新橋にて、スープカリィ厨房「ガネー舎」のとりカリィ、900円。
スープカレー発祥の店として有名な、札幌「アジャンタ」の流れを汲む、都内では初めてのスープカレーのお店だそうだ。訪れたのが、ちょうどお昼時とぶつかってしまったためか、ややこじんまりとした店内は満員で、行列もできていた。
やや赤味がかったスープは、予想に反してそれほど辛さはなく、カレーの風味の中に旨味が凝縮されているようなコクがある。30種類のスパイスと15種類の漢方薬を使っているそうだが、スパイス感がありつつも上品にまとまっており、さほどクセを感じない。
具はチキンレッグ、人参、ピーマン。シンプルだが、どれもドカンと豪快な大きさで、それぞれの甘味がよく引き出されている。
すでに東京でもスープカレー店は乱立気味な中で、ちょっと地味な感もあるかもしれないが、正統派の高レベルなスープカレーとして、万人にオススメできる一杯だ。
スープカリィ厨房「ガネー舎(ガネーシャ)」(新橋、汐留、御成門)
東京都港区新橋5-12-2 鴻盟社ビルB1
03-3433-0309
月~金:11:30~14:30、17:30~20:45
土曜日:11:30~14:30
定休日:日祝日
http://www.shinbashi-mall.jp/shop/ganesha/
★★★