晴れ上がった暑さと雨が降って冷えた時の気温差に身体が上手く付いて行けないようで、昨夜は深夜3時過ぎまで何度もトイレに起きてしまいました。正確にはトイレに起きたというよりは、咳き込んで眠れなかったことの方が主要因だったのかも知れませんが。湿疹の原因の一つが水の摂取不足だったようなので、1日に3Lほどの水を飲むようになりました。その他にアイスコーヒーやらお茶なども気温に関係なく飲むわけですから、汗をかかない日はトイレに行く回数が増えるようです。それに体調を崩し、湿度が高い時には、暑いんだか寒いのだか分からない感覚になります。
そんなわけで、咳を引きずり更に寝不足が重なり、スタッフは3人辞めることになり、送金予定の輸入代金もなし。引越し先も決まらず、意思疎通もままならず、電話番も出来ないアルバイトの新人二人を抱えてこの先どうすれば良いのでしょうか。かつて「岸辺のアルバム」というTVドラマがありましたが、崩れて流されてしまう感覚故か、ふと思い出しました。しかし違うところは「まさか」と思える事態ではなく、毎年洪水で流されるメコンデルタの水路沿いの掘っ立て小屋と同じで十分に予測可能なことでもあるわけです。
ここで落ち込んでたら体調は益々悪化しかねません。憂鬱なる精神が肉体を蝕む前に前向きになれる契機を何処かに求めるべきです。時間帯が合わず、まだ一度もデートをしたことのなかったOさんに電話をして相談してみることにしました。Oさんの仕事は朝8時半から夜11時まで。休みは月2日。午後2時から4時まで2時間の休憩があります。家に帰って昼寝をする時間を割いてもらいました。レストランやカフェを経営する話なら相談にも乗って貰えるのでしょうが、現在のわが窮地の出口を見つけることに繋がりそうもないことは分かっていました。
バイクがないと言うので職場までバイクで駆け付け、「じゃあ、カフェに行こう」としたところ、顔見知りのTに見付かってしまい、更にその他にも3人がゾロゾロと付いて来ました。「ちょっとOさんと話したいことがあるからさー。君たちはそっちのテーブルで飲んでてくれない?」という言葉はまったく無視されTが一人ではしゃいでいます。「今度カラオケに行こうよ。歌知ってる?」「私、イチゴジュース」。
あれこれ足掻いてもろくなことはありません。かと言って何もしなければ何も始まりません。今週、北部から戻ると何時も行っていたカフェの女の子が又もや変っていました。どう見ても16・7才のメコンデルタの高校生という細身の体型です。暇潰しにコーヒーを飲みながらベトナム語の単語を教えて貰っています。「中国語では何て言うの?」「さっきから言ってるでしょ。日本人だって。中国語は知らないの」。「だって私、中国語勉強したいんだもん」と、話はかみ合いませんが、このお嬢さん、鸚鵡返しにした日本語の発音はなかなかのものでした。まだ言葉を発する筋肉が固まっていないためなのか、或いは素質なのか、少々驚きました。
子供はいるのか?と聞かれたので、君より一つ年下の男の子がいる、と答えました。「ハンサム?」「当然。僕の息子だからね」。「女の子は?」と訊かれ、こういう場合綺麗だと答えると気分を害するものなのだろうか、と躊躇しつつ「周りの人には綺麗だと言われてるみたいだけど・・・」と控えめに答えたところ、「私とどっちが綺麗」?と訊かれ、何のことはない、結局知りたいのはそういうことだったようです。朝6時から夜11時まで働いて給料は140万ドン。時給に換算すれば日本円で23円。「ベトナムの法律じゃカフェで20歳未満の子が働いちゃいけないんだぜ」と教えても気にする素振りはありませんでした。有名無実の法律が多過ぎるためでもあるようです。給料を貰ったら服を買って、それから飴とお菓子を買うのだとか。このカフェで一ヶ月以上続いたウェイトレスを見たことがはなく、果たして給料日まで働き続けられるのでしょうか。
そんなわけで、咳を引きずり更に寝不足が重なり、スタッフは3人辞めることになり、送金予定の輸入代金もなし。引越し先も決まらず、意思疎通もままならず、電話番も出来ないアルバイトの新人二人を抱えてこの先どうすれば良いのでしょうか。かつて「岸辺のアルバム」というTVドラマがありましたが、崩れて流されてしまう感覚故か、ふと思い出しました。しかし違うところは「まさか」と思える事態ではなく、毎年洪水で流されるメコンデルタの水路沿いの掘っ立て小屋と同じで十分に予測可能なことでもあるわけです。
ここで落ち込んでたら体調は益々悪化しかねません。憂鬱なる精神が肉体を蝕む前に前向きになれる契機を何処かに求めるべきです。時間帯が合わず、まだ一度もデートをしたことのなかったOさんに電話をして相談してみることにしました。Oさんの仕事は朝8時半から夜11時まで。休みは月2日。午後2時から4時まで2時間の休憩があります。家に帰って昼寝をする時間を割いてもらいました。レストランやカフェを経営する話なら相談にも乗って貰えるのでしょうが、現在のわが窮地の出口を見つけることに繋がりそうもないことは分かっていました。
バイクがないと言うので職場までバイクで駆け付け、「じゃあ、カフェに行こう」としたところ、顔見知りのTに見付かってしまい、更にその他にも3人がゾロゾロと付いて来ました。「ちょっとOさんと話したいことがあるからさー。君たちはそっちのテーブルで飲んでてくれない?」という言葉はまったく無視されTが一人ではしゃいでいます。「今度カラオケに行こうよ。歌知ってる?」「私、イチゴジュース」。
あれこれ足掻いてもろくなことはありません。かと言って何もしなければ何も始まりません。今週、北部から戻ると何時も行っていたカフェの女の子が又もや変っていました。どう見ても16・7才のメコンデルタの高校生という細身の体型です。暇潰しにコーヒーを飲みながらベトナム語の単語を教えて貰っています。「中国語では何て言うの?」「さっきから言ってるでしょ。日本人だって。中国語は知らないの」。「だって私、中国語勉強したいんだもん」と、話はかみ合いませんが、このお嬢さん、鸚鵡返しにした日本語の発音はなかなかのものでした。まだ言葉を発する筋肉が固まっていないためなのか、或いは素質なのか、少々驚きました。
子供はいるのか?と聞かれたので、君より一つ年下の男の子がいる、と答えました。「ハンサム?」「当然。僕の息子だからね」。「女の子は?」と訊かれ、こういう場合綺麗だと答えると気分を害するものなのだろうか、と躊躇しつつ「周りの人には綺麗だと言われてるみたいだけど・・・」と控えめに答えたところ、「私とどっちが綺麗」?と訊かれ、何のことはない、結局知りたいのはそういうことだったようです。朝6時から夜11時まで働いて給料は140万ドン。時給に換算すれば日本円で23円。「ベトナムの法律じゃカフェで20歳未満の子が働いちゃいけないんだぜ」と教えても気にする素振りはありませんでした。有名無実の法律が多過ぎるためでもあるようです。給料を貰ったら服を買って、それから飴とお菓子を買うのだとか。このカフェで一ヶ月以上続いたウェイトレスを見たことがはなく、果たして給料日まで働き続けられるのでしょうか。