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面と向かって「死ね」といわれたら人間関係に角も立つが、
「豆腐の角に頭ぶっつけて死ね」といわれたら、有り得ないことを前提にしているので、角が立つどころか、
場合によっては空気が和むこさえある。
豆腐の角で自殺が可能かどうかはともかく、
固い(沖縄)島豆腐を一気食いしたら、喉に詰まらせ死に至らんともかぎならない。
こんにゃくゼリーを喉に詰まらせて亡くなった子供がいて、結果的にメーカー大手のマンナンライフが製造中止に追い込まれた。
この件に関しては他の多くのブログが取り上げていたので、スルーしていたが、
どんなに安全だと思われているものでも取り扱いを誤ると怪我どころか死に至ることだってある。
どの家庭にもある鋏だって、使いようによっては凶器にもなるが「鋏禁止令」なんて聞いたことは無い。
メーカー責任を追求していたテレビワイドショーも、マッチポンプよろしく態度が一変し、今度は「こんにゃくゼリー販売中止」に究極の批判を始めた。
.これだ⇒こんにゃくゼリー「ダメ」なら 「自動車も売れなくなる」
自動車はともかく、餅はどうなんだ、という議論もあったようだがおにぎりだって慌てて詰め込むと窒息死だってあり得る・・・と思っていたら、少年が給食のパンで窒息死した。
不幸にして毎日、事故や病気で亡くなる方は多数いるが、多すぎてマスコミが取り上げないだけ。
餅による窒息死は勿論、パンによる窒息死は年間47件もあったという。
昭和大学歯学部の向井美恵教授などの調査によるとこうなるらしい。
≪おととし1年間に食べ物をのどに詰まらせて救急搬送された事故は、あわせて724件ありました。このうち原因が特定できた541件を分析したところ、
最も多かったのは「もち」で77件でしたが、
日常的に食べている「ごはん」が61件、
「パン」も47件ありました。≫
形は国が決める? こんにゃくゼリー 自民、議員立法へ 消費者行政迷走(10/11産経)
≪こんにゃく入りゼリーの規制を議論した10日の自民党消費者問題調査会(会長・岸田文雄前消費者行政担当相)は、河野太郎氏ら出席議員らが怒声を発するなど、さながらゼリー糾弾の場となった。≫
≪だが、新法でゼリーの形状などを規制するには「法の下の平等」という点で大きな壁が立ちはだかる。こんにゃく入りゼリーはだめで、モチは規制しなくてもいいのか-という問題だ。
実際、10日の調査会でも谷公一衆院議員が「モチは昔から死亡事故が多い」と指摘した。一方、野田聖子消費者行政担当相は10日の会見で「モチはのどに詰まるものだという常識を多くの人が共有している」と強調したが、「ゼリーだけを規制し、モチやアメを規制しない合理的な根拠は見つかりにくい」(厚労省)というのが実態だ。
厚労省の調査では、平成18年中に食品を原因とする窒息で救命救急センターなどに搬送された事例は、把握できた計803例のうち、モチの168例が最多で、「カップ入りゼリー」は11例だった。≫
野田大臣は、「餅は野放し」の理由をこう言い逃れしている。
「餅は喉に詰まる物だという常識を多くの人が共有している」
少年が喉に詰まらせたパンやごはんは「喉に詰まる物という常識」を共有していないはず。
だとしたらパンは販売中止にすべきなのか。
又、こんにゃくゼリーはともかく蒟蒻田楽などは「喉に詰まる物という常識」はパンやごはんより多くの人が共有しているはず。パンやごはんでも頻繁に事故
10月21日 19時37分
食べ物をのどに詰まらせる事故は、「パン」や「ごはん」など日常的に食べる食品でも頻繁に起きていることが、厚生労働省の研究班の調査でも明らかになっています。
この調査は、昭和大学歯学部の向井美恵教授などの研究班が全国12の消防本部を対象に行いました。それによりますと、おととし1年間に食べ物をのどに詰まらせて救急搬送された事故は、あわせて724件ありました。このうち原因が特定できた541件を分析したところ、最も多かったのは「もち」で77件でしたが、日常的に食べている「ごはん」が61件、「パン」も47件ありました。また、菓子類も多く、「あめ」が22件、「だんご」と「カップ入りゼリー」がそれぞれ8件などとなっています。研究班によりますと、「パンは水分が少ないのでだ液と十分に混じらないとのどにはりついてしまい、窒息を引き起こすおそれがある」と話しています。事故を防ぐ方法について、専門家は次のようにアドバイスしています。まず、食べやすい大きさに細かくすること、よくかんで食べること、水やお茶で口の中を湿らせ、水分をとりながら食べること、そして子どもやお年寄りが食べているときは、のどを詰まらせないかよく見守ること。こうした点に注意が必要だと指摘しています。
◇
子供を不慮の事故で亡くした親が、その加害者や加害物が曖昧であればあるほど、
その怒りの向けどころがメーカー⇒監督各庁とエスカレートする気持ちは分からないでもない。
だが監督の消費者庁がポピュリズムに走って一部メーカーを潰してよいはずは無い。
マンナンライフを潰すような野田大臣の愚行は、選挙区の岐阜(前職・岐阜県議)にあるこんにゃくゼリーメーカー浪速製菓との関係を勘ぐられるても仕方がない。
実際は、消費者担当大臣が消費者の敵であるネズミ講企業と仲が良いことを批判され、それを打ち消し「消費者の味方」をPRするパーフォマンスだと思うのだが。
それとも、ネズミ講企業と仲が良い野田大臣、まさかこんなことを考えているのではないでしょうね。
「餅は昔からネズミの好物だから規制対象外・・・」
このエントリーは、今テレビを斜め見しながら書いているが、「朝ズバ!」によると「給食パン窒息事故」は「早食い競争」の結果であり、学校側はその事実を隠しているという。
テレビの人気番組で「大食い女」が連日放映されているし、
「ホットドッグ早食い競争」もニュースになったりしている。
さー、野田大臣の出番ですよ!
「大食い禁止令」
「早食い禁止令」
そう、そう
「わんこそば禁止令」もついでに。
【追記】
先ほどTBSのニュースで窒息死した男児の仏壇の前で、土下座して謝罪する校長に、
「早食い競争があったという真実を言え」と迫る両親の映像が流された。
校長は、そんな事実はなかったと否認した。
可愛い子供が「思わぬ事故」で錯乱し、誰かに怒りを向ける気持ちは理解できるが、
下記の2チャンネル書き込みが、あのシーンの真相でしょう。
≪:名無しさん@九周年:2008/10/22(水) 17:09:18 ID:1wnPA0UDO
校長「担任が『そんなバカなことはやめなさい』と言った」
親 それでは、家の息子は一人だけバカということになってしまう。
早食い競争があった事実をインタビューで言って欲しかった!
こんな感じみたい。 ≫
これで運動会のパン食い競争も禁止だね。
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