今日の仲秋の名月。考えてみたら、チビ太、十三夜を見てなかった。
だって、おいちゃんが、鴨川に行く時にチビ太も連れて行って、可愛いお姉さんからシャンプーしてもらえるって聞いてたのに、予約が入らなかったって、チビ太、一人でお留守番だったんだもん。その晩は、月見どころじゃなくって、怒り狂っていたんだから。
というわけで、今日の名月、見たら不幸になるんでしょ。チビ太は見られないね。お月見だんごも食べられない。つまんないね~
なんて、、これ吉原の販促キャンペーンね。十五夜にお客を呼ぶと十三夜にも来てくれるからね。今のバレンタインのチョコレートとホワイトディの関係と同じね。あれを始めたチョコレート屋さん、おいちゃんのお友達の親代わりの人だって、おいちゃんが言ってたもん。チョコはチビ太食べられないから関係ないんだけどね。
台風一過、典型的な秋のいい天気が続いています。
気温も朝晩は涼しいを少し過ぎたみたいな、、
もう天国。
周りは秋の味覚の誘惑
体は地獄の暑さから復調しても、
心はその蜜の味に勝てるほどには強くなれない自分が見える。
はたして、
明日は旧暦の8月15日。仲秋の名月です。
台風一過、涼しさに拍車がかかりました。
9月も半ばを過ぎ、道端には彼岸花が咲きだしました。
そろそろ名残の、、、あっ、ごめん、貴女のことじゃないってば。
名残のころ、保存技術が乏しかった昔は、お茶は香りも抜け、すかすかの物になっておりまして、お茶人はせまってきた口切りで飲む新鮮で美味しい(だから違うってば)お茶を待ちわびながら、涼しくなってきたお客様に少しでもと風炉を客付に添え暖を馳走していたのですね。
静岡のお茶所で、摘みたてのお茶を臼で挽いて飲んだことがあります。美味しいと言う人もありましたが、私には生臭くって飲めたものじゃありませんでした。やはり挽いて、寝かせなければあの味は出ないのですね~。(だから熟女の話じゃないってば)
神様が出雲で大宴会をされているころ、お茶人は集って、今年のお茶を壺から出して、飲みます。壺の口は紙で蓋をされていて、紐でしばってあります。それを切ること、それが口切り。口切りはお茶人にとっては初釜以上に待ちわびた、新しい年の始まりだったのでしょうね。今は保存技術がよくなって、一年中美味しく、香るお茶が飲めます。それに茶壷をお茶屋に送ることをする人も一部の人を除いてやらなくなったでしょうし。口切りの意味も薄くなってきていますけど、でもそれを待ちわびていた先人の気持ちはなんとなく伝わってきますね。
もっとも、私なぞ、東京で一番大きなお茶屋さんでも、毎回お店に行って注文しなければならないお茶が面倒くさくって、でも、比べるとやっぱり美味しいしなんてブツブツ言っておりましたが、今や、アマゾンでポチリで数日後には配達されるのですから、先人の待ちわびていた心なんてだんだん分からなくなってきているかも。
口切りや炉開き。そしてそれの前後の独特のおもてなし。これらはお茶にとってはとても大切な行事。普通なら今頃は炉用の灰の点検をしているころなのですけど、我が家の(本来)炉用の灰は、もう何年も前に中断したままになっています。再開の目処は立たない。
なんせ、この家では畳というものが一枚もなく。炉が切れないから使えないのです。でも灰はなんとしても残しておきたい、自分の歴史じゃん、なんて一時は頑張っていたんですけど。それなのに灰の中にでっかい百足がのんびりと惰眠をむさぼっていたのを見つけたんです。もう、しらけちゃって、しらけちゃって。。
歳をとるってことはそれにつれていろんな可能性も消滅していくことなのですね~
今朝の室温。今シーズン初めて20度を切りました。
薄手の肌掛さえ暑くって掛けられなかったのが、二枚になり、昨夜は薄めの羽毛まで掛けました。
秋はどんどんと駆け足でやって来るのですね。
都会と違い、エアコンは極力使いませんので、身を持って季節の移り変わりを楽しんでおります。
(なんて、エアコンを見積もらせたら、200Vを入れなきゃ駄目。一台に一本づつの配線が必要なんていわれて、配線だけで何十万。貧乏な年金生活者には叶わぬ夢となり果てましたので、楽しくなくても、仕方ないんでございますよ)
さて下界はと外を見ますと、今朝はちょっと遅起き。6時を過ぎておりましたので、空はもうすっかり「しら~けちゃっとる」じゃないですか。おまけにファインダーには邪魔ものがやや一匹。
なに、ガラスが汚れている?
仕方ないんですよ。月曜日は台風だったでしょう。火曜日は通院。主夫をやる時間がなかったのです。
ガラス磨き。 ToDoリストに入れておきます。
いつやるかは、今のところ未定なり。
海を見ていると、どうしようもなく懐かしい気分に陥るんですよ。
特に、こんな風な穏やかそうな海だとね。(とは言ってもちょっとばかし波が見えるですな~)
生き物って、もともとは海の中のアメーバかミジンコみたいなものだったのでしょう。
DNAのどこかに古巣への憧憬が刻み込まれているのかな~ なんて。
こちらでは強い風以外は大したことがなかった今度の台風。
各地に酷い爪痕を残していますね。
被災された方々、影響を受けられた方々には心からご同情申し上げます。
さて、私めは、ふてくさっているチビを残して一路、鴨川まで。
可愛い看護師さんに会いに行きましたですよ。
違う? 先生でしょうですって? まあ、せんせにもついでにお会いしましたです。はい。
空はピカピカ。鴨川までの道からはここかしこに真っ青な海が見えておりました。
今日は、南国でよくあるような、すこし青紫がかった色もありましたです。
野暮用の時は土砂降りの雨の方がまだ諦めがつきますですね。。。
今日は、目も、心も、海の青に吸い寄せられて、、
身は軽く、暖かいそよ風に舞い上がっておりました。
朝から、チビ太がはしゃいでいます。
「ねぇ、ねぇ、今日はチビ太も一緒に行けるんでしょう」
鴨川の病院の一角にはペットショップがあって、私が治療を受けている間、チビ太をシャンプーしてもらおうって言っていたんです。
前の、「可愛いお姉さんのいるシャンプーのお店」には行かなくなりましたので、代わりを探していて、そうだ病院の入り口にペットショップがあってシャンプーもしてくれるんだって、電話を入れていたのを聞いていたのですね。シャンプーの後も、治療を受けている間、数時間なら預かってくれるそうなのです。
「おいちゃんの言っていた、可愛い看護師さんたちも見られるし、可愛いお姉さんからシャンプーしてもらえる」ってチビ太は有頂天だったんですけど、、、、
残念。 予約を入れたのが遅すぎて、今回も予約が入らなかったのですよ。
さて、チビ太にはどう説明して、留守番をしてもらえばいいのか、、、
困りましたね~
今日は、鴨川まで参ります。
なので、撮影の時間なし。
お蔵からの一枚でお許しください。
それにしてもシュウカイドウ。勝手口のベランダではずいぶん前から咲いておりましたが、今まで一度も撮ったことがありませんでした。
これがちょっと綺麗けなベコニアだったりすると、その気になるのでしょうか。
同じ仲間なのに、どうしてこうも差別があるのでしょうね。。。。
まあそれが進歩の一大要因だからして、一概に悪いとは言いませんけど。