まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
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陽だまりのような人間でありたいと思います。

新聞記事に突っ込む

2018年10月25日 | 日記

年をとってきたせいか
テレビの画面に突っ込みを入れることが多くなってきた。
曰く「下らねえこと言ってんじゃねえよ!」
曰く「日本語になってねえだろ、バカ!」
最近はテレビだけじゃなく新聞記事にも突っ込みを入れたくなる。

内戦のシリアで武装勢力に拘束されていた
あの安田純平さんが3年ぶりに解放されトルコで保護されたらしい。
マスコミは「よかったですねえ!」と大はしゃぎ。
奥さんや家族までも引っ張り出して歓迎ムードを盛り上げる。
あれ、お得意の「自己責任」論はどうした?
渡航禁止の危険地帯にノコノコ出かけていって
勝手に拘束された無責任な行動に異を唱える声は全くない。
彼は「戦争のリアルを日本人に伝えたい」というのが
戦場ジャーナリストとしての信念だそうだが
その信念がもたらす「迷惑」についてはどう考えているのか?
カタールが身代金を払ったという情報もあるが
そんなバカな話がある筈もない。
日本が裏で手を回して国民の税金で払ったに違いない。
その貴重な金で自らの命が救われたことをどう考えているのか。
あらためて聞いてみたい。

這ってでもゴールを目指した「根性」に称賛の声が上がる。
日本のスポーツの体質は変わっていないなあと
つくづく思ってしまう。
ニュース映像を見ただけだが思わず目を背けてしまった。
これはスポーツではない、悲壮な根性比べだ。
単独走であるマラソンはあくまでも自己判断のレースだが
駅伝という日本独自のスポーツは
やはり「チームに迷惑をかけたくない」という心理が働くのか。
その痛々しい姿は選手生命の危機を感じさせるほどで
傍らで必死で声援を送る審判に「お前はバカか!」と怒鳴りたくなった。
まあ、いろいろ指示の行き違いもあったようだが
なぜそこまでして走ろうとしたのか
ぜひ聞いてみたい。

全く意外な人選だった。
河瀨直美監督が東京オリンピックの映画を撮ると言う。
前回の東京オリンピックでは
巨匠・市川崑監督がメガホンをとった大作である。
あの頃とは時代も環境も全く違うのに
まさか名誉欲にかられた訳でもなかろうに思わず首をひねった。
河瀨監督と言えば「萌の朱雀」や「殯の森」など
奈良の大自然を舞台に人間の心の絆を描いた骨太な作品が多い。
先日観た樹木希林の「あん」も
国家犯罪ともいえるハンセン病の陰を描いて秀逸だった。
そんな作風の河瀨監督が
自然破壊、環境破壊の最たるオリンピックを撮るとは
よほどのギャラを積まれたの
かと勘繰りたくなる。
いったいどういう腹づもりなのか聞いてみたいものである。

という訳で・・・
新聞記事を見ていてもついつい突っ込みたくな
る。
こういう年寄りは嫌われるんだろうなあ。

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見たくない (雫石鉄也)
2018-10-25 09:04:11
あの河瀬直美さんが、あの森老害のおっさんと握手してる図なんて見たくありませんね。
返信する
見たくないです。 (まろ)
2018-10-26 02:14:18
雫石鉄也様
うーん、オリンピックというとやはりこの老害爺さんが出て来るんてすなあ.。
ホント、見たくないです。
返信する

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