「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

湯河原~東京~三田~目黒~東京~蒲田~羽田~札幌

2005-08-10 18:59:36 | Weblog
 8月10日(水)

 東京駅の近くにあるいつものレンタルオフィスで朝から打ち合わせ。
9月8日に行う新潟県消防学校特殊災害課程の図上訓練の件で、
担当のSさんと2時間みっちり議論。

 東京・三鷹にある総務省消防庁の消防大学校で、NBC災害などの
対策を学ぶ特殊災害課程が始まったのが昨年9月のこと。「旅の坊主」は、
図上訓練のファシリテーターとしてお手伝いする機会をいただいたが、
その時の訓練は力及ばずで、課題ばかりが目に付くものであった。
(消防大学校の皆さん、研修員の皆さん、ごめんなさい。何らかの形で
埋め合わせはしますから、許して下さい。)

 いつかはリベンジを、と思っていたところ、新潟県消防学校から話を
いただく。「消防職員向け研修としてよりも、むしろ、NBC災害に携わる
関係者が一堂に会し、議論する場として位置づけて下さるならば」という
ことでお引き受けする。
 学校内では相当の議論があったことと思うが、説得して下さったSさんと、
受け入れて下さった消防学校幹部に敬意を表する次第。

 新潟と富士はやはり遠い。メールや電話ではどうしても限界がある。
実質的な打ち合わせは今日が最初で最後。最終的には前日夜に詰める
ことになると思うが、大枠は固まる。せっかく面白いことをやろうというの
だから、メディア等へのPRを心がけたい。こいつが残された課題。

 Sさんと別れ、三田の建築会館へ。遅れに遅れてしまった『建築士会報』の
原稿の件。何とか滑り込みで間に合い、ゲラのチェック。出来もまずますで、
発行も間に合うという。ホッ。

 さらに目黒のウガンダ大使館へ。15日からの渡航に備え、ビザの発給を
お願いしに来たのだが、なぜかこの日はお休み。結局、旧知のエージェントに
お願いすることになり、担当Sさんと急遽打ち合わせ。

 東京駅近くのレンタルオフィスに戻り、たまった原稿書きなどの後、今度は
蒲田へ。友人が独立することになり、共通の友人と3人でささやかながら
前途を祝す。ただ、二人には申し訳ないことながらあまりゆっくりも出来ず、
千歳行JAL1043便の客となり、札幌へ。長い1日であった。
                                (8月21日記す)