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Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

港北第九コンサート

2007-02-07 21:32:37 | 音楽
いよいよ本番が近づいてきた <港北第九コンサート>
1回限りのコンサートのために結成された<港北第九合唱団>。仕事の関係で立ち上げに協力したら、いつの間にか団長とコンサートの事務局長の大役にはまり、もうすぐ本番を迎える。

区(横浜市港北区)の呼びかけで参加した方の半分は<第九>はじめて、「小学校の音楽以来の合唱」「一度は歌ってみたかった第九」「みなとみらいホールで歌えるなんて」「引っ越してきたばかりなので音楽友達を作りたかった」・・・様々なきっかけ。それ以外の半分は「第九大好き」「コーラス大好き」で、「第九は28回目」という兵(つわもの)もいる。

9月から月4回程度の練習を重ねてきた。団員220人の気持ちがひとつになって本番を迎える。私が最初に<第九>を歌ったのは中学2年生のとき、ドイツ語にカナをふり覚えた記憶がある。それ以来音大の授業で、コーラスのエキストラの仕事で、と何回歌ったことか。第九のソプラノはほとんどスポーツ感覚、若い頃は何でもなかったが、最近はさすがに人の出す声とは思えない叫び声に近い音域。耳が聞こえなくなったベートーヴェンは何を考えていたのか、知りたい。

歌う側も、聴いてくださるお客様も満足できるようないい演奏会を願って、今回は裏方に徹する。本番当日は、スーツにピンヒールで舞台裏を走っているに違いない!

港北第九コンサートは、2月11日(日)14時~、あと4日で本番。歌わなくても体調は万全に整えて臨みたいと思う。

武満徹を聴く

2007-01-30 22:34:37 | 音楽
『風穴をあける』(谷川俊太郎)を読んでいたら、後半は武満徹のことが書いてあった。ちょうどCDを聴いていたので、このタイミングにびっくり。

<ノヴェンバー・ステップス><鳥は星形の庭におりる>を聴いたのはもうずいぶん前、演奏会場に作曲家ご本人の姿があったころ。音大でいわゆる正統派クラシックを学んだ身には、この音楽が強烈だった。「近代フランス音楽と古い日本の音感がまざったような、複雑そうでシンプル、でも難解」がそのときの第一印象。この音作りはどこにあるのかと興味があり、演奏会にでかけたり本を読んだ。でもやっぱりバッハやモーツアルト、オペラにどっぷり漬かって演奏している私には、もうひとつわからない世界だった。そしてそのまま・・・

お正月休みにCD整理をしていたら武満がでてきた。一生懸命聴いていた頃はLPだったからこれはいつ買ったのか、でも開封してあるから聴いたはずと思いながらかけてみる。楽曲分析も和声進行もすっかり昔のできごとになった今、「なんていいの!」 スーッと入ってくる心地よさ、美しい。ドビューッシーやメシアンを感じるけれどそれだけではない、やはり日本の音感。繊細、自由自在、官能的、光と影、宇宙的・・・色々な形容詞が浮かぶ。私の中から「難解」という印象はなくなっていた。

本を読みながらの帰り道、谷川俊太郎が愛聴版というCD<波の盆>を購入。翌日は<ピアノ作品集>を聴く、演奏はフランスの香りがする藤井一興。透き通る繊細な音で始まる、うっとり。

このCDが終わったとたんに隣の部屋から、ベートーヴェンの交響曲が聴こえてきた。違いすぎる! 縦に聴こえる古典派、それも好き。でも武満の横へ横へと静かに織りなす音楽は新しい発見だった。

ひなまつりコンサート

2007-01-22 22:27:00 | 音楽
美味しいコンサートを開催する。チェリストでフランスシェフ資格をもつ大前知誇さんがお届けする <ひなまつりアフタヌーンコンサート>

大前知誇(おおまえちか)さんは、桐朋学園大学を卒業後、アメリカ、ドイツ、フランスで研鑽。パリでは音楽を学ぶ傍ら、憧れの名門ホテル・リッツの料理学校でフランス料理、製菓、パンのすべてでディプロマを取得したシェフでもある。知誇さんのピアノの上には、りりしいシェフ姿の写真が飾ってある。帰国後は演奏活動はもちろんだが、「音と食のハーモニー」にも意欲的な活動を展開している。



コンサートではチェロ演奏のほかに、パリで勉強したバイオリニスト・中川美樹さんとのデュオや、春の歌では私もお手伝いする。何より楽しみなのは、知誇さんお手製の数種類のデザートと紅茶のサービス。今年のひなまつりは、音楽とお菓子の「ちょっとリッチな美味しいコンサート」はいかが?

ひなまつりアフタヌーンコンサート
パリ・リッツホテル メインキッチンにて研鑽を積んだチェリスト・大前知誇がお届けするティー&デザートコンサート

3月3日(土)15時開演 於・東振化学サロン(東京駅八重洲口)
出演:中川美樹(ヴァイオリン) 桑島実穂(ヴォーカル)
入場料:3500円 ペアチケット6500円
ベートーヴェン ヴァイオリンとチェロのデュオ
ヘンデル パッサカリア
バッハ G線上のアリア
春の歌メドレー など
お問い合わせ:オフィスフーガ music-fuga@n07.itscom.net



移動の友はCDウォークマン

2007-01-10 23:08:02 | 音楽
新しいCDウォークマンを購入。愛用していたものが突然プツン、それっきり音が出なくなり、修理に出したら「寿命です」とそっけない返答。新しいものを買いに行ったら、「もうCDウォークマンははやりませんよ。これしかありません」と冷たく案内されたのが、わずかに5種類。でも私にはとても便利だから、やっぱり購入。

移動の多い仕事なので、重宝している。BGMではなくじっくり音楽を聴ける時でもある。この数日はピアノ協奏曲。昨日はチャイコフスキーのあの有名な<♪チャチャチャチャ~ン>の1番、アシュケナージがまだピアニストだった若い頃の録音、情熱と勢いが伝わってくる。今日はベートーヴェンの5番<皇帝>。

聴きたいCDがピアノの上に山積み。
明日の音楽は何にしようかしら、今日借りたキース・ジャレットのバッハ:「ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ」も魅力的



和子さんにいただいたポーチを愛用、音符が弾んでいる。

バッハいろいろ・・・

2006-12-26 21:39:03 | 音楽
12月になるとバッハを聴くことが多い。

まず ♪<マニフィカート> 初めて聴いたのは大学1年のとき。声楽科の学生だった私は静かな美しい音楽に感動したことを、今でも忘れない。アドベントを迎えると真っ先に聴くバッハ。それから ♪<クリスマスのオルガン曲> <クリスマスオラトリオ>  これは毎年同じ。今年はクリスマスコンサートで ♪<カンタータ> を歌うことになり、勉強のために聴く。ここまでが12月前半のこと。

そして12月も後半に入る日、キース・ジャレットの ♪<平均律クラヴィーア曲集> をいただいた。この平均律の演奏が面白くてすっかりはまってしまった。JAZZ風バッハ、でも歌っているというかとても声楽的なバッハ、もう感動の連続だった。平均律は4声や♯♭もたくさんつくので、むずかしいし、声楽科の私は全曲弾いていない。でもこの流れるような流暢なバッハは口ずさめるし、むずかしいイメージとはほど遠い。

「平均律ってこんな曲集だっけ?」と思い、シフのピアノとコープマンのチェンバロをもっているので、ひっぱりだして聴いてみる。「そうそう、やっぱりバッハはこんな感じ・・・」 でもあらためてきいてみるとコープマンの方が好きで、私のバッハにピタリと合う。息使いまで同じ感性のバッハ、歌える。それからもっとシンプルなバッハを聴きたくなって、インヴェンション(2声)とシンフォニア(3声)を聴く。私の得意技はインヴェンションの弾き歌い、いわゆる右手を歌い左手を弾く、その逆ももちろんできる。それを全曲やってみたら、なんとキース・ジャレットのバッハにつながった。面白すぎ!

今年は ♪<ゴールドベルグ> を聴こうと思っていたが、それは年末年始までおあずけ。新たに今日は ♪<無伴奏チェロ> を買った。

面白いほどバッハにはまっている12月。
でもよ~く考えたら、私の原点はバッハ。音楽の道を決めたのは偉大なるバッハ様だった。

最悪だけは避けたい気分

2006-12-17 20:13:37 | 音楽
今日はクリスマスコンサートの練習。私は声楽デュエットで参加、伴奏は選りすぐりと言われたアマチュアオケから12人の弦楽アンサンブル。もしかしたら私はかなりの妥協をしないと音楽としてまとまらないかも・・・と半分不安を感じながら練習開始。

最初の一音を聴いて、「あァ、やっぱり」 私のテンションは下がる、それも急降下。音の洪水で音楽がない! 初めての練習でもピッチがあって、音は最低限そろってほしい。そんな思いで5分聴いていたら胃が痛くなってきた。あー、どうしよう。歌えない、のれない、共感できない。一生懸命さはわかるけど、音楽を奏でることで人を不快にさせてはいけない。それはアマチュアとかプロの問題ではない。もっとお互い聴きあって・・・。もっとシンプルに余計なものは削ぎ落として、主張しないで・・・。もっともっと音楽を感じて・・・。でもチェロとコントラバスにはいい音楽性を感じたので、特にバッハでは低音に「こういう音でこういう音楽で・・・」とお願いしたら、次の瞬間はピーンと反応。それがせめてもの救い。

帰り道、テンション戻すために聴いていたのは、ジャズ・バッハ。

不協和音は面白い!

2006-12-10 12:31:21 | 音楽
ジャズピアニスト、セロニアス・モンク を聴いた。音はずしとか独特の不協和音弾きと聞いていたので、どんな音楽性なのかとても興味があった。

ところが・・・、
聴いていて心地よい。不協和音やぶつかる音は、次の瞬間きれいに解決されているではないか。不協和音は、きれいなハーモニー(和音)しかイメージしていないと実に不愉快で不可解な音の組み合わせだが、次にくる音の構成では効果満点。不安定な音があってこそ生きるすばらしい音がある。際立った個性の持ち主で独創的で斬新な音楽を醸し出すモンクの、このインスピレーションはどこからくるのか知りたい。とても丁寧に音楽を作る(イメージする)印象を受けた。そしてかなりの音楽性を感じる。

2度や5度音程は、私たち声楽アンサンブル曲でもよくあるパターン、ぶつかる音は病みつきになってやめられない魅力がある。体験しないとわからない面白さ、聴く人には不可解だが、実際自分で音を出して演奏するとこれがいい感じ。特にぶつける立場にいると快感! そう、だからこのモンクのセンスは楽しんで聴けた。

最初に聴いたのはダビングしてもらったもの。もうちょっと聴いてみようかなとくすぐられて、思わず1枚買ってしまった。結構はまってます、この不協和音の面白さに。


パレストリーナで元気回復

2006-12-05 21:01:25 | 音楽
今日は声楽アンサンブルの初回練習日、1年前から準備していたメンバーでアンサンブルを立ち上げた。曲目は全曲パレストリーナでアカペラものばかり。

私は2年前まで母校の声楽アンサンブルで歌っていたが、音楽療法の仕事が超多忙になり涙ながらに退団。その後コーラスの仕事でご一緒した声楽出身の方とすっかり意気投合し親しくお付き合いするうちに、<古い時代の声楽アンサンブル>の話が決まった。私が大好きで得意とする分野のひとつ=バッハ以前。声楽家だけで歌うアンサンブルはレベルが高く、心地よい。初見奏はもちろんOK、3回歌えば音楽性もある。満足!

今日は仕事場(介護老人保健施設の音楽療法室)での練習。夕方仕事の締めくくりの時間帯、介護職&看護職やリハビリ専門職からは「先生方の声に癒された~」との反応。でも一番癒されたのは歌っていた私かも・・・。朝からおよそ声楽家とは言いがたい歌ばかり歌っていた私がパレストリーナで元に戻る。ソプラノの私がソプラノに戻る、5線からとびだした高い音が気持ちよくピアニッシモで出せる。

今日はパレストリーナで元気を回復して帰宅の途に着く。

自分を100パーセント表現できること

2006-11-27 21:37:42 | 音楽
タイトルはしばらく前に新聞のインタビューで作家・石田衣良氏の発言。石田氏は「自分を100パーセント表現できることは、小説を書くことでやっと見つけた」と言っていた。

その点、音楽家の私は非常にわかりやすい。音楽は自分を表現しなければ成立しないし、時に100パーセント以上のものを求められる。日常でも100パーセントの私の毎日、仕事も趣味もプライベートも100だから、おそらくその10倍は表現していることになる。ストレスも悩みもなく、ただただ楽しく幸せな時間は、100パーセント以上を表現できるありがたい環境にあることを感謝したい。

クリスマスの微笑み

2006-11-20 23:14:16 | 音楽
今週木曜日23日(休日)はコンサートに出演する。 <クリスマスの微笑み> は半年前からあたためてきた企画で、ジェルソミーノ(ショートストーリー&朗読の女優・優木かおる+カンテレ&歌・桑島実穂のユニット)にギター・坂野直人さんが加わる。

北欧の童話を基にしたショートストーリー、カンテレによるフィンランドのクリスマス曲演奏、カンテレとギターによるクリスマス曲のデュエット、そしてそれぞれに構成した音楽と朗読によるクリスマス物語、ギターソロ、最後はギター伴奏による皆さんと歌うクリスマスキャロル・・・など盛りだくさんで楽しいコンサート。演奏終了後はワイン、紅茶、手作りケーキで歓談のひととき。

一足早いクリスマス。 <私のクリスマス> の構成は祈りと讃美歌で静かにクリスマスを待ち、喜びをもってクリスマスを迎える内容。詩を読み込んで音楽をつける、それは楽しい作業だった。あとのお二人のクリスマスは・・・、お楽しみに。

帰り道、大切な人に小さなプレゼントを買いたくなるような、そんなほんわかコンサートにしたいと出演者一同は願っている。



昨年クリスマスにフィンランドで

第九の練習

2006-11-19 22:09:49 | 音楽
今日は <港北第九合唱団> の練習日、コーラス代表の私はオケ(港北区民交響楽団)のチェリストと一緒に受付当番。練習を始めて2か月が過ぎたが、だんだん上手になってきたみたい。

本番は「 港北区民交響楽団 20周年記念演奏会」として来年2月11日・みなとみらいホールにて開催。コーラスは区民を中心に100名の皆さんが集まっている。今日は大雨のため参加者も少なかったが、熱心な男声の方々と私、ピアニスト・小倉一美さんは指揮者・斎藤育夫先生のお誘いで何となく飲み会に流れる。そこでは発声から始まり、歌い方や発音など練習を離れても熱心な話題が続く。そして早速、「第九の次は?」と盛り上がる。この合唱団は1回限りなので、「その後は有志で新しい合唱団を立ち上げよう、曲は・・・」とどんどん盛り上がる。「団長、よろしく」と言われ、ドキッ! 合唱好きのソプラノの私、是非次は歌いたいなぁ・・・。

第九合唱団はまだまだ募集中。「年末に第九を歌いまた2月にもお手伝いできる」という方は、是非 横浜市港北区役所・地域振興課 までご連絡を!

雑談からコンサートへ

2006-11-15 21:07:36 | 音楽
とても盛り上がってしまった! 

話はひとつの曲から。
オペラ好きのヴィオラ奏者と声楽の私の会話。
ヴィオラさん「ヘンデルのあの曲、あれはいいですよ」とうっとり。
「そう? ヘンデルならもっといい曲がたくさんあるけど」(ヘンデルは好きでかなり歌っている)ときっぱり冷たい
ヴィオラさん「アレ、いいなあ。泣ける・・・」とほとんど私の発言を無視して続ける。
「だって私を泣かせてという曲名・・・」とさらに冷たい
ヴィオラさん「今度歌ってもらいたいな。弦で伴奏しますよ」
「弦で伴奏だったらもっといい曲がたくさんあります。例えば・・・」
から始まった話。

そこへ「弦で伴奏なんて贅沢」とデュエットを組むソプラノの友人がからむ。実は私たちはアカペラ声楽アンサンブルを結成すべく準備中で、ちょうどバロックまでの曲をやりたいと楽譜をそろえていたところだった。そんなわけで話は面白いほどふくらみ、コンサートをすることになった。
「明日楽譜ちょうだい」とソプラノさん。

楽しいことは話が早い。また睡眠時間が足りなくて《今夜こそ早く寝る》とかたく決心したはずの私は夜中にゴソゴソ楽譜を捜す。最近まで母校の同じようなアンサンブルで歌っていたので楽譜はまかせて! パレストリーナ、ラッソ、ヴィクトリア・・・ だんだん目と頭と口が冴えてきた。気がつけば真夜中なのに小声で歌っている。

会場も確保、歌の私たちはアンサンブルのメンバーも決まった。ギター弾きの友人も大乗り気でリュートのように伴奏してくれるという。おっとヴィオラさんは仲間を集めに奔走中。楽しい、たのしい、楽しすぎ!

キケロのジャズ・バッハ

2006-11-10 20:00:14 | 音楽
先週購入したCDをやっと聴く。<ジャズ・バッハ オイゲン・キケロ・トリオ> CDショップの安売りワゴンで偶然見つけたもの。

何枚かあったジャズバッハの中で、決め手は オルガン(パイプオルガン) 
バッハといえばオルガン、オルガンといえばバッハ。「楽器の中で何がいちばん好き?」と聞かれれば「それはもう オルガン」の私としては、こんなにバッハチックなCDに出会えたことは本当にラッキー。オルガンが入ることで素晴らしくバッハらしい仕上がりで、正統派バッハを奏でるオルガンと自由にバッハを奏でるほかの楽器のかけあいがいい。

ジャズバッハのCDにはほとんど入っている、有名な教会カンタータ147番「主よ人の望みの喜びよ」、インヴェンション、平均率クラヴィーア曲集プレリュード1番。私にとって大当たりの曲は、バッハの中でこれまたいちばん好きな<マタイ受難曲>からアルトのアリア「ざんげと後悔」。シンプルな美しいアリアで曲名のわりには慰めと癒しを感じる曲であるが、キケロはその雰囲気をよくとらえてどちらかというと明るいアレンジになっている。私は「ヘェ~」と感心しながら何度も聴いた。

今日の夕刊にジャズを取り上げた記事があった。ジャズはいわゆるマニアのものから一般人へと広がっており、ジャズを通して音楽を楽しむ人が増えているそうだ。私もその一人かもしれない。そうだ、オルガンを専攻している姪にこのCDを聴かせよう! 先日も「即興のヒント」に悩んでいたので、この感性豊かなバッハは<目からウロコ>に違いない。



チャリティコンサートのお知らせ

2006-10-22 13:15:32 | 音楽
友人からチャリティコンサートの案内が届く。

<小山実稚恵 ピアノチャリティコンサート>
主催:東京女子医科大学山岳部
    Front Runners Climbing Club : FRCC
日時:10月25日(水)19時開演 4000円
場所:東京女子医科大学 弥生記念講堂
大江戸線:若松河田駅河田口または都営地下鉄新宿線:曙橋駅A2出口より徒歩
曲目:シューマン<アラベスク><謝肉祭> ショパン<華麗なる大ポロネーズ><英雄ポロネーズ>ほか

収益は女性癌患者の登山活動支援資金に寄付される。
以下はパンフレットより
「日本の女性は30人に1人は乳がんになるといわれています。私たちは山岳部の活動のひとつとして女性がん体験者の山岳クラブ(FRCC)をサポートするボランティアに参加しています。デリケートなサポートを必要とする方たちとの登山で多くの事を学んでいます。FRCCは米国乳がん財団の主催する登山に参加しています。乳がんに対する人々の認識を高め体験者に生きる希望を与える為に社会に働きかけていくことを目的としています。日本からの参加者は大きな力を得て帰国しています。
コンサートの収益を米国との共同登山への援助にあてたいと考えています」

是非多くの方に主旨をご理解いただき、コンサート会場に足を運んでいただきたいと思う。
最近の小山実稚恵さんの演奏、ますますあぶらがのっていて素晴らしい!
お問い合わせは オフィス・クロコ

楽譜のソフト

2006-10-16 21:09:48 | 音楽
楽譜作成ソフトをやっと買った。ずっ~とほしくてほしくて・・・だったが、たくさんありすぎて何を買ったらいいのかよくわからず、今日になってしまった。思い切って「エイッ!」と買った感じ。とにかくキーボードにつないで、<弾けばそのまま楽譜になる>のがほしかった。

しつこいくらい店員さんに質問。
「鼻歌入力は単音と明記されているけれどキーボードの音はいくつまでひろえますか?」
 私としてはごく普通の単純な質問のつもりだったが、
店員「ハァ? いくつってどういうことでしょうか?」
「たとえば両手でジャーンと同時に和音で8つ弾いたらどうなりますか?」
店員「鼻歌は単音しかひろえませんから、8つは無理でしょう」(には申し訳ないけど笑ってしまった。だって人の声は2声部なんてでない、もし自分でハモれたらそれはすごいこと!)
店員「3つくらいはいけると思います」
「くらいはでは困るんですが」・・・という調子。

さんざんやりとりした後、結局購入。一緒にいた大学院生の姪が学生証をだしてアカデミック版を購入、ずいぶんお値段が違いびっくりした。姪も学術書を読むのに翻訳ソフトを買う。

帰宅し早速説明書を読んでいる。自動伴奏もある。コード入力で簡単に伴奏付けもできるらしい。多分このソフトは音楽一般向けだと思うが、クラシック時代別のソフトがあったら面白そう。バロック編バッハフーガ風アレンジとかロマン派編シューマン声楽曲風アレンジ、近代編ストラビンスキー風アレンジなんていかが? 

編曲したいものがいくつもあるので、しばらくハマりそうな勢い。
楽しみがふえてうれしい芸術の秋!