8月12日(金)
午後大学へ。静岡県袋井土木事務所のHさん他、袋井市、磐田市の皆さんが
おいでになる。水防法が改正となり、中小の河川でも洪水ハザードマップを作ろう
という話になった。では、どういうふうにすれば、本当に住民の役に立つハザード
マップが作れるか。いろいろと議論する。
暫定的な結論はこんなところか。
1 マクロな被害想定としての洪水解析は、きちんとしたものをお願いする。
2 だが、それをそのまま示しても、住民には伝わらない。そこに知恵が必要。
3 知恵とは、具体的には、①気象・地形・水文といった自然科学系の知識、
②社会福祉協議会・民生委員・ケアマネージャー等、災害時の要支援度の
高い人々についての情報を持っている人びととの連携、さらに③担い手となる
住民組織の活性化、ではないか。
4 住民組織については、今までのように自主防を主な相手にするのは
適切ではないだろう。むしろ、防災を謳わずとも、様々な地域活動を行っている
人々に参加してもらい、彼ら彼女らに防災のことを考えてもらうことのほうが、
結果的には近道であろう。
5 ハザードマップ作成に、そういう人たちの力を借りると共に、できたハザード
マップの普及についても、彼らの力を借りつつ一緒に物事を進めていく。その
ための仕組みづくりを本気で考える。
こんな所であろうか。
面白い話は自腹を切っても手伝うというのが「旅の坊主」の信条。
磐田・袋井両市の担当者には、「復命書には、『旅の坊主』が全面協力を
約した旨、書いてくださって構いませんよ」と伝える。この一言が物事を
進める一助になれば嬉しい限り。
次はスポンサー探し、か……。ワークショップの開催費用だから、そんなに
額はかからない。誰か「少し」出してくれないかなぁ……。
(8月21日記す)
午後大学へ。静岡県袋井土木事務所のHさん他、袋井市、磐田市の皆さんが
おいでになる。水防法が改正となり、中小の河川でも洪水ハザードマップを作ろう
という話になった。では、どういうふうにすれば、本当に住民の役に立つハザード
マップが作れるか。いろいろと議論する。
暫定的な結論はこんなところか。
1 マクロな被害想定としての洪水解析は、きちんとしたものをお願いする。
2 だが、それをそのまま示しても、住民には伝わらない。そこに知恵が必要。
3 知恵とは、具体的には、①気象・地形・水文といった自然科学系の知識、
②社会福祉協議会・民生委員・ケアマネージャー等、災害時の要支援度の
高い人々についての情報を持っている人びととの連携、さらに③担い手となる
住民組織の活性化、ではないか。
4 住民組織については、今までのように自主防を主な相手にするのは
適切ではないだろう。むしろ、防災を謳わずとも、様々な地域活動を行っている
人々に参加してもらい、彼ら彼女らに防災のことを考えてもらうことのほうが、
結果的には近道であろう。
5 ハザードマップ作成に、そういう人たちの力を借りると共に、できたハザード
マップの普及についても、彼らの力を借りつつ一緒に物事を進めていく。その
ための仕組みづくりを本気で考える。
こんな所であろうか。
面白い話は自腹を切っても手伝うというのが「旅の坊主」の信条。
磐田・袋井両市の担当者には、「復命書には、『旅の坊主』が全面協力を
約した旨、書いてくださって構いませんよ」と伝える。この一言が物事を
進める一助になれば嬉しい限り。
次はスポンサー探し、か……。ワークショップの開催費用だから、そんなに
額はかからない。誰か「少し」出してくれないかなぁ……。
(8月21日記す)