まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

夜のスクランブル

2019年11月14日 | 日記

競馬場の雑踏は大好きだが
ビル街の人混みは息が詰まるようで大嫌いである。
会議と打ち合わせが長引いて帰宅ラッシュにぶつかってしまった。
次から次へと人が湧き出てきて
混雑を突き抜けていこうとするがつい臆してしまう。

名にし負う渋谷のスクランブル交差点である。
5時を少し回ったばかりなのにもう真っ暗である。
秋の陽はつるべ落とし・・・
なんて呟きながら向こう側に渡りたいのだが
なかなかきっかけが掴めず交差点の真ん中で立ち往生してしまう。
こんなことで東京で生きていけるのかとオジサンは情けない。
それにしてもどうしてこんなに人が多いのか・・・
今年のハロウィーンは警備が厳しく大した騒ぎはなかったようだが
ちょっと目を離したらこのありさまである。
呆然と人混みを眺めながら
つくづく「渋谷はガキ(子供)の街だなあ」と痛感する。

再開発で次々と新しいビルが出現する渋谷。
見上げれば「ヒカリエ」の隣にまた新しい高層ビルができている。
なんだ、なんだ、聞いてねえぞ!
まあ、別にビルには興味がないからいいけれど。
ちょっと一杯でもと思ったのだが
どうにも息苦しく、どうにも居心地が悪く
滞在時間5分で逃げるように電車に飛び乗ってしまったのである。
山手線の窓から見るスクランブル交差点は
また一段と人混みが増えてまるで「不夜城」のようであった。
一枚目の写真に指が映り込んでしまったのは
心の動揺の表れだろうか。(笑)