goo blog サービス終了のお知らせ 

Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

モーツァルト-パパゲーナは猫の名前?

2006-01-28 21:13:40 | 音楽
昨夏まで20年間一緒に暮らした猫の名前はパパゲーナ。モーツァルトのオペラ『魔笛』にでてくるかわいい女の子(前半は老婆、実は魔法にかけられていた)の名前である。
生まれたときから犬と暮らしていた犬人間の私に「猫」は存在していなかったが、その頃住んでいた家の前の公園に捨てられていた猫、その愛らしさに思わず抱きしめてしまった。それから我が家の家族となった猫の名前はパパゲーナ。
楽しい20年だった。1年後に生まれた息子は明らかに「弟」、「猫獣ニャラゴン」と呼んでお猫様に遊んでいただいた。常に女王様のパパゲーナ! 人間と同じ生活パターンで、キャットフードには見向きもせず、毎日パパゲーナの好物が食卓にのるほどだった。そして名前のとおりいつの間にか音楽好きに・・・歌っている私の隣で同じように<ニャァ~>といい声をだしている。



昨夏の梅雨明けの日、パパゲーナは逝った。3週間介護の日々、ペット用オムツにスポイトで離乳食と流動食、家族皆が走って帰り、ただいまより「ニャンちゃんは?」。最期は家族の見守る中、静かに<ニャン>とないて逝った。

今年はモーツァルト・イヤー、パパゲーナが登場する『魔笛』は私が大好きなオペラである。



モーツァルト生誕250年

2006-01-27 21:10:56 | 音楽
今日はモーツァルトのお誕生日、250年前(1756年)の1月27日オーストリアに生まれた。
モーツァルトは大好きな作曲家の一人。声楽を本格的に勉強し始めた高校生の頃、恩師が最初にくれたオペラのアリアが「フィガロの結婚」からだった。モーツァルトは音が少なくきれいな曲が多いが、演奏すると実はそれが一番むずかしい。少ない音でどのように表現するか、音楽性の勝負どころでもある。入試では「フィガロの結婚」、卒試では「魔笛」から歌った。おそらく私が今までに歌った作曲家では、合唱曲まで含めてモーツァルトがダントツに多いかと思う。

カンテレでもモーツァルトに挑戦! レッスン合間のお茶をすてきな楽譜ナプキンでいただいたが、それが「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」だった。ナプキンの譜面をそのまま皆で遊び弾き、弾けないところは口三味線で補って大いに盛り上がった。今、カンテレオーケストラで弾くために、モーツァルトを編曲している。ワクワクする作業である。