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座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

小暑を過ぎて

2021年07月08日 | 境内の様子

昨日は暦の上では「七夕」そして「小暑」。梅雨が明けて暑さが増してくるという意味だそうですが、今年は長雨が続いてまだそのように季節の切り替わった感がありません。

しかし暑さが増してくるというのはその通りで、先月までの涼しい風に比べて最近は地面から上がってくるような温かい湿気を強く感じます。

当神社では8月1日の例大祭に向けて準備が始まっていますが、今月の中ごろまではやはり境内整備が主となります。

今日は参拝者駐車場の草むしりなどを行いましたが、小雨とはいえ蒸し暑い中での作業は骨が折れます。

熱中症に気をつけなければならない季節でもあります。皆様もお体にお気をつけてお過ごしください。


梅雨空のなかで

2021年07月06日 | 境内の様子

今日は朝からどんよりとした梅雨空。 気温も高く風もないためとても蒸し暑く感じ、不快指数も高いと思われます。

先日もお話しさせて頂いた通り今年の夏越大祓の茅の輪は今月の15日頃まで設置する予定です。

その為両脇の茅と竹を交換して対応しています。

茅は近くの川で採取しています。

竹は神社にあるものを使っています。

付け替えが終わった午後1時半頃からまた雨が降り始めました。

梅雨の末期のような大雨が先日から各地で降っています。災害が発生した地域もあり尊い命が今年も奪われてしまいました。

救助に当たられている警察や消防、自衛隊の方々には感謝申し上げると共に未だに安否がわからない方々の一刻も早い救出を心から願っております。

雨が続き警報や避難指示などが発令された場合は、ここは大丈夫とは思わずに早めの非難をお願いします。


続く長雨

2021年07月04日 | 境内の様子

昨日までの勢いはありませんが、今日も降りやまない雨の一日になりました。

この週末はずっと雨で家に閉じ込められているという方も多いかもしれません。炎天の暑さこそありませんが長雨となると少し鬱々としてくるようです。

紫陽花もさすがに色褪せてきました

7月は和名で『文月(ふみづき)』と言い、"植物が成長し実を含み始める月(ふくみ月)"、"雨の季節が過ぎ書物(文)を広げ乾かす月"と由来には幾つかの説があります。

しかしどの説も"雨が上がって夏本番が始まる"という印象があります。

和名と裏腹に天気予報によるとまだしばらくこの様な天気が続くようです。雨雲が明けるのはいつ頃になるのでしょうか?


【お知らせ】大祓茅の輪 撤去予定日について

2021年07月03日 | 境内の様子

昨日から強く降り続いている雨が、各地で大きな被害をもたらしております。

皆様も雨が止んでいたとしても、地盤が柔らかくなっている恐れがある事もありますので十分に警戒されて下さい。

二週間程前より境内に、くぐる事により罪穢れが祓われる『茅の輪』というものをお出ししております。

この茅の輪を今年はこの様な状況ですので、撤去を例年よりも遅く行う事としました。

現段階では目安となりますが、7月15日頃を考えております。※天候等で前後致します

今年は長く期間を設けましたので、まだの方は是非茅の輪をくぐられて下さい。くぐり方はすぐ隣に看板をお出ししておりますので、そちらを参考にされて下さい。

また、本殿前では七夕の用意もしております。こちらは7月7日の16時30分迄短冊をお出ししておりますので、皆様のご心願を短冊に託してみてはいかがでしょうか? 


2021年07月02日 | 境内の様子

昨日に続き強い雨が長い時間に渡り降り続いております。

雨が続くと、洗濯物が乾かなかったり・外に出るのが億劫になったりと、あまり良くない印象を抱いてしまいます。

しかし時には、『恵みの雨』などと言ったりします。

もともと水には浄化作用があるとされ、悪いことが起こると水を流してその場所を清める等といったことが昔から行われておりました。

また、雨には神様のお力が宿っているとされ、悪いものを浄化してくれると言われているそうです。

その為、雨を神聖視する風習が残っているところもあります。


黴雨

2021年06月29日 | 境内の様子

もう6月も末となり明日は夏越大祓の日ではありますが、このところは梅雨らしく雨の日が多いように感じます。

今日も当初の天気予報では朝だけの雨と聞いていましたが、昼頃青空になった以外は降ったり止んだりと落ち着かない一日でした。

大祓の茅の輪も雨を浴びてしまいました

今は「梅雨(つゆ、ばいう)」と書きますが昔は「黴雨(ばいう)」とも書いたようで、文字通りカビの生えるような湿った季節を意味しています。

水道も冷暖房もない昔は想像以上に過酷な季節であったでしょうが、現代でも体を壊しやすい季節であることに変わりはありません。それ故に夏越大祓が今なお全国の神社で行われているのでしょう。

明日の夏越大祓は感染症対策として前回同様に神主だけで行います。皆様はその場に来ていただいても本殿での神事に立ち会うことはできませんが、例年通り人形を神社にお預けすることはできますので、ご不明な点がありましたら社務所までお尋ねください。


草むしり

2021年06月28日 | 境内の様子

湿度が高くジメジメとしていて、汗のかく一日でした。

6月も終わりに近づき、例大祭の準備も本格的に動き始めております。

境内各所の草むしりや掃除が6月末から7月中ごろにかけて、普段中々手を付けられない所も含め行ってまいります。

そのような中、今日は中庭の草むしりから行いました。

時間を掛けて行う事が出来なかったので、今日はここまで。

明日以降も時間を作りながら、出来るときに少しずつ進めていきたいと思います。


玉串

2021年06月27日 | 境内の様子

玉串は、冬でも青々とした葉が茂り、神様が宿るとされる榊の枝に、紙垂や麻をつけて神前に奉るもので、その意義は「玉串は神に敬意を表し、且つ神威を受けるために祈念を込めて捧げるものである」とされています。

 

鈴鹿明神社の境内には、榊がたくさん植えられています。その中で、本殿でのご祈祷の際に用いる玉串や外祭で用いる大麻をその都度、採取しています。形や色が綺麗でなくてはならないので、高い所にある榊を採取する場合は枝切りばさみをのばして採取しています。

境内にて育つ榊

 

玉串作成の様子

 

採取した後は、葉を一枚一枚丁寧に拭き取り、紙垂や麻をつけて玉串の完成となります。通常、玉串は「榊」が用いられますが、地方によっては「樫」「松」「杉」「樅」なども用いられており、沖縄ではガジュマルを使用した玉串が見受けられます。

地方によって、玉串が異なるのは面白いですね。皆様もご参拝のときには、玉串に注目してみると新たな発見があるかもしれません。

 


七夕の短冊

2021年06月26日 | 境内の様子

昨日から、本殿両脇に立てている七夕の笹竹のための短冊を「七夕短冊記入所」としてご用意しております。

ご参拝に来られた方はどうぞご自由にお願い事を記入して笹竹に付けてください。この笹竹と短冊は7月7日夕刻頃に本殿にて祝詞奏上の後お祓いをする予定です。

週末という事もあり、既に多くの方が短冊を書いていかれたようです。

短冊は十分な数をご用意しておりますが、この「七夕短冊記入所」は防犯上本殿を開いている朝9時~夕方4時半にだけ出しております。ご了承くださいませ。


茅の輪

2021年06月24日 | 境内の様子

夏越大祓式に向け本日茅の輪の奉製を行いました。この夏越大祓式は夏と冬、年2回行われ半年の間に知らず知らずの間についた罪穢れを祓い清める神事です。このような状況ですので当日は、神職のみで祭典を執り行います。

6月30日に行われる夏越の大祓が終わった後、1~2週間は茅の輪をお出ししておりますのでお参りの際に個々でおくぐり頂き、無病息災をご祈念下さい。


七夕笹竹の飾り付け

2021年06月23日 | 境内の様子

今月末の30日には神社行事として夏越大祓がありますが、それが終ってすぐの7月7日は七夕の日です。

数年前から当神社でも本殿前の両脇に七夕のための笹竹を飾っています。昨日採った笹竹を所定の位置に据え付け、今日はその飾り付けを行いました。

今日は雨の予報もありましたのでとりあえずはここまでです。笹竹の大きさに比べて飾りは少なく見えるかもしれませんが、今後短冊が付け始められるとこれでも空き場所が足りない可能性があります。

7月7日まであと二週間ほど。本格的な夏に足を踏み入れた感があります。


夏の風物詩

2021年06月22日 | 境内の様子

雲の多い空模様ですが時より差し込む日差しは夏そのものでかなり暑さを感じます。

昨日今日と雨は降らず、気温も25度少しと気温的には幾分過ごしやすいです。

昨日には境内で初めてカブト虫を見つけました。

少し小ぶりのものでしたが初めて見つけました。

今週末にはまた梅雨空が戻ってくるようなので少し気が早いように思います。

それでも昨日は夏至。夏本番に近づいている事を実感します。


大祓茅の輪の木枠設置

2021年06月20日 | 境内の様子

幾度かこちらでも書いていますが、6月30日の夏越大祓という神事の中で“茅(チカヤ)という植物の葉で作った輪をくぐり疫災消除を祈願する”という場面があります。

いわゆる“茅の輪くぐり”というものですが、今日はそれに用いる木枠の設置を行いました。神社によっては鳥居に茅の輪を取り付けたり青竹で臨時の枠を設えたりと様々ですが、当神社では茅の輪用に大型の木枠を用意しています。

参道両脇の孔に木枠の両脚を差し込みます

毎年茅の輪自体は職人の方に作っていただいていますが、その前にこの木枠を先に設置しておかねばなりません。

茅の輪は来週の平日の内いずれかで作るとの由。雨が続いていたので心配でしたが、なんとか木枠の設置が終り一安心です。


夏詣 風鈴

2021年06月18日 | 境内の様子

初詣から過ぎし半年の月日に感謝し、来る半年の平穏を願うべく神社仏閣に詣でる『夏詣』。

今年も早いもので、もう半年を迎えようとしています。夏詣の御朱印を頒布するのと同じく、授与所前に風鈴を吊るしました。

授与所前では風が吹くたびにちりんちりんとかろやかな風鈴の音が鳴っていて、不思議と暑さも和らぎ、涼しく感じます。風鈴は、唐の時代の中国にて竹林の東西南北に風鐸という青銅で出来た鐘のようなものを吊るし、風の向きや音の鳴り方で物事の吉凶を占っていたのが始まりだそうです。

その後、仏教とともに日本に伝わったと言われ、災いから守ってくれるものとして貴族が魔除けとして軒先に吊るしたり、庶民の間では風鈴が来る前から鈴虫を飼って鳴き声を楽しむ習慣があり、風鈴を代わりに吊るすようになったりしたと言われています。

関東地方でも、梅雨入りが観測され、雨の多い季節から蒸し暑い夏本番を迎え、これからご苦労の多い季節になるかと存じます。雨の日以外は授与所前に風鈴を吊るしていますので、神社にお立ちよりの際に、是非ご覧になってください。

 


境内にて御田植え

2021年06月17日 | 境内の様子

ここ数年で恒例になっていますが、先日行われた『御田植祭』で余ったお米の苗をいただき、境内で育てることになりました。

器に水を張り、ささやかではありますが一応小さな田んぼになっています。

恐らくもう少し間隔を広げて苗を植えた方がよく育つのでしょうが、いただいた苗を無駄にしたくないという気持ちと育て方が悪かった時に多く生き残ってほしいという気持ちで少し密集した植え方になってしまいました。

境内の日当たりは申し分ないと思うのですが、今年はちゃんと育ちますかどうか。実った稲穂は秋の新嘗祭で御神前にお供えする予定です。