バードサンクチュアリ（野鳥園）の森で
合歓の木の花を見つけました。
ネムノキと読みます。
初夏の頃に一斉に咲くマメ科の花で
ご覧のように薄紅色の見るからにやさしい花です。
やさしい花という呼び名がピッタリです。
三重県の志摩半島の海沿いに「合歓の郷」というリゾートがあって
そのゴルフ場のフェアウェイには合歓の木か茂り
夏にはこの花が満開となります。
毎年アォークジャンボリーのイベントが開かれるのが恒例で
吉田拓郎を初めて見たのも合歓の郷でした。
そのせいで拓郎の歌を聴くと条件反射でこの花を思い出すという
まことに個人的な記憶で恐縮です。
ああ、あの時も夏だったなあ、青春真っ盛りだったなあと
ついつい遠い目になってしまいます。
やさしい気持ちになる花です。
久しぶりの石神井公園。
池のほとりで七夕飾りを見つけました。
そうか、もう七夕か・・初めて気がつきました。
七夕気分もすっかり忘れていただけに
妙に嬉しくなって来ました。
♪ ささのは サラサラ のきばに揺れる
お星さまキラキラ きんぎん 砂子～
七夕飾りを見るなんて何年ぶでしょうか。
ここ数年はコロナのせいでずっと自粛だっただけに
やはり感慨ひとしおですねえ。
それにしても豪華でかなり本格的な七夕飾りです。
近くの幼稚園か保育園かは分かりませんが
子供たちの歓声も聞こえて来そうです。
短冊に可愛らしい文字が並びます。
やきゅうがうまくなりますように
おやのきゅうりょうがあがりますように
これには思わず笑いました。
（びんぼうではありません）の但し書きは
母親からの指示でしょうか。
２５年以上も給料が上がらない日本のデフレの現実が
短冊にも透けて見えますねえ。(笑)
