あんたは木瓜をくださった
そいで、宝玉をお返しします
お礼ばかりじゃなかと
末長い友達の印したい
投我以木瓜
報之以瓊琚
匪報也
永以為好也
贈答の詩
詩経 国風 衛風
我に投ずるに木瓜を以てす
之に報ゆるに瓊琚を以てす
報ゆるに匪ざる也
永く以て好みを為さんとする也
贈答の詩ってことですけど、個人の贈答じゃなくて、昔、衛の国が北荻に攻め入られたときに、斉の王が兵や物資を送って衛を助けた。それに対する衛の人々のお礼の詩なんですね。同じようなフレーズが贈られたものや、お返しのものが違う形で続いていきます。
人の好意にお返ししないばかりか、だましても人の好意を受けようとする人だっているこの世の中、よほど嬉しかったのでしょうね、、、、
いすみ市でも、もうボケの花がずいぶんと咲いています。
たくさんビー球を用意しているのですけど、だれもボクちゃんには木瓜を贈ってくれる人はいない。
あんまりビー球が貯まると、マンハッタンを買いに行きたくなるのですけど。
なんてことはいわないけど、
困ったときに、差し伸べられる手はありがたいですね。
人の好意をありがたいと思う心はいつまでも忘れないようにしたいものですよね。