GOVAP便り

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アボカドの木とコウラウン(紅羅雲)

2014-04-17 21:37:11 | 動物・昆虫

昨夜の雨も朝には上がり、カンボジア正月明けの今日は爽やかな一日でした。ACLEDA銀行のATMに行くとカブトムシやカミキリムシなどが腹を上にして余命少ない最後の時間を迎えて手足をジタバタさせていました。たぶん、銀行の看板の照明に昨夜集まって来た虫たちなのだろうと思います。雨期が始まり虫が増えたせいかわが家のトッケイは栄養状態が良くなったようす。糞の量も回数も増えてしまい掃除が面倒です。

      

家の周辺で最も多く見る野鳥はRed-whiskered Bulbulで、きょうも隣のアボカドの木の上に来ていました。調べてみたら日本語名はコウラウンと呼ぶそうです。侵略生物データベースとかのサイトにも載っていました。江戸時代から輸入の記録があるそうで驚きですが、人間が勝手に輸入しておいて今になて「侵略生物」などと呼ばれるのも鳥にとっては迷惑な話。ガビチョウほど煩くもないし、ベトナムではペットとして飼われているのを何度か目にしました。「トッキョ・キョカ・キョク」という音ではありませんが、そんな感じのリズムで鳴くこともあり、鳴き声だけでも判別し易い鳥です。

    

侵略生物データベースによると、インドハッカもかつて埼玉でも観察されたとのこと。カンボジアの南部でも多く見た鳥ですが、此処にも度々遣って来ます。牛の周りをウロチョロしたり、屋根の上でけたたましく叫んだりして時にはムクドリのように群れていたりもして、この鳥は「侵略者」のレッテルを貼るに相応しいイメージがあります。

四月も半ばを過ぎ、庭のアボカドもだいぶ大きくなりました。大きいものは長さが10㎝以上になったものもあり、そろそろ食べられるかも。町では路上で売られるアボカドも多くなりました。それでも此処ではまだキロ7,000リエル(1.75ドル)とベトナムより高めです。マンゴーの方が安いのでマンゴーばかり買ってましたが、このところ胃が痛みだしたのでアボカドを久しぶりに買いました。

      

前庭に植えられたアボカドはズングリした形をしています。隣家のアボカドは通常町で売られている形でした。きょうもまた今になって雨音が聞こえて来ました。夜だけ降って、朝に上がってくれれば助かります。



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