Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

千の風になって

2007-03-02 20:33:36 | 音楽療法
今週の音楽療法は<千の風になってウィーク>だった。先週、デイケアスタッフから《千の風になって》を皆で歌いたいとの提案があり、早速楽譜を購入。やさしいメロディなので何度か口ずさむうちに覚えられる。仕上げはカラオケで歌ってみる。

この曲は、随分前から英語の詩を知っていた。平易な英語でわかりやすく気に入っていたが、その後日本語訳がでて詩集を買った。最近はテノール歌手も歌っているが、実はこの曲、私も含めてクラシック系歌手には向かない。楽譜ではだせない音符間のニュアンス、もっとやわらかくもっと曖昧な雰囲気は私たちにはむずかしい。楽譜どおりに歌うことが得意な私たちはごまかせない。「なんてヘタなの」と我が歌を反省しているが、テレビで見た某テノールも同様だった。

「歌詞がいいわね」「曲がきれい」と高齢者に人気の曲。「CDもってる、それも何枚も」という80代のAさん、「覚えたかったのよ」とBさん。「さっきはリハビリで参加できなかったからもう一度お願い」とCさん。今週は毎日歌い、BGMで弾いている。

今日も皆で、声をそろえて「千の風になって、あの大きな空をふきわたっています」と大合唱!