GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

ロンスエンの仮住まい

2009-11-13 22:31:50 | 生活
暫くブログを更新しなかった間に季節は変わり、雨が降ることも少なくなって雨期明けも間近です。サイゴンよりはだいぶ西に位置するため日没時間は多少遅くなりますが、それでも6時にはライトを点けずにバイクは走れません。

10月からアンザン省ロンスエンに引っ越したものの今だ安宿での仮住まい。ロンスエン市は見かけはそれなりの大きな町-と思っていたわけですが、実際暮らしてみると不便なことだらけ。

宿にインターネットの環境がないのは宿泊費の都合で仕方ないとしても、食事する店がやたら少なく、その代わりに至るところカフェだらけ。体調を崩している時など多少とも食欲をそそる料理をと思ったわけですが、日本食は勿論のこと韓国料理、イタリア料理、インド料理といった外国料理店は一切見当たらず、ロッテリアやケンタッキーなどのファースト・フード店もありません。

シンガポールの知人がプノンペンの帰りに水路で立ち寄ってくれた時には町で目立つ高級そうなホテルのレストランを巡ってみました。が、何処もメニューは似たり寄ったりのベトナム料理だけ。

ビクトリア・ホテルがあるカンボジア国境の町チャウドックかカントー市まで行けば多少は違うのでしょうけど、どちらもここから60kmほどの距離です。一食のために往復3時間はちょっとその気になれません。

職場は10kmほど離れたカントー市Thot Notの工業団地。今のところ何も仕事らしいことはしてないので職場と呼ぶには気が引けますが、とりあえず毎日通っています。昼食はその工場で賄いのオバサンが作ってくれます。

予算の関係もあるのでしょうけどコメはパサパサ。肉や魚、野菜にスープが日替わりメニューで栄養価は問題さそうなものの今日の肉は蛙だったし、鼠の肉なども出てきます。
味付けで素材を聞かなければそれになりに食べられるし、この辺では一般的な料理のようです。

自炊のできる生活環境を早く何とかしたい。とは思いつつ、こうしてここに暮らしてみるとサイゴンでの生活は思いの他快適だったと言えなくもありません。