<輪島市大沢>
***** 能登の神社1 *****
実は、昨日までのブログを書き上げてからしばらく、
出雲関連の記事を保留しておりました。
本来であれば、出雲の空気感にどっぷりと浸かったまま、
最後まで一気に文章を書き綴りたいところなのですが、
どうにもこうにも用事が立て込み、
しばらく神社の記事から遠ざかっていた次第……。
「早く次のテーマに取り組まねば……」と思いつつも、
なかなか記事を書き始められないジレンマを感じていたとき、
ふいに次の旅の予定が飛び込んできたのです。
旅先はずばり「能登半島」。能登半島と言えば、
以前記事にした「国引き神話」や
「白うさぎ伝説」などとも関連する、
「出雲」と縁深い場所のひとつでもあります。
ただ、とりたてて能登に「急ぎの理由」があったわけではなく、
また「自分の中での出雲」を中断するのも気が引けたのですが、
このタイミングで縁ができたのも何か意味があるのでしょう。
というわけで先日、古代日本の「窓口」でもあった、
能登半島をぐるっと一周してまいりました。
個人的に能登(および北陸)に対しては、
とても安心かつ親しみやすい印象を抱いており、
駆け足の行程ではあったものの、
非常に内容の濃い旅になりました。
しばしの間、舞台を出雲から北東の方角へと移し、
奥深い歴史の残る土地「能登」を巡りながら、
日本海側の古代の様相、そしてイズモとの関連についても、
たっぷりと空想してみたいと思います。