ツツジが満開です。
公園のいたるところで咲き誇っています。
体育館横のツツジはキレイに刈り込まれて芸術です。
華やかなグラデーションですねえ。
ツツジは「区の花」にも指定されています。
良くも悪くも派手で目立つ花ですが
正直言うとツツジはあまり好きな花ではありません。
どこが悪いという訳ではないのですが
華やかすぎて「風情」というものが感じられません。
見ていると目がチカチカします。
これでもかというぐらい群生していて嫌になります。
もちろん個人的感想ですが・・・
バラも咲き始めて来ました。
公園にはまた新しいバラ園も出来て人気を伺わせます。
独特の気品があっていい香りがします。
ただ、正直言うとパラもあまり好きではありません。
どことなく近寄りがたい雰囲気があって
気品に奥に「気位の高さ」を感じてしまうのです。
トゲがあるせいでしょうか。
もちろん個人的な感想なのですが・・・
躑躅と薔薇。
どちらも難しい字です。
人生60年も生きて来て未だにちゃんと書けません。
今さら漢字の練習をする気力もなく
結局、書けないままで死んでいくのでしょうか。
心残りでなりません。
また、躑躅と漢字で書くと半村良の「妖星伝」を思い出します。とても面白い小説でした、あれに出てくる鬼道衆のシンボルがどうだん躑躅でした。
雑誌の「薔薇族」は一、二度、立ち読みしましたが
余りに妖しい雰囲気にひっくり返りそうになったものです。
半村良の「妖星伝」は何度もチャレンジしましたが
その度に挫折してしまいました。
でも、あの複雑怪奇なエネルギーは凄いですねえ。
鬼道衆のシンボルがどうだん躑躅とは知りませんでした。
頭が痛くなりそうです(^^;)
薔薇というと、私は中井英夫を思い浮かべます。
日本三大ミステリーのひとつ「虚無への供物」にも
薔薇がいくつか出てきますし(タイトルが実は薔薇の名前)、薔薇に関する著作も多いです。
薔薇族・・・私、若いころ買ったことあります(^^;)
不思議でおもしろい世界でした。
今なら買えませんね。おほほ。
名前とタイトル間違えちゃった。すみません・・・
若いころに「薔薇族」を読んだことあるなんてどんな人だろう
と思ったらすみごん様でしたか。〈笑〉
日本三大ミステリーは読んだことありませんが、ぜひ読んでみたいと思います。
「虚無への供物」、そんな薔薇があるのですか!