今年のサイゴンは寝苦しい暑さの夜がありませんでした。雨期入りが早めだったこともあり、また住宅環境にも因るからなのでしょう。最悪の夜は昨年六月のバクザンの安ホテルの暑さでした。夕方も氷入りのコーラが冷たく感じないほどでしたが、夜になっても気温が下がりません。室内に取り付けられた中国製の小さなエアコンからは確かに冷気が出ているのに夜中に足が攣って目を覚ますと堪らぬ暑さ。天井の大きな扇風機をブンブン回し続けて身体の周りの熱を飛ばし、どうにか眠りました。
その恐怖が残るだけに、今回の北部行きではせめてホテルだけは少々無理をしてでも快適な部屋に泊まるつもりでした。移動のバスの中の熱気もかなりのものがあります。隣に座った人の体温やバスが止まる度に感じる温度を我慢し続けねばなりません。ベトチーの町で昼食に入った大きなレストラン、風通しが良いので暑さを感じませんでしたが、柱に掛けてあった温度計は33℃を示してました。
ベトチーからタイグエン行きのバスはなく、ハノイ行きのバスを拾って空港近くで降り、店先で小休止。土埃を被ったジュースの瓶が並べてあり、ちょっと飲む気にはなれないのでココナツと茹でトウモロコシを注文しました。ココナツジュースは1個8000ドンもしてサイゴンより高め。砂糖か塩を入れて飲むのだとか。
タイグエンに着いたのは7時を回り、すっかり暗くなっていましたが気温はまったく下がっていません。今回もまたDA HUONG ホテルに泊まりましたが、ここでは値切る客が滅多に居ないためか、レセプションではしっかり顔を覚えられていました。DA HUONG は漢字にすれば「夜香」だそうです。どんな花かはまだ見たことがありません。今回はH君と一緒のためベトナム語の勉強にも好都合です。
翌日の昼にタイグエンを発ちバクザンに向かいました。H君は生まれはハノイですが、すっかり南部発音のためここでもバクヤンと発音しています。バスの中でH君にBac GiangのGiangはどんな漢字だったっけ?と訊かれましたが、思い出せません。揚子江(Yángzǐ Jiāng)に思いが至ってやっと面目を保ちました。ベトナムではメコンデルタの前江、後江。フエの香江くらいでしょうか。
タイグエンの長距離バスターミナルの切符販売窓口ではベトナム航空以上の不愉快さ。H君がBac Giang2枚と何度も言っているのに返事をしません。南部発音だから意地悪をされたのかも知れません。「バスがまだ来ないらしい」とH君が言うので時刻表を見るとちゃんと10分後の12時に一便ありました。駐車してるバスを見るとBac Giangと書かれたバスも留まっています。駐車場へ入ろうとすると入り口で「券がないから駄目ー」と追い返され、再び窓口へ。すると今度は「券はいらない」との返事。
バスの中は若い人ばかりでガヤガヤと遠足のノリでした。滅多にこういうことはないので不思議に思いましたが、H君は年寄りばかりのバスより良いじゃない、と楽しそう。訊けば大学入試を終えて帰る受験生達でした。その割には試験問題を話題にしてる様子もありませんでしたが、この日が大学入試の初日でした。
バクザンで仕事を済ませ、翌日はホアビンに向かうので昼飯も抜きのままハノイに向かいました。バクザンからハノイへは約60km。エアコン付き路線バスもあり、料金も1.2万ドンと格安です。途中から激しい雨が降りました。その雨にもかかわらず外気の温度は下がらないようで、バスの扉が開く度に湿った熱風が車内に入って来ます。乗車口は前方、降車が後方の扉ですが、後方扉が開く度に降車客を押しのけて乗車する客が相次ぎます。
ハノイのロンビエン・ターミナルで下車するとまだ雨脚は強いままなのでチューベトブン通りのホテルまでタクシーに乗りました。生憎前回泊まったエメラルドホテルは満室。タイグエンのホテルのケーブルTVではNHKBSが映らなかったので、日本人客の多いこの通りのホテルなら間違いなしのはず。雨は強いままなので次のホテルまで歩く途中で日本食店に入ってしまいました。
何を思ったのか、「きょうのお勧め」の中から鮪中トロを注文してしまいましいた。お勧めと書いてある以上それなりのものであると期待したのが大失敗。確かに色は中トロですが・・・。運ばれた熱いお茶を一口飲んだH君が「えー、ベトナム茶だよこれ」と驚き、ウェートレスに日本茶を注文すると「ありません」との答え。
お通しに出てきた酢の物には僕がびっくり。唐辛子の散りばめられた姿はベトナム料理そのもの。とにかくこちらはかなりの無理をして日本食を食べに来たわけですからがっかりでした。ご飯が足りないので「少しだけ」とお代わりすると、それだけで味噌汁・ご飯が三人前となり4.5ドル。支払い総額21.5ドルは覚悟の上とは言え、雨が降ってなかったら入ることはなかったし、次回は傘を持って来て他の店を探すことにすべきです。
翌朝の新聞にはアジアカップに参加する日本チーム到着の記事が大きく報道されてました。サイゴンならともかく、ハノイのこの暑さの中でサッカーするというのはどうなんでしょう。9日に対戦するカタールは、応援するファンが少ないので、ベトナムで一人5ドルで雇うのだとか。H君にベトナムのスター選手は誰なのかと訊いてみましたが、知らないとのこと。前回のASEAN CUPでの八百長試合で主力選手が逮捕されてしまったようです。
その恐怖が残るだけに、今回の北部行きではせめてホテルだけは少々無理をしてでも快適な部屋に泊まるつもりでした。移動のバスの中の熱気もかなりのものがあります。隣に座った人の体温やバスが止まる度に感じる温度を我慢し続けねばなりません。ベトチーの町で昼食に入った大きなレストラン、風通しが良いので暑さを感じませんでしたが、柱に掛けてあった温度計は33℃を示してました。
ベトチーからタイグエン行きのバスはなく、ハノイ行きのバスを拾って空港近くで降り、店先で小休止。土埃を被ったジュースの瓶が並べてあり、ちょっと飲む気にはなれないのでココナツと茹でトウモロコシを注文しました。ココナツジュースは1個8000ドンもしてサイゴンより高め。砂糖か塩を入れて飲むのだとか。
タイグエンに着いたのは7時を回り、すっかり暗くなっていましたが気温はまったく下がっていません。今回もまたDA HUONG ホテルに泊まりましたが、ここでは値切る客が滅多に居ないためか、レセプションではしっかり顔を覚えられていました。DA HUONG は漢字にすれば「夜香」だそうです。どんな花かはまだ見たことがありません。今回はH君と一緒のためベトナム語の勉強にも好都合です。
翌日の昼にタイグエンを発ちバクザンに向かいました。H君は生まれはハノイですが、すっかり南部発音のためここでもバクヤンと発音しています。バスの中でH君にBac GiangのGiangはどんな漢字だったっけ?と訊かれましたが、思い出せません。揚子江(Yángzǐ Jiāng)に思いが至ってやっと面目を保ちました。ベトナムではメコンデルタの前江、後江。フエの香江くらいでしょうか。
タイグエンの長距離バスターミナルの切符販売窓口ではベトナム航空以上の不愉快さ。H君がBac Giang2枚と何度も言っているのに返事をしません。南部発音だから意地悪をされたのかも知れません。「バスがまだ来ないらしい」とH君が言うので時刻表を見るとちゃんと10分後の12時に一便ありました。駐車してるバスを見るとBac Giangと書かれたバスも留まっています。駐車場へ入ろうとすると入り口で「券がないから駄目ー」と追い返され、再び窓口へ。すると今度は「券はいらない」との返事。
バスの中は若い人ばかりでガヤガヤと遠足のノリでした。滅多にこういうことはないので不思議に思いましたが、H君は年寄りばかりのバスより良いじゃない、と楽しそう。訊けば大学入試を終えて帰る受験生達でした。その割には試験問題を話題にしてる様子もありませんでしたが、この日が大学入試の初日でした。
バクザンで仕事を済ませ、翌日はホアビンに向かうので昼飯も抜きのままハノイに向かいました。バクザンからハノイへは約60km。エアコン付き路線バスもあり、料金も1.2万ドンと格安です。途中から激しい雨が降りました。その雨にもかかわらず外気の温度は下がらないようで、バスの扉が開く度に湿った熱風が車内に入って来ます。乗車口は前方、降車が後方の扉ですが、後方扉が開く度に降車客を押しのけて乗車する客が相次ぎます。
ハノイのロンビエン・ターミナルで下車するとまだ雨脚は強いままなのでチューベトブン通りのホテルまでタクシーに乗りました。生憎前回泊まったエメラルドホテルは満室。タイグエンのホテルのケーブルTVではNHKBSが映らなかったので、日本人客の多いこの通りのホテルなら間違いなしのはず。雨は強いままなので次のホテルまで歩く途中で日本食店に入ってしまいました。
何を思ったのか、「きょうのお勧め」の中から鮪中トロを注文してしまいましいた。お勧めと書いてある以上それなりのものであると期待したのが大失敗。確かに色は中トロですが・・・。運ばれた熱いお茶を一口飲んだH君が「えー、ベトナム茶だよこれ」と驚き、ウェートレスに日本茶を注文すると「ありません」との答え。
お通しに出てきた酢の物には僕がびっくり。唐辛子の散りばめられた姿はベトナム料理そのもの。とにかくこちらはかなりの無理をして日本食を食べに来たわけですからがっかりでした。ご飯が足りないので「少しだけ」とお代わりすると、それだけで味噌汁・ご飯が三人前となり4.5ドル。支払い総額21.5ドルは覚悟の上とは言え、雨が降ってなかったら入ることはなかったし、次回は傘を持って来て他の店を探すことにすべきです。
翌朝の新聞にはアジアカップに参加する日本チーム到着の記事が大きく報道されてました。サイゴンならともかく、ハノイのこの暑さの中でサッカーするというのはどうなんでしょう。9日に対戦するカタールは、応援するファンが少ないので、ベトナムで一人5ドルで雇うのだとか。H君にベトナムのスター選手は誰なのかと訊いてみましたが、知らないとのこと。前回のASEAN CUPでの八百長試合で主力選手が逮捕されてしまったようです。