「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

【8月22日】三たび中米へ

2009-08-22 23:36:43 | 国際防災協力
2009年8月22日 土曜日

海外出張の前日は、いつものように(?)徹夜。
ともあれ、何とか荷物をまとめる。

5時過ぎに大学近くの仮寓を出発。急ぎの書類を出しに近くのコンビニに行けば、
深夜バイトは旧知のS君。「これからエルサルバドルまで行く」と言ったのだが、
エルサルがどこにあるのか、ピンと来てくれたものやら。

さらに24時間営業の西友で、つまみ類やらジャンクフードやら、
ともかく日本の香りのするものを買い物かご一つ分買い込む。

新富士発0635のこだまでまずは品川へ。

品川から成田空港へはNEXで行けば楽なのだが、今回は訳あって総武線快速。
母に稲毛駅のホームまで出てもらい、次の次に来るエアポート快速まで、
20分ほどおしゃべり。
いささか不本意ながら、衆院選の期日前投票はあきらめる。

ジャンクフード類を詰めたスーパー用マイバッグをCクラスへ持ち込みか、
とも思ったが、
カウンターの人に相談したら適当な段ボール箱を用意してくれる。
おかげでCarry onの荷物はすっきりした。
妹ご推薦の「旅の指差し会話帳」のスペイン語を買い、出国手続き。

JL10便シカゴ行きの搭乗まで、本館側のサクララウンジで過ごす。ここの利用は初めて。
今までサテライト側のサクララウンジしか使っていなかったことを大変後悔する。
母と次にどこか海外に遊びに行く時は、絶対にここを利用するぞと心に決める。

太平洋横断の11時間余は、モノを考えるには本当に貴重な時間。
食事と睡眠、アルコールとノンアルコールの水分もしっかりとりつつ、
手帳やノートにメモメモ。

座席はCクラス最前列の9D。目の前のパーテーションに乳児用ベッド。
9Aのお母さんと、9E9Fのご夫妻、2組がこれを使っているのを見て、
しみじみ考える。赤ん坊の存在ってすごいなぁ、と。

いるだけで、まわりの雰囲気を明るくしてくれる、と。まぁ、
これでずっと泣き続けだったら別の印象を持ってしまったかも、
とも思ったことは事実だが。

シカゴではAAのアドミラルズ・クラブでゆっくり。
昼食はビールとローストビーフのパニーニ。シカゴ=マイアミ間はひたすら眠り、
マイアミのアドミラルズ・クラブではもっぱら水分補給。

ぼつぼつゲートに、と思っていたら、使用機の遅れで2時間出発が遅れることに。
まぁ、そんなものか。

サンサルバドルの空港では、旧知のAさん、Kさん、そしてドライバーの
ローカル職員Aさんが出迎えてくれた。宿泊先まで1時間弱のドライブ。
真夜中近くになってしまったこともあり、積もる話は翌日以降に、
という話となる。

ともあれ、かくして三たび中米へ。
中米広域防災能力向上プロジェクト(プロジェクトBOSAI)への
短期派遣専門家としての三回目の活動がスタートすることとなった。
39時間という長い1日もようやく終わる。

(8月29日アップ)

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