GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

蜘蛛と蚊

2014-09-03 21:14:32 | 動物・昆虫

昨年の11月にこの借家に来た時、蜘蛛の巣の多さはまるで限界集落の「廃屋」であるかのようでした。早々に蜘蛛の巣を取り除き始めたものの天井の蜘蛛の巣は竿を使っても上手く取れません。次第に蜘蛛の巣との同居も苦にならなくなってしまい鬱陶しい蚊や昆虫を捕ってくれるのだからまぁ良いか・・・と思うようになりました。

プノンペン生活では蚊対策で扇風機を回して寝てました。此処では気温が低いのでそれでは風邪をひきそうなので専ら蚊帳に頼っています。日が暮れてから寝るまでの間に蚊取り線香を使うことも偶にはありますが、頻度は高くありません。庭の草叢で蚊に刺されることが多い割に家の中の蚊が少ないのは蜘蛛のお蔭かも知れません。

雨水を貯めたバケツを昨日覗いたところ、何やらクネクネ動く小さな生物が一つ見えました。すくい上げてルーペで見るとボウフラでしたボウフラという単語を思い出したのも久しぶりのことです。折角なのでチリ紙の上に乗せてルーペで暫く観察しました。蚊の種類が多い分だけボウフラの形も様々あるようで、ネットに載っていた画像とは多少違うものでした。暫くチリ紙の上で動いていたボウフラは1時間ほどで水分が蒸発してしまうと身体が乾燥してミイラ化してしまいました。

今年は日本でも70年振りにデング熱感染者が発生しているとのニュースは、ベトナムの医療省のサイトでもBBCを引用して掲載されていました。同サイトの記事によるとベトナムでは今年初めから7月中旬までに42/63の省と市で11,963名の感染が確認され南部で8名が死亡したとのことです。蚊に刺されないことに越したことはないわけですが、ベトナムやカンボジアで蚊に刺されずに生活することなどできそうもありません。日本ではデング熱感染が確認されてフマキラー社の株が高騰したそうですが、カンボジアでもフマキラーのベトナム工場製の蚊取り線香が売られています。日本の夏より東南アジアの雨期の方が期間が長いわけですが、蚊取り線香を使っている家庭はカンボジアではあまり多くはない様子。それでも雑貨店には何処でも置いてあるのでトイレットペーパーの需要よりは遥かに多いことは確かです。

きょうは雨が降らなかったので夕方野菜に水を遣りに行ったところ2カ所蚊に刺されました。キュウリとミニトマトは花が咲き、実も生り始めたところです。朝見るとミニトマトの木にも蜘蛛の糸がありました。花が咲いてる時は昆虫に受粉の手助けをお願いしたいので蜘蛛の巣は取ることにしています。

      

キュウリはそろそろ食べられそうな大きさのものもあります。ミニトマトの実はまだ色づいていません。

    



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