GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

国境の街モンカイからランソン

2016-06-07 23:03:07 | 旅行

Van DonからCam Pha方面に引き返し、再び北東方向に進んでモンカイ市に至りました。ランソンほど知名度は高くありませんが、その分何処か魅力的なものがあるのかと期待していたわけですが、期待はずれでした。とりあえず国境ゲートまで行ってはみたものの中国人旅行客に中国語で話しかけられただけ。たぶん、国境近くのベトナム人は中国語を話す人が多いからなのでしょう。この街で一晩泊まる気にはなれず、急遽予定を変更してランソンに向かいました。

中国国境に接する省はクアンニン省を含め5省あり、1991年統計を見ると隣接するランソン省は少数民族比率が84%であるのに対し、このクアンニン省だけが極端に低く11%となっています。75年統一後の中越関係の悪化の際に、それまでの中国籍のままベトナムに居住していた少数民族が出国を余儀なくされたということも影響しているようです。

     

 モンカイからは再び同じ道、国道18号を途中まで引き返し、国道18Cを北上しました。静かな田園風景を見てはバイクを止めていたのでランソンに着く前に日が暮れてしまい、少々焦りつつもどうにか市内に入りました。

     

おやつ代わりにキュウリを食べてた男の子。子供の頃、農家の友達の家の土間で味噌を塗って食べたキュウリを思い出しました。

ランソン市街はモンカイよりも小さめで、ホテル探しも容易でした。疲れていたので少々高めの料金でも仕方ないと思い、40万ドンの部屋に一泊することにし、パスポートも預けたのですが、外に居たガードマンが駐輪場所について延々と説教を始めたので気分を害し、再びレセプションに戻ってパスポートを返して貰いました。で、結局他に宿泊客の居ない20万ドンの安ホテルに泊まることに。