に人気のラブソングの歌詞を調べたらすぐ分かる。

もう若者ともいえないが、あのラリッピーこと酒井法子も、この言葉を連発していたようだ。⇒酒井法子の「信じているよ」

 

話が少し脱線したが、鳩山首相の「信じて欲しい」には色んな解釈があるようで、読売コラムは「悪いようにはしない」、つまり「貴方の希望通りにする」と解釈したようだ。

11月20日付 編集手帳  11月20日付 編集手帳
 自分の言葉にウソ偽りがないことを神仏に誓う文書を「起(き)請文(しょうもん)」という。江戸の昔は男女が変わらぬ愛情を誓って取り交わした。熊野神社で出す厄よけの護符を用いるのが本式とされ、用紙にはカラスの絵が描かれていたという◆なかには、偽りの誓いを立てる者もいただろう。〈いやで起請を書くときは熊野で鴉(からす)が三羽死ぬ〉という俗謡も伝わっている。カラスこそいい迷惑である◆先の日米首脳会談で「普天間」問題をめぐり、鳩山首相がオバマ大統領に語った言葉「トラスト・ミー」(私を信じて)が憶測を呼んでいる◆「悪いようにはしませんよ」と、言外に響く。日米合意に基づく現行移設計画を容認する起請文と、大統領は受け止めたかも知れない。起請文であるならば、なぜ、現行計画以外の選択もあるかのような国内向けの発言で沖縄の人々を惑わせるのか。起請文でないならば、なぜ、米側がヌカ喜びする思わせぶりな発言をしたか。不可解である◆きのう、列島は真冬を思わせるほどに冷え込んだ。〈雪曇身の上を啼(な)く烏(からす)かな 内藤丈草〉。身の上を嘆いているのが熊野のカラスでなければいい。

(2009年11月20日01時33分  読売新聞)

                     ◆

関連コラム

11月18日付 よみうり寸評 
 〈同床異夢〉――起居をともにしながら、別々の事を考えていること。日米の首脳同士がそんなことでは信頼がゆらぐ。同盟も危うくなる。沖縄・普天間飛行場の移設問題にはそんな心配がある◆日米首脳会談で閣僚級作業部会を設け迅速に結論を出すと合意したが、鳩山首相とオバマ大統領の認識にズレがあるからだ◆会談後、オバマ大統領は「2国間合意(名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設)履行のため作業部会を通じて迅速に動くことで合意した」と演説した◆一方、鳩山首相は「2国間合意が前提ではない」と白紙からの検討、来年へ先送りも示唆した。〈同床異夢〉といえば、日米間ばかりか、首相と外相、防衛相の閣内バラバラ発言も心配だ◆この展開に「首相は事の重大性に認識が甘い」の批判もある。作業部会がきのう始動。「現行案は15年検討した結果で唯一実現可能な案だ」と米側。見直すという日本側に代案は見えない◆米側の言いなりではないぞというパフォーマンスだけにも見えてしまう。

(2009年11月18日14時38分  読売新聞)

                     ◇

 

「勇気もらった」…首相、歌舞伎で息抜き11.21 18:30

このお方、自分が「歌舞伎」だと米側に皮肉られていることに気が付いていないのだろうか。

首相の普天間対応、米紙が「歌舞伎」と批判

 

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『教育再生の動きを止めるな!!』

        教育講演会

講師 参議院議員 山谷えり子先生(元首相補佐官)

入場料 1000円


「日本の素晴らしい歴史と生命を守りたい。教育再生、拉致問題の解決、家族の絆、地域社会の再生にひたすら働いてまいります。」
この事を願い国会議員としてご活躍中の山谷えり子先生による教育講演会を開催します。
国政の現場で首相補佐官として教育基本法改正の為に働かれ、今も日教組問題究明議連事務局長や、日本のうたとおはなし伝承普及議員連盟幹事長等も務めておられます。
民主党政権下における教育行政の現状と課題についても、生の声を拝聴したいと思います。ふるってご参加下さい。


●とき:2009年 12月6日(日) 13:30開場  14:00開演

●ところ:カルチャーリゾート・フェストーネ(旧沖縄ハイツ)

●入場料:1000円


【講師のご紹介】 山谷えり子先生 
昭和25年     東京都生まれ、福井県育ち。
昭和48年     聖心女子大学文学部卒業
 サンケイリビング新聞編集長、テレビキャスター、エッセイスト
平成12年  6月  衆議院議員初当選
平成16年  7月  参議院議員(全国比例区)初当選
平成17年 11月  内閣府大臣政務官<小泉内閣>
平成18年  9月   内閣総理大臣補佐官(教育再生担当)<安部内閣、福田内閣>
平成20年 10月  自民党女性局長
11月  自民党拉致問題対策特命委員会 事務局長
平成21年10月  参議院環境委員長
主な著書 『嫁姑合戦』(TVドラマ化)、「走りつづけて・父・山谷親平五千六百一回目の朝」、
       「はりきりママのかしこい子育て」など。
 
事務局 TEL098-889-1305、2023   FAX098-889-6496
※この「教育講演会」は、競艇の交付金による日本財団の助成金を受けて実施します。

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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