街はもう、クリスマスモードに突入なんですね。。。
時の流れに追い越されないようにするのが大変です(^^;)
「鮭」。
日本はもちろん、サケは古くから世界中で食べられてきた魚。
塩鮭、粕漬け、バター焼き、石狩鍋、ちゃんちゃん焼き……をはじめ、お刺身や寿司ネタとしも美味しいサケ。でも、生のサケがこれほど出まわるようになったのは、ごく最近のことのようです。
そこで、サケと人間の歴史を紐解く記事をご紹介します。
記事(2015年11月11日 tenki.jp)によると
『◆大昔から、人びとの暮らしを支えてきたサケ
サケの仲間は、北太平洋、および北大西洋に生息しています。たんぱく質と脂質が豊富で、すぐれた栄養源として人びとに愛されてきました。
サケの生態には「遡河性」という、人間にとって「都合のよい」特徴があります。淡水の川で生まれ、海に下って過ごし、一生を終える頃に再び川に帰ってくる……。
いわば、人間のもとに「規則正しく届く」食料、というわけです。この生態が、古くから人びとの暮らしを支えてきました。
北アメリカに暮らす先住民族の人びとは、何千年も前から川をせき止める「やな」や罠かごを使って鮭をとっていたといわれています。サケは単なる食べ物を超えた大切な存在であり、財産として扱われるほど重要なものでした。
北欧諸国でも、古くからサケ漁が行われていました。サケは大切な交易品であり、人びとの貴重な食料でもあったのだとか。
貯蔵や保存のために、活用されていたのは意外にも「地中」……。スウェーデンやノルウェーなどの北欧では、地中の温度の低さを利用して魚を埋めて保存したのだそう。日本にも「まろやかさ」や「甘み」などの美味しさがプラスする雪深い地域独特の食品保存「雪室」がありますが、それとよく似ていますね。
◆近代化と技術革新で、サケは「工業製品」に
18世紀、アラスカやカムチャツカが開拓の時代を迎えた頃から、サケ漁の「近代化」が始まります。商業漁業が始まり、19世紀には「サケの缶詰」が登場。大量に収穫したサケを、工業製品として製造する時代がスタートしたのです。
ヨーロッパやアメリカで、「サケは健康にいい」といったキャンペーンが実施されました。その効果もあり、サケの缶詰は家庭の常備品として、また軍隊の糧食として普及していきます。
ロシアやアメリカ、オーストラリア、日本などの企業が、カナダやアラスカの各地に進出し、サケを加工する工場を建設。魚体をさばくために、また加工した身を缶に詰めるために必要とされた膨大な労働力は、地元の人びと、そして海外から移住してきた人びとが担いました。
やがて技術の進歩により、多くの作業が機械化されると、缶詰をはじめとするサケの加工品はより安く大量に流通するようになります。
らに1980年代になると、コールドチェーン(食品を冷蔵・冷凍で流通される仕組み)が発達。それまでは加工品が主流だったサケが、生の状態で消費者まで届くようになったのです。
◆「養殖」による、安定・大量供給の時代へ
サケを語るうえで、忘れてはならないのが「養殖」です。
1960年代、ノルウェーで最初の鮭の養殖が始められました。当時、サケ漁の衰退に危機感を持ったノルウェー政府が、養殖事業を支援。技術開発を進めるとともに、サケの消費が多いフランスや日本向けにキャンペーンを行うことで、サケの養殖を軌道に乗せていったのだそうです。
南米の「チリ」も、サケの養殖で最も成功した国のひとつです。サケは北太平洋、北大西洋に生息する魚ですから、もともと天然のサケがいない地域で養殖をしているというわけです。
日本にも、このチリで養殖された鮭がたくさん輸入されています。コンビニのおにぎりの具の「鮭」は、この「チリギン」(チリ産のギンザケ)が多いのだそうですよ。
ちなみに、1980年代までの日本では、「紅色の身」と「しっかりした歯ごたえ」のサケが好まれていたそうです。その後、ノルウェーサーモンなどの普及により「たっぷり乗った脂」「やわらかい歯ごたえ」を好む人が増えたといわれます。
「昔から変わらないもの」「伝統的なもの」と思いがちなサケ料理ですが、その味わいは時代とともに変化しているのですね。』
家事に関する面白い記事がありましたので、ご紹介します。
それは、「痩せる家事ベスト5」
記事(2015年11月12日 msnニュース)によると
『家事は意外とカロリーを消費する。痩せたいのであれば、身近な家事に力をいれるのも良い方法かもしれない。
試しに、2LDKに妻と子供2人で住む男性(46歳)に一通りの家事を行ってもらい、カロリー計算を行った。はたして、カロリーを最も消費したのはどの家事作業だっただろうか。
※カロリーの計算方法は、METs(Metabolic equivalents)×時間(h)×体重(kg)×1.05
◆5位 洗濯(2.0METs×23分×60kg×1.05=48.3ckal):洗濯自体は洗濯機がやるので、干す作業のみ。家族4人1週間分の洗濯物は量こそ多いが、干す動作にはほとんど労力を使わないので消費カロリーは低め。洗濯物を1枚ずつハンガーに掛けたりしわを伸ばしたりと、消費カロリーが低い割に手間の掛かる家事と言えよう。
◆4位 料理 (2.0 METs×40分×60kg×1.05=84kcal):上の引き出しから調味料を取ったり、下の棚から鍋を出したり意外と動きが多い料理。お好み焼きを作ったが、混ぜる作業で腕の筋肉を使った。METsは5位の洗濯と変わらないが、料理のほうが時間がかかったため消費カロリーも高くなった。
◆3位 掃除機掛け(3.3 METs×32分×60kg×1.05=110.9kcal):隅々まで掃除機をかけようと思うと、かなりの時間と労力を要する。掃除機をかけるためにはクッションやゴミ箱をどかしたり、雑誌を片付けたりしなくてはため、思った以上に動く。テーブルの下に掃除機を入れる際、ウエスト周りの筋肉が動くのを実感。3.3METsはボウリングと同程度の数値になる。
◆2位 風呂掃除(3.5 METs×25分×60kg×1.05=91.9kcal):地味に思える作業だが、METsは高め。実際に風呂掃除に取り組んでみると、浴槽の汚れや排水溝の垢は、かなり力を入れて落とさないと取れない。天井付近まで伸びをし、上下に腕を動かして壁の水滴を取ったり、かがんだ状態で床付近の壁を拭いたりと体全体を使う動きが多い。3.5METsは軽い筋力トレーニングと同程度。ジムに通うよりお手軽だ。
◆1位 床掃除(3.5 METs×40分×60kg×1.05=147kcal):四つん這いや中腰の状態での動作が多く、太ももに圧がかかる。膝をつかないで雑巾掛けをすると、よりエネルギーを消費できる。雑巾を絞ったり、バケツの水を換えたりといった拭く作業以外の動作も多いため、最も疲労感がある。作業時間もかかるので、最も消費カロリーが高い結果となった。
◆番外編:子どもの相手(5.8 METs×30分=174kcal)
今回の調査で最もエネルギーを消費したのは、実は子供の遊び相手。暴れる子供を抱っこしてあやし、おうまさんごっこ遊びで背中に乗せ、逃げたのを追いかける…。子供の遊び相手は、バトミントンと同程度のカロリー消費だ。家事を積極的に行うことが、痩せるための第一歩かもしれない。』
確かに子どもの相手をするのは疲れますね(^^)