座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

初宮詣・お食い初め

2014年08月20日 | 神社知識・作法・歴史

本日は雲一つなく、陽の光がまぶしい大変暑い一日となりそうです。

言葉の通り雲一つない晴天です

本日はお食い初めと初宮詣でについて少しお話をさせて頂きます。

子供が生まれることを子が授かると言います。神様からの、みたまを受けて生まれたという意味があります。これは 『人は神の子』という日本民族の伝統的な考え方に基づいています。

子供が生まれると産土の神様に初めてご挨拶に伺うのが初宮詣りです。

初宮詣は、産婦が産室を出て、お産の穢れを祓い清める忌明けを何時にするのか全国各地で異なり、三十・三十一・三十二・三十三日目、また長い所では、五十・七十・百日目に御祝いをする地方もあります。

産土の神様のご加護を頂いて生み、またそのご加護に抱かれて生まれた幼児は、やがて首も据わる百日目を迎えて、人並みに食することの意義深さを悟るために産土の神様に産後の安泰をお願いして、祝福を受けるために、幼児にお赤飯や焼き魚など人と同じような食膳をつけ、安らかな行く末と成長をお祈りいたします。これが御食初めの儀式です。 

古くは食膳に産土神社の境内から拾ってきた小石を供え、依代(神霊)として赤子の歯が硬くなるようにと、お祈りいたします。

こちらが当社でお分けしている歯固めの石です

また当社では初宮詣の御祈願、また厄除け、交通安全、その他各種の御祈願も承っております。御予約は承っておりませんので、当日ご来社頂き、受付をして頂くかたちになります。受付の方は09:00から16:30までの間でしたらいつでも結構でございます。

23日には処暑を迎えますが、まだまだ暑い日は続きそうです。皆様におかれましては、体調管理をして頂き、お身体ご自愛下さい。


最新の画像もっと見る