「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

【11月5日】参加者が素晴らしいと何とうまくいくことか!

2009-11-05 23:58:54 | DIG
睡眠障害、ではないと思いたいのだが、
明け方近くまで寝付けず。
ともあれ、1限には「災害対応論」。

大規模交通事故が発生した場合、
現場対応に従事するのが「消防」「警察」「医療」「地元自治体」「施設管理者組織」。
これらの組織が現場対応する上で、留意すべき点はそれぞれなにか。
さらに、各組織の「持ち味」「弱点」をどうやって相互補完の関係性に持ち込むか。

細かく見ていくならば、かなりの知識が必要とされる訳で、
たかだか数時間の講義とDIGの中で、十分な検討ができるはずもないが、
それでも、何とか災害応急対応のイメージは持ってもらいたく、
学生に議論をさせる。

このうち何人かが、
消防や警察に職を得ることができればよいのだが、
さてどうなることやら。

ゼミ生B君を伴って、
過日に引き続き、足柄上の県政総合センターへ。
足柄上センター主催の防災リーダー育成研修の締めくくりに、
今日は3時間のプログラム。
DIGの方法論を体験コース付きで学んでもらおう、というもの。

ともかく、参加者が素晴らしかった。
この種の研修にウィークデーを使って参加して下さる方々ゆえ、
自営かリタイヤ組が多いことは当然としても、
かなりの経歴をお持ちの方々ばかりであったのだろう。
ともかくやりやすかった&思いもかけぬレベルまでの議論が出来た。
やっていて、こういう時間は本当に気分が良い。
B君には、多少の刺激にもなったようで、こちらも何より。

御殿場在住のB君ゆえ、自宅近くまで送っていくも、
いつぞやと同じように、その辺りで「ガス欠」となる。
あとは、途中のPAで仮眠を取りつつ、
だましだましで富士まで戻る。

ありがたいことに、今日も体温は平熱で、
インフルエンザの初期症状もナシ。
まぁ、これでまず問題はなかろう。

(11月7日アップ)


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