
昔々、あるところにおじいさんが住んでいました。
もうひどい認知症で、現実にあったことと、自分の夢だったことの区別もつかなくなってしまっています。
幸福な晩年ですね~
朝烏 早くな鳴きそ 我が背子が
朝明(あさけ)の姿 見れば悲しも
万葉集
詠み人知らず
(烏よ、朝早くなら鳴かないでおくれ。家の人が帰ってしまうから)
おじいさんは、可愛い女性からそんなことを言われたと思っているのでしょうね、、
ほれ、目はでれでれ、口の端からよだれがたれている。
でも、この詩、ずっと昔にご紹介した高杉晋作の
三千世界の烏を殺し
主と朝寝がしてみたい
と同じですね。こちらは花魁のくどき文句なんですけど。

それにしても、私もずいぶんと律儀ですね。
以前、撮る鳥がなくなって、雀や、目白を撮ったときに、今度は烏や鳩なんでしょうねなんて書いていましたけど、男子たるもの、いったん口にしたことは守らねばってことですからね。
まあ、これで烏はすみました。
後は、鳩ですか。

でも真正面からの写真があったら、今頃鳥フォビアの芝桜としては「ギャーッ!」とカラスに負けないくらいの叫び声を上げているはず。
いつもながら凄いの一語です。
何ミリで、シャッタースピードはどのぐらいですか。
凄い。
次回からは、蛇注意とか、虫注意、鳥注意などの予告を入れましょうかね。
テクニカルデータですが
D300 Nikkor 70-300(手ブレ防止のつく前の型です) の300ミリ(450mm相当)
ISO 800
WB Auto
1250/ F. 6.3
中央部重点測光
フォーカスはスポットですがCに設定していますので、フォーカスが外れていてもシャッターが切れます。
手持ち撮影
そんなところです。
カラス除けだったらしいのですが、今はカラスも慣れて効き目がないそうです。
やはり動かないと駄目なんですね、生き物は。
何でこんなに生き生きとした写真が撮れるのでしょう。
もしかして、カラス、つり下げています?