フィンランドの絵本作家ユリア・ヴォリといえば、あの『ぶた』シリーズ。
ちょっと哲学的でインテリで心優しい「ぶた」が主人公。おしゃれな「ぶた」は日々悩んだり、なげいたり、友人と語り合ったり、考えたり・・・。ヨガやセラピーも取り入れ、何にでも一生懸命な姿が愛らしいフィンランドの「ぶた」の日常が心をくすぐる絵本。
1作目『ぶた』と2作目『ぶた ふたたび』 は、フィンランド在住の友人・森下圭子さんが翻訳。主人公のユーモアはフィンランドに精通している訳者ならではの力作。この2冊ですっかり『ぶた』にはまってしまった人が周りに多い。
その後、訳者はかわったが、続々と出版されている。
どの絵本も、日々の生活をちょっと不思議に描いた色鮮やかな絵本で、1冊読んだら続きを買いに走る面白さがある。
この原画展が開催されている。島田ゆかさんという日本の絵本作家との共催で、島田さんは「バムとケロ」シリーズが有名らしい。
島田ゆか&ユリア・ヴォリ絵本原画展 5月9日(月)まで、銀座松屋デパートにて開催中。
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