「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

料理モノのブログじゃあるまいが……。

2010-11-07 23:13:08 | 中米防災協力(プロジェクトBOSAI)
明日からほぼ出ずっぱりの日が3週間ほど続く。

というので、今週末は買い物に出ることもせず、
冷蔵庫の中の残った食品を食べまくる。

同僚Kさんからいただいた、
自家製の鯛?の開き。

冷凍にしてあるのでもう少しは持つだろうが、
この機会に賞味させていただく。
ついでに言えば、
台所の(電気式の)オーブンも
使うのは今日が初めて。

取説もなく、しかも温度表示は華氏ゆえ、
ほとんど勘の世界であったが、
幸いにもそこそこの焼き加減となる。
(ネットで調べれば換算表もレシピもあるのだろうが……)

鯛?の味は美味であった。
塩加減も申し分なし。

Kさんの料理の腕は大したもの。
自分で魚の開きまでやるのだからなぁ……。
そこまでやって初めて、
途上国での食生活を満喫できる、とまでは言わないが、
「旅の坊主」など、まだまだ中途半端である……。

骨や皮ももったいないので、
そのまま鍋に入れて出汁を取り、
塩も何もいれずにまずは澄まし汁でいただく。
これまた美味であった。

さらにさらに。
当地でも、かなり小ぶりだが大根も売っており、
ストックにあったのでそれを拍子木に切り、
ごくごくシンプルな簡単な煮物にする。
ちょっと味が薄かったので、
事務所のMさんにいただいた出汁の元を多少追加。

(うーん、
ブログを読んでいる人って、
料理モノのブログじゃあるまいしって、
思っているだろうなぁ……。)

当地の夜9時は日本の正午。
当地の24時は日本の15時。

明日も朝は7時出発だが、
何だかんだで大学などにSkype!で電話して、
調整やら何やら。

すでに3年生の就職活動が始まったというのに、
4年生の就職決定率はわずか3割。ただ、十分予想はできた。
そのことに手を打とうとしないトップには失望するのみ。

また、ちゃらちゃらと、
「就職活動って、何をすればいいんですか???」と、
この時期になって、キャリア開発センターに聞きに来る3年生……。
年収150万円での生活が、どれほど厳しいものなのか、
彼らには想像出来ないのだろうか……。

担当のNさんと、Skype!を通して慰め合うも、
どこか悲しい……。

現場に来さえすれば、
どれほど刺激的で社会的にやりがいのある活動が待っているのかを、
目の前で見せることができる。

だが、自ら体を動かそうというのは、
ゼロではないとしても、ごくごく例外的。
自分の身の回り、半径数mの居心地の良い世界が、
当たり前であり、ずっと続くと思い込んでいる。

この現実を、どう考えればよいのだろう……。