「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

【11月6日】再会&再会、出会い&発見

2009-11-06 23:51:28 | 日常の一コマ
自宅研修日の今日、午前中は適当に過ごし、昼過ぎから本格始動。
まずは1330~、静岡県旅館ホテル生活衛生同業組合へ。

「専務理事が同席したいと言っている」とは、旧知のSさんの事前連絡。
「事務的な打ち合わせまで参加したいなんて、奇特な方だなぁ」と思っていたら、
お会いしてみれば、「あれっ?」どこかでお会いした方。
名刺をいただいて思い出した。
防災局やら地震防災センターやらでお世話になっていた県OBのHさん。
なぜこういう場となったのか、ようやく得心がいく。

毎度お世話になっているパシコン静岡営業所のYさんも加え
4人で約2時間、観光業の防災対策の進め方について、いろいろと議論をする。
やるべきこと、やっておきたいこと、やっておかないと後で後悔すること。
あっという間にノートがうまる&2時間が過ぎる。

やりたいことはある。が、それを任せられそうな人物に限りがある。
観光振興部局の30代の人、誰かいないだろうか。
あるいは、出来る、出来ないは二の次として、
学生を動員せよ、ということなのかもしれない。
まちづくりは「ヨソ者」「バカ者」そして何より「若者」なのだから。

打ち合わせの最後、組合が入っているビルの耐震補強の状況を見せてもらう。
ベストではないが、ともかくテナントのお客と死なさない、怪我させないことを目標に、
お財布事情ギリギリの工費を投入したとのこと。
一階のジャズ喫茶の奥では、耐震補強工事の実際が見て取れる。
ジャズ喫茶としても、雰囲気の良い店であった。次はここを利用しようと心に決める。

ゼミ生H君と連絡がつき、東静岡駅へ。
駅までH君に迎えに出てもらい、近くのファミレスで話をする。
いろいろと考えた末、就職ではなく、専門学校へ行くことに決めたのだという。
将来の「メシのタネ」を考えると、いささか不安を感じる選択ではあるが、
本人と親御さんが「それで行こう」と決めたのであれば、
ゼミ坦にしゃしゃり出る場面でもなかろう。なにせ、もう成人なのだから。

静岡に戻り、県ボランティア協会にちょっとだけ顔を出す。
2月の図上訓練に向けての訓練企画案に目を通してもらう。
幸いにもあと3か月半ほど、仕込みに時間が使える。
しっかりとした資料にまとめることを意識しつつ、がんばらねば。

ボラ協を早々に失礼して静岡駅へ。旧知のアジ防Aさんと飲む。
当てにしていた店は、さすがに金曜だったようで、予約で一杯とのこと。
で、妙に探すよりもあれば飛びこもう、ということにして
「駅前酒場」なる店へ。そこそこの味は出している店でよかった。

中米で世話になった盟友Aさんの来静。一次会で別れるにはもったいない。
で、午後に見つけたばかりのジャズ喫茶で何かカクテルでも、と思ったのだが、
この夜はバンドの演奏が入っていた。ジャズバンドの演奏を聞くのは好きだが、
演奏中におしゃべりも出来ない。残念ながらパスせざるを得ず。
ジャズ喫茶の入っている浮月ビルの隣は、徳川慶喜公の屋敷跡で、今は料亭。
見れば、日本酒バーもあるとのことで、そこに飛び込みで入る。これが大当たり。

国道1号からものの50mと離れていない場所なのに、落ち着いた庭園があり、
オープンエアのカウンターには、所々に小さなストーブも用意されており、暖もOK。
酒も良く、2品頼んだつまみ(鰹の酒盗と銀杏)もうまい。
大変良い場所、酒、そして友であった。

満足して帰路につく。

(11月8日アップ)


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