「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

【10月27日】恰好のドライブ日和に

2009-10-27 23:02:14 | 地域防災
深夜、大阪の弟より、1日遅れの誕生日祝い電話あり。
週末は市民オケのコンサートで、ドヴォルザークの新世界を演奏したとか。
そう言えば、久しくクラシックのコンサートなど行っていない。
ブラームスの交響曲1番の第4楽章、迫力あるだろうなぁ、などと、
ちょっとくすぐられる電話でもあった。最後は健康話でオチとなる。

やはり、仕事にメドがついたのは3時近くであった。まぁ、そういうものか。

台風一過の青空に、この前よりずっと雪をかぶった富士山。
恰好のドライブ日和である。東名高速を大井松田まで。

神奈川県足柄上県政総合センターで行われている、
住民向け防災リーダー育成講座で、災害医療について1コマ90分話す。

大学では、前期に「災害医療システム」の科目名で、
災害時の医療を支える社会システムについて講義を行っている。
今回の話は、いわばそのダイジェスト版。

地震による死者・負傷者発生のメカニズム、
震度6強や震度7の揺れを受けた医療機関の被災状況、
医療機関における「ドンガラと餡子」、
(=建物自体の被害と、内装・配管・医療器材等の被害とを分けて考えること)
「災害時に医療機関を支える地域住民」という考え方とその先行事例、
地震災害時における「命の鎖」
クラッシュ・シンドロームの怖さと一般市民でもできる範囲の対処方法、
傷病者の重症度を理解するための幾つかの簡単な方法、
等々。

さて、どのくらい理解してもらえたであろうか。
昼食をはさみ、11月5日に行うDIGについて打ち合わせた後、大学に戻る。
少し雲が出てきたものの、復路も順調なドライブであった。

昔の教え子が、お土産を持って大学に遊びに来てくれた。
ういろう、ありがとうね。
リクルートの大学案内雑誌に載せる紹介文について電話インタビュー。
その後、図書館報に載せる原稿を、図書館事務室にパソコンを持ち込んで何とか脱稿。

夜はいつものように、
メールやら、学生レポートへの採点・コメント付けやら。
昨日の静岡ボラ協での打ち合わせ資料に、自分自身で少し赤を入れる。
及第点までは来たと思うので、しばらく「寝かせる」ことにする。

途中、近くの幸楽苑まで車を出して夕食。

経験上、日にメール20通送ることが出来れば、
翌日まで仕事を持ちこした、という感覚にならずに済む。
今日は何とかこなせたが、まだまだ仕事は終わらず、か。
気がつけば、今日も深夜1時をまわっていた。


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