相模原市南区上鶴間本町9丁目に鎮座する長嶋神社の境内にお祀りされている八坂神社の例祭が本日午前11時に斎行されました。
長嶋神社は当社が祭事を司る兼務神社となっており、八坂神社の創建は明らかではありませんが昔氏子内に伝染病が流行った事から御祭神として須佐能男命をお祀りしたのが始まりとなっています。
災いの元である須佐能男命に社殿を設けてお供え物を沢山して街の重鎮が顔を揃えて神様に日頃の感謝と申し上げ、楽しい催し物を用意して歓待し、今氏子区域内で広まっている疫病の流行を止めてもらえるようお願いしたのがこの例祭の始まりと言えます。
この7月始めは梅雨の末期で、土砂災害を起こすような大雨や高温多湿からの食中毒や伝染病が流行しやすかったというのもあったと思います。
御囃子の演奏も行われます。
奉納行事のひとつとして境内では子供相撲が執り行われます。
直会会場
祭典は氏子区域内の自治会や老人会、小学校のPTA会長、近隣神社の役員なども来賓として参列されました。
例祭斎行後は土俵や御囃子台などのお祓いを行い、祭典は無事終了致しました。
又境内では、今回の西日本豪雨災害への義援金のお願いもされていました。
最後に朝からご準備をいただいた役員の方々を始め猛暑の中長時間にわたりご参列いただいた来賓の方々には厚く御礼申し上げます。