京都御所からほど近く、河原町通り沿いにあるスープカレーの店「MAMARO」にて、ミックス、1000円。トッピングメニュー豊富で、辛さも3段階で選択可能。
カフェスタイルのお店は、オレンジを基調とした色彩の、とってもアーバンでポップなデザイン。あいにくの雨と中途半端な時間のため、店内は空いていたが、晴れた日には、女性客等で混雑しそう。
注文と一緒に支払いを済ませ、しばらくするとカレーが登場。
スープは、スパイス感と旨味がほどよくまとまっている。若干カレーの風味が濃い目でコクがあるが、同時にあっさり系のテイストも感じる。
そこにニンジン、茄子、ピーマン、かぼちゃ、じゃがいも、ほぐし身のチキン、そしてまるでチャーシューのような、トロトロの豚角煮が入っている。この角煮、口の中へ放り込むと、まさにとろけるような柔らかさで、肉の旨味が一気に広がる。カレーとの相性も抜群で絶品。
野菜の大きさはスープカレーならではだが、チキンと角煮がたっぷり入っていて、けっこうボリュームがある。
辛さは、今回辛口にして、個人的には少々物足りなかったかな? 辛さに自信がある人は、激辛を試してみてはいかが?
また、このお店には、スープカレーヌードルという珍しいメニューもある。スープに、やや細めのラーメンと、先ほどの角煮が投じられている。
なるほど、この「コクがあるけどあっさり系テイスト」のスープ、醤油ラーメンに通じるものがあるのかも。チャーシューっぽい角煮も、そんなコンセプトからなのかしら?
麺自体の主張は弱めで、スープカレーが主役となっているが、個人的には、旭川ラーメンのようなコシの強い麺でも味わってみたいかも。しかしながら、スープカレーの新しいアプローチとしては、成功していると言えるだろう。ぜひ一度お試しあれ。
「MAMARO」京都店
京都府京都市上京区河原町通丸太町町上ル075-212-4173
11:30~24:00(ラストオーダー 23:30)
不定休
http://mamaro-soupcurry.com/★★★