昨夏まで20年間一緒に暮らした猫の名前はパパゲーナ。モーツァルトのオペラ『魔笛』にでてくるかわいい女の子(前半は老婆、実は魔法にかけられていた)の名前である。
生まれたときから犬と暮らしていた犬人間の私に「猫」は存在していなかったが、その頃住んでいた家の前の公園に捨てられていた猫、その愛らしさに思わず抱きしめてしまった。それから我が家の家族となった猫の名前はパパゲーナ。
楽しい20年だった。1年後に生まれた息子は明らかに「弟」、「猫獣ニャラゴン」と呼んでお猫様に遊んでいただいた。常に女王様のパパゲーナ! 人間と同じ生活パターンで、キャットフードには見向きもせず、毎日パパゲーナの好物が食卓にのるほどだった。そして名前のとおりいつの間にか音楽好きに・・・歌っている私の隣で同じように<ニャァ~>といい声をだしている。
昨夏の梅雨明けの日、パパゲーナは逝った。3週間介護の日々、ペット用オムツにスポイトで離乳食と流動食、家族皆が走って帰り、ただいまより「ニャンちゃんは?」。最期は家族の見守る中、静かに<ニャン>とないて逝った。
今年はモーツァルト・イヤー、パパゲーナが登場する『魔笛』は私が大好きなオペラである。
生まれたときから犬と暮らしていた犬人間の私に「猫」は存在していなかったが、その頃住んでいた家の前の公園に捨てられていた猫、その愛らしさに思わず抱きしめてしまった。それから我が家の家族となった猫の名前はパパゲーナ。
楽しい20年だった。1年後に生まれた息子は明らかに「弟」、「猫獣ニャラゴン」と呼んでお猫様に遊んでいただいた。常に女王様のパパゲーナ! 人間と同じ生活パターンで、キャットフードには見向きもせず、毎日パパゲーナの好物が食卓にのるほどだった。そして名前のとおりいつの間にか音楽好きに・・・歌っている私の隣で同じように<ニャァ~>といい声をだしている。
昨夏の梅雨明けの日、パパゲーナは逝った。3週間介護の日々、ペット用オムツにスポイトで離乳食と流動食、家族皆が走って帰り、ただいまより「ニャンちゃんは?」。最期は家族の見守る中、静かに<ニャン>とないて逝った。
今年はモーツァルト・イヤー、パパゲーナが登場する『魔笛』は私が大好きなオペラである。
もう、ビックリでした。
でも、私にはドイツ語よりもフィンランド語の方がなじみがあったので聞きやすかったですよ。