28日から来月2日までの間、Hau Giang省の省都Vi Thanhでコメ・フェスティバルが開催されているのでこの土日に行って来ました。
http://www.saigon-gpdaily.com.vn/Culture_Art/2009/9/74335/
Hau Giang省は5年前にカントー省がカントー市とHau Giang省に分割かれて生まれた新しい省で、手持ちの2003年版のメコンデルタ地図にはまだ記されていません。Vi Thanhまでは、ここロンスエンからはカントー市経由で約120kmほど。またバムコン-ラックザー運河に沿ったまっすぐの国道を走りキエンザン省のラックザーを経由しても殆ど同じ距離です。
カントーの街周辺の道路は詳しくないし迷ってウロウロして交通警官に呼び止められたりしたら面倒なので、今回はラックザー経由のルートで行ってみることにしました。
最近は無免許運転がばれるとバイクを没収されるようになったので、毎日それなりにスリルを味わいながら走ってるわけですが、要は目立たぬように車間距離を取ることに心がけています。
HCM市からメコンデルタの漁港ラックザーに向かう車はVam Congフェリーを渡りこの国道80号を通るようで、HCM市のナンバーを付けたランドクルーザーやトラックなどがバイクを蹴散らすように直線道路を走るので、それはそれで不愉快な思いもさせられます。しかし同時にそうして車がスピードを上げているということはその周辺で交通取締りはしてないということでもあるようです。
ところが、キエンザン省に入り交通量も減りスピードも出せないところに交通警官が二人立っていました。前には女子高校生の自転車が一台走ってました。勿論スピードは40km/h以下で呼び止められるとは思っていなかったところ、警官の一人がおもむろに警防を上げて止まるように示しました。前後を見ると他にバイクはなく、止められたのは間違いなくこの自分。
運転は目立たなくてもバイクが目立ったようです。今月から中国製のKTM150、車輪が大きくシートの高いオフロード用に乗っています。街中でも走ってるだけで他のバイクにジロジロ見られたり、走りながら声を掛けられたりもするほどですから、交通警官の注意を引いてしまったとしても不思議はありません。
幸い近くにバイク没収用の小型トラックは止まってないのを確認して心を落ち着かせました。何しろ目的地Vi Thahまではまだ半分以上あるし、戻るにも50km以上ある地点です。「ハイ、書類を出して・・・」てな意味のことを若い警官に言われ、ゆっくりと手袋を外しヘルメットを脱いで、「What? I can't speak Vietnamese ・・・」ととぼけるより他に術がありませんでした。もっともベトナム語で喋ったところで相手が聞き取ってくれたかどうかは疑問ですが。
すると若い警官はもう一人の警官を振り向き、何も言わず持っていた警棒でそのまま行くように示しました。
http://www.saigon-gpdaily.com.vn/Culture_Art/2009/9/74335/
Hau Giang省は5年前にカントー省がカントー市とHau Giang省に分割かれて生まれた新しい省で、手持ちの2003年版のメコンデルタ地図にはまだ記されていません。Vi Thanhまでは、ここロンスエンからはカントー市経由で約120kmほど。またバムコン-ラックザー運河に沿ったまっすぐの国道を走りキエンザン省のラックザーを経由しても殆ど同じ距離です。
カントーの街周辺の道路は詳しくないし迷ってウロウロして交通警官に呼び止められたりしたら面倒なので、今回はラックザー経由のルートで行ってみることにしました。
最近は無免許運転がばれるとバイクを没収されるようになったので、毎日それなりにスリルを味わいながら走ってるわけですが、要は目立たぬように車間距離を取ることに心がけています。
HCM市からメコンデルタの漁港ラックザーに向かう車はVam Congフェリーを渡りこの国道80号を通るようで、HCM市のナンバーを付けたランドクルーザーやトラックなどがバイクを蹴散らすように直線道路を走るので、それはそれで不愉快な思いもさせられます。しかし同時にそうして車がスピードを上げているということはその周辺で交通取締りはしてないということでもあるようです。
ところが、キエンザン省に入り交通量も減りスピードも出せないところに交通警官が二人立っていました。前には女子高校生の自転車が一台走ってました。勿論スピードは40km/h以下で呼び止められるとは思っていなかったところ、警官の一人がおもむろに警防を上げて止まるように示しました。前後を見ると他にバイクはなく、止められたのは間違いなくこの自分。
運転は目立たなくてもバイクが目立ったようです。今月から中国製のKTM150、車輪が大きくシートの高いオフロード用に乗っています。街中でも走ってるだけで他のバイクにジロジロ見られたり、走りながら声を掛けられたりもするほどですから、交通警官の注意を引いてしまったとしても不思議はありません。
幸い近くにバイク没収用の小型トラックは止まってないのを確認して心を落ち着かせました。何しろ目的地Vi Thahまではまだ半分以上あるし、戻るにも50km以上ある地点です。「ハイ、書類を出して・・・」てな意味のことを若い警官に言われ、ゆっくりと手袋を外しヘルメットを脱いで、「What? I can't speak Vietnamese ・・・」ととぼけるより他に術がありませんでした。もっともベトナム語で喋ったところで相手が聞き取ってくれたかどうかは疑問ですが。
すると若い警官はもう一人の警官を振り向き、何も言わず持っていた警棒でそのまま行くように示しました。