Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

音楽療法士のスカートの長さ

2006-12-16 23:30:32 | 音楽療法
一昨日のこと。
車椅子のJさんが「オーイ」と向こうで手を振っている。「なぁに?」と近づくと「オマエ、きれいな足してるな」と一言。失語症のJさんは誰に対しても「オマエ」と親しみをこめて話しかける、その人懐こい笑顔が人気者。リハビリ訓練中のPT(理学療法士)が「Jさん、どこ見てるのよ!」、すかさずJさん、笑いながら「アイツ(私のこと)の足だよ」
私はひざ丈のタイトスカートに半袖Tシャツ、だいたい1年中このパターンが多い。「車椅子だと目線は足なの?」とPTたちが集まってくる。「いや、アイツ(また私)はいつもはお尻、でも今日は足が目立ってた」と。何と答えていいのか・・・。「男性にほめられて嬉しいワ」とかわしながらその場を離れる。

そして今日。
午後から系列のクリニックで<音楽療法クリスマスコンサート>があるので、ちょっとお洒落していた。今日のスカートは、くるぶしまでの長めのレースのフレアスカート。なにやらむずかしそうな新書を読んでいたTさんに呼びとめられた。「先生、今日はすてきだね。女らしいよ」。Tさんからの思いがけない発言に、周りのスタッフがびっくり。私は素直に「ありがとう。今日はいつもよりお洒落してきたから、ほめてもらって嬉しい~」。
今日も通所日で同じテーブルにいたJさん、「でもオマエは足みせた方がかっこいいぜ」。それからそのテーブルにいた男性4人が、私のスカートの長さを話題にする。結論「スカートは長くても短くても、女らしい格好がオレらには一番。70になっても80になっても見かけだけでもいい女がいるといいねエ」。「見かけだけって、なに?」と思いながら、楽しい会話のひとときだった。

毎日のファッションは、女性はもちろん最近は男性たちから厳しいチェックが入る。来週は毎日クリスマス、衣装も赤&白&緑&黒でいつもと違う雰囲気をだそうと、密かに計画中。皆さん、お楽しみに!


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